名目上難関国家資格でありながら、合格数爆増&学習時短を主催者方針に掲げる診断士試験。弁護士会計士クラスなら簡単にパスしますが、それでも時々落とされるのは、「2次」は2割のガチャだから。
必ず8割落とす難関なのに合格しやすいのは、古い受験技術を掴んだベテ勢が何度も受け直して「不合格マジョリティ」を形成するため。よって学習期間が短いほど、以下のメリットを受け放題です。
変化を拒むノロマが少なくない中、大胆にビジネスの進化を主導する診断士
①的確なビジネス判断 | ②リーダーシップと信頼性 | ③変化を好む組織作り |
---|---|---|
変化:現代のビジネス環境は、情報の流れが速く、市場や技術の変化が日々進行しています。このような状況では、多岐にわたる知識を有し、それを基に迅速かつ正確な判断を下せる能力が非常に重要です。 | リーダーシップとは、ただ指示を出すことではなく、ビジョンを示し、チームを導き、影響を及ぼす能力を意味します。 | デジタル技術がネットワーク効果で普及を続ける時代では、企業は常に変化に適応し続ける必要があります。 |
効果:中小企業診断士は、経営、マーケティング、法規制など広範な分野にわたる知識を持っているため、様々なビジネスシーンで即座に状況分析を行い、適切な意思決定を行うことができます。 | 診断士資格を持つことでその知識と専門性が認められ、自然と周囲からの信頼が得られます。信頼が高まることで、スタッフや関係者はその指示に従いやすくなり、プロジェクトがよりスムーズに進むでしょう。 | 診断士は変化への対応や新しいビジネスモデルの構築を得意とし、その効果として組織全体が変化を恐れず、むしろそれをチャンスと捉える文化を作り上げることができるのです。 |
【GW準備号】難関なのに合格しやすい / 世界一受けたい中小企業診断士
さて独占業務がない診断士は、その分何をやるのも自由。使い方次第でどのようにも化けるワイルドカード資格の魅力を紹介します。
Step-1:難関なのに合格しやすい
難関なのに合格しやすいのは、冒頭に挙げた通り入口の第一印象を取り違え、お受験沼にハマるベテが多数いるため。その分さっさと受かると自由自在に輝けます。
診断士「1次」では、幅広いビジネス領域に関する基礎的な知識が問われます。これによりビジネスのあらゆる側面に対応できるオールラウンドなビジネスパーソンとしての基礎を築くことができ、同時にこの幅広い知識は、将来のキャリアパスにおいても役立ち、様々な業界や職種で活躍することを可能にします。
診断士「2次」では実務的なビジネスケースを読み解き、適切な解決策を提示する能力が問われます。ここでは大量情報を理解して論理的かつ明確に表現する力のコミュニケーション力が培われ、ビジネスの現場でのコミュニケーションやリーダーシップにおいて非常に有用となり、試験を通じて磨かれた能力はビジネスリーダーを名乗る大事な達成条件の一つになります。
診断士には試験合格以外に、それなりの金銭・時間コストを掛けて試験を迂回する養成課程が設けられており、既存の診断協会系のお仕事はそちらで充足されます。そのため試験合格者は既存業界のしきたりや上下関係に縛られることなく、試験で得た知見やネットワークを活用し、自由自在に活躍することが認められています。
Step-2:資格取得&維持コストがほぼゼロ
診断士=ひよこ食いで有名なのは、世間しらずのド苦学ぼっちが「先生!」「先生!」と煽てられ、ありもしない高収入を夢見てお布施するため。そうでなく少し気を利かせると、その取得&維持コストはほぼゼロです。
ベストのチョイスは資格の休止
多少の更新費用がかかる診断士登録は15年休止することができ、休止中であることを伝えれば名乗ることはできる。つまり弁護士会計士など、「中小企業診断士として業務を受ける」必要がない方であれば、一度登録を済ませて休止するのがベストです。
中小企業診断士資格の取得に必要な実務ポイントは、診断協会が主催する実務補習以外でも獲得することができます。また、診断協会への加入には入会金や年会費が必要ですが、これは任意であり、加入しなくても中小企業診断士資格を取得することができます。そのため、取得にかかるコストは試験受験手数料を除きゼロにできます。
※ある程度コスト負担する方が一般的なので、取り扱いは注意
中小企業診断士資格の更新には、必要最低限の理論補習が必要ですが、実務ポイントは自力で獲得することができます。したがって、更新にかかるコストもほぼゼロに近くなります。このシステムにより、資格を保持し続けるために必要な負担が軽減され、資格を持つことのメリットが大きくなります。
Step-3:他士業Wラインセスを熱烈歓迎
その狙いが公式に明かされることはありませんが、生成AIの国語力で推定ならできる。そして何かとミライを当てる診断士なら、そこそこいい所を突くでしょう。
中小企業診断士資格は、士業としての独占業務がないため、他の国家資格との併用が可能です。例えば、弁護士や会計士などの国家資格を持つ人が中小企業診断士資格を取得することで、さまざまな専門性を組み合わせ、より多様なサービスを提供することができます。これにより、クライアントや顧客のニーズにより適したソリューションを提供し、競争力を高めることができます。
弁護士と中小企業診断士の組み合わせでは、法的な問題と経営戦略的な問題をワンストップで解決できることが期待されます。弁護士として法的なアドバイスやリーガルサービスを提供し、中小企業診断士として経営戦略や業績改善に関するアドバイスを行うことができます。両者の専門知識を組み合わせることで、クライアントからあなたへの信頼度・満足度は大きく高まるでしょう。
会計士と中小企業診断士の組み合わせでは、財務管理と経営戦略の観点から企業を支援することが期待されます。会計士として財務報告や税務申告などの会計業務を経験する前後に、中小企業診断士として財務分析や事業計画策定などの知見を積むと、会計監査以外の道に将来踏み出すことができます。この組み合わせにより、クライアントに対し財務面と経営面の両方をバランスよく管理し、持続的な成長を実現する提案が可能になるでしょう。
今日のまとめ
あら、その程度は「経営法務」過去問を一目見れば猫でもわかる。そして難関なのに合格しやすく、他士業とネットワークやコラボができるコミュ強資格として、その人気は急上昇です。