H29「事例〇」が、なんとD判定。
「2次」A~D公式フィードバックや得点開示が進むにつれ、受験校講師にはそんな報告が届くそう。そして、
「2次」筆記の合否は努力・実力順には決まらない。
その有力根拠が、このD判定です。
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | 合否 | |
甲さん | 70 | 70 | 39 | 70 | 249→不合格 |
乙さん | 55 | 55 | 55 | 80 | 245→合格 |
このケースでは、「2次」筆記における努力・実力は、甲さんの方が上と考えるのが自然です。
そして再現答案+得点開示が普及し、D判定を下手に乱発すると、出題側への批判は不可避。その覚悟のうえでD判定を出す以上は、こう考えるのが良さそうです。
- 出題側は、そのD判定を出す根拠に自信がある。
- そのD判定を通じ、試験の品質を管理したい。
そこで受験側も、「D判定の原因」を正しく知ると、試験の「これから」を管理できる。その筈ですが、ご存じの通り出題側に一方的にやられっ放し。ここで少し考えます。
1⃣「2次」D判定の原因
2⃣「2次」D判定への対応とこれから
今日のまとめ
D判定の狙いを正しく知ると、合格が近づく。
来年の受験経験者にも初学スト生にも、実は出題側からの大事なメッセージ(プレゼント)。本人には全くやり切れない話ですが、ここを受験側が総出で受け止め、正しく対応。
そんなオープンな組織学習力が試験を磨く。それもこの試験の魅力でしょう。では今日はクリスマスイブ。試験のことはしばし忘れ、楽しい夜を。