ダナドコ!ダナドコ!!
いえ、それもう耳にタコ。
ダ | 誰に (Segment, Targeting) |
ナ | 何を (Product) |
ド | どのように (Price, Place, Promotion) |
コ | +期待効果 |
定型パターンで処理できるダナドコ事例は、全員正解のサービス事例に。ところが度が過ぎると、①全員の答えがお揃いで ②80分の処理速度ばかりを競い ③国語読みに夢中になる方が増え ④マーケを真面目に勉強しなくなる。
要はこんなクソ問題のために1年待つのは嫌だから、イワサキクニヒコ委員をそろそろ代えるか、考え方を変えてもらう方が良い。今日は、①なぜ答案がお揃いか、を見ていきます。
【高スコア答案分析(Ⅱ)】ダナドコで答えが決まるサービス問
1⃣ダナドコ事例は、点差がつかない
今回の仮説検証には、以下4つの解答例を使いました。
①KEC解答速報
→「Ⅰ」より質感が下がる分、サークルの良さの引き立て役に。
②きゃっしいの事例解答
→支持者も多い、前年280点ホルダーによる解答例。
③HAKS氏の上級者答案
→事例の酸いも甘いも。解答テクならこう使え。
④当サイトのコピペ解答
→80分制約がなければ、Ⅱは誰でもお揃い答案になる実例。
2⃣コピペ時代の得点仮説(Ⅱ)
H30「Ⅱ」で点差がつくのは、第1問「自社」と第4問だけ。あとは全コピで回答できます。
Aランク~コピペ解答で差がつかない
Bランク~50字×3マスをやめ、150字1マスにしたらこうなった
Eランク~夜の活気はもしやの没問?
今日のまとめ
簡単で差がつかない出題にも、難あり。
つまり「80分で手書き」の制約をなくし、自由にWordで書いたら誰でも答えが瓜二つになる。これがイマの「Ⅱ」が抱える問題点です。だからマーケの知識などそっちのけで、与件文の速読力を競う国語のゲームに。こうなったのは受験側のせいでなく、工夫不足な出題側の責任です。
H27商店街以降のショボい「事例Ⅱ」なら、ダナドコでファイナルアンサー。それを聞き咎めた試験委員が今年はどんな作問を? 少しハラハラしながら、次回「Ⅲ」で最終回です。