背伸びをしない
等身大のキレイな日本語
診断士受験者は、その努力も実力もバラバラ。でもなぜ5,000人全員に合格チャンス? その疑問は、ごく簡単な三段論法が答えてくれます。
- 等身大のキレイな日本語ブーム
- ①背伸びをしないキレイな日本語は、スコアが伸びる。
②高スコア答案の研究が進むと、全員の答案がおそろいに。
③それを踏まえて出題が変化し、当日の現場対応力を競う勝負に。
そこで実力上位の方なら、周囲の平均答案を知るため。実力不足の方なら弱みを消して平均答案に追いつくため。ラスト1週の末脚勝負に備え、試験の基本を確認します。
【5,000人全員に合格チャンス】ラスト1週で伸びるコト
基本モジュール1⃣ 読む~易問、捨て問、勝負問
周囲が当てる所を取る、取れる問題から解く。誰でも必ず行う基本動作ですが、「80分では間に合わない試験」と割り切ると、悩みがスッと解消することがあります。
H29 設問別難易度 | 易問AB →最初に | 勝負問C →時間を割く | 捨て問DE →後回し |
事例Ⅰ | 第1,3問 | 第2,4問 | 第5問 |
事例Ⅱ | 第1,2問 | 第3,4問 | ー |
事例Ⅲ | 第3問 | 第1,2問 | 第4問 |
事例Ⅳ | 第1問 | 第2,4問 | 第3問 |
基本モジュール2⃣ 考える、当てる、選ぶ
当試験では、解答手順を一般に「読む→考える→書く」と教わりがち。ですが、「80分では間に合わない試験で、いちいち考え込む時間はないぞ」。そこでなるべく考えずに済むべく、知識を「当てる」「選ぶ」だけの状態にするのが常套手段です。
さらに最新の答案分析が示す通り。勝負問では知識を吟味し、確実に「当てる」「選ぶ」。捨て問ではそこを悩むより、読みやすさを意識した「キレイな国語」の清書に時間を使う。そんな意見が増えています。
- 【捨て問での、知識の一致と期待得点】
- ◎出題側が用意した正解と知識がピタリ一致
○出題側が用意した正解と知識がおよそ一致
×レイヤーズレの事故
基本モジュール3⃣ 書く
背伸びをしない、等身大のキレイな日本語。
もし10/21本試験の1週間後に再試験をすると、合格者の半数が入れ替わる。「2次」でそんな噂が絶えない理由は、記憶の長期化が欠かせない「知識」と異なり、答案(国語)の書き方は残り1週間ですぐ伸びるためです。
では従来型の金型やキーワード解答に飽きた採点側は、どんな答案を加点したいか。当サイトが最近聞いた噂はこうでした。
- 【最近、加点されやすいと噂されるポイント】
- ①少なくとも読み取って欲しいところは逃してない
②文章が結論、理由や三段論法になっていて考えた軌跡がすぐにわかる
③単語に経営学的な知見はなく稚拙さは残るが、一応同じことを言っている(ゆらぎがある)
今日のまとめ
- ラスト1週でどこが伸びるか?
- 読む→当てる→書くのモジュールのうち、自分の弱い所が一番伸びる。
読む:模範解答や出題の趣旨から、期待得点を試算。
当てる:高得点再現答案で使われた知識を都度確認。
書く:高得点⇔平均答案を並べ、その読みやすさを比較。
できればこれを個別にやるより、「ラスト1週間にやろうと決めたこと」をしながら、「読む」「当てる」「書く」のどこが弱いかを意識します。すると、
そのボトルネックを解消すると、試験当日は実力以上のパフォーマンスが。
さぁ、ラスト1週でドコを一番伸ばそうか。