「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【過去問RTA 経済③】GDP~IS-LM/AD-AS43マーク / ミクロは理解、マクロは暗記

悪役だけど憎めない。そんなアニメに昔共感したあなたなら、今日のマクロ46マークは結論暗記で良いと納得です。

Q
仕掛けるトラップがヘタクソすぎて、ライバルの誰一人ひっかからない。そこでマクロは理解せず、暗記で済ませてゴールイン?
A

標準400hで500点を目指す「1次」では、ミクロをきちんと当ててマクロは暗記対応で。するとつい理解とムキになると大変な難問をスキップし、手堅く試験をクリアします。

マクロでムキになると大きくタイムロス。そこで以下4つの出題パターンを見極めて、意地悪問題をスキップします。

①中学社会レベルの統計クイズ

このパターンでは、通貨や国内総生産(GDP)など、一般的な統計指標や概念に関する問題が出題されます。これらの問題は中学校の社会科レベルの知識で解答できる内容であり、参加者に対して比較的容易な問題を提供します。

②最低覚えるグラフは反復出題

このパターンでは、45度分析やIS-LM分析など、マクロ経済学の基本的なモデルや理論に焦点を当てた問題が出題されます。これらの問題は解き方を覚えれば正答できるものであり、参加者に対して理論やモデルの理解を深める機会を提供します。

❸つい手を出すと悩む意地悪論点

このパターンでは、参加者が簡単にマクロ経済学を理解できるという誤った自信を持たないようにするために、難関とされる論点に焦点を当てた問題が出題されます。これらの問題は理解に時間がかかる可能性があり、参加者に対してマクロ経済学の複雑さを思い出させる役割を果たします。

④テキスト暗記で当たる知識問題

このパターンでは、難関とされる論点を克服かスルーした受験者に対して、比較的簡単なサービス問題が出題されます。これらの問題はテキスト末尾の内容や暗記によって解けるものであり、受験者が「マクロ経済学」に苦手感を持たない配慮がされています。

【過去問RTA 経済③】GDP~IS-LM/AD-AS46マーク / ミクロは理解、マクロは暗記

企業行動→消費者〃→社会厚生と理解を重ねる「ミクロ」と違い、「マクロ」を理解するには貨幣市場(LM曲線)が難しすぎる。そこでいつものTAC正答率を発動し、取れそうな論点の答からまず暗記開始な。

国民経済計算GDP

マクロ経済を学ぶ狙いは、とにかく隙あらばGDP向上。まず年1マーク出題でその定義を学びます。

定義

景気と物価

財市場(IS)・45度線分析

本来は理屈で解く45度線分析も、診断士試験では「乗数効果」「デフレギャップ解消策」の結論暗記で解く。このとき「貯蓄-投資図」に手を出すと混乱するので、あえて捨てます。

乗数効果

デフレギャップ

消費関数(やや難)

財+貨幣市場(IS-LM分析)

ISは良いとして診断士にLMは難関なので、IS-LM分析を理解で解こうとしない。結論暗記で次に行きます。

労働市場(AD-AS)

診断士ではAD-ASの本格出題は少ないので、ムキにならず後回しで構いません。

国際収支(マンデル=フレミング)

難論点ですが結論を覚えれば当たる。R5に4マークまとめて出題され、当てやすくなりました。

今日のまとめ

Q
ミクロよりマクロが難しいのは、考慮する条件が徐々に増やされ、仮定一つの違いで結果が逆になるため。そこで出題マーク数の少ない難論点で、ムキにならないのが吉?
A

それは「2次」採点も同じで、キーワードの数で加点するかしないかの前提次第で合否の結果が真逆に変わる。そしてミクロは理解するがマクロは結論の暗記で済ませ、ムキにならないことです。