覚えた数だけ強くなれる。
年20~25マークで100点の「法務」に対し、「中小」は年42マーク。そして試験上はこのマーク数の多さを、「うは、コスパ悪っ」でなく、「リスクが分散され、確実にスコアを取れる」。そう捉えてスコアを伸ばします。
- 全42マーク中、経営21+政策21に分かれる合体科目。
- 「経営」はお役所仕事たる「白書」の、重要な読者に。
- 「政策」はお役所仕事たる「補助金」の、重要な伝道者。
- 難問を出したら嫌われる。興味を持たれる程度のサービス問を。
- 「法務」年20~25マークの倍近いマーク数。つまり覚えた所が良く出る。
要するに理解する力は問われず、勉強への興味も基本ゼロ。
だからこそ、「中小」の暗記ゲーは面白い。
イマドキ「白書」って何なのさ? 数年前の古い統計を1年前の刊行物に載せて、「ドヤっ」。そんなお役所仕事の予算取りゲームにお付き合いするほど、今のビジネスパーソンに時間の余裕はありません。
でもね、(古いけど)このグラフを見ると、ウラが読めます。
発行部数30,000部で上位3位になる「白書」の世界で、受験者20,000名に「存在を知ってもらえる」当試験の効果は大きい。
そうか、これはお役所仕事の予算取りゲームの一端か。
そう割り切ると、「中小」の暗記は苦になりません。だって、覚えた数だけ強くなれるから。そして無料動画も揃う「中小」では、プレミアム価格のEBA単科を購入する方は、そう多くないでしょう。そこで許可を得て、初回無料Web講義80分の内容を、かいつまんで3分レビューします。
【中小は暗記で稼ぐ得点源】EBA無料初回講義を3分レビュー
1⃣「中小企業経営・政策」設置の経緯と点の取り方
2⃣科目全体の目次と、前半「中小企業経営」
EBA「中小」テキスト(パワポ)では、テーマ1~43までを扱いますが、うち1~5までが前半21マークの「経営」、6以降が後半21マークの「政策」になります。
【EBA初回無料講義を3分レビュー】まとめ
うは、①テストに出るトコ ②数字の捉え方 ③試験の経緯と作問心理。そんなコトをネットに書いたら、狙い撃たれてドボンじゃないか!
違います。出題側が狙い撃ってドボンにするのは、「点差を付けたい」科目。「中小」は上記理由で「点差をあげたい」科目ですから、嫌々暗記より、ゲーム感覚で楽しく覚えることを、出題側は大歓迎です。
そしていつものとっておき。「情報」「法務」がヘタを打った後で、今年の「中小」はさらに細かい所を問う「難化」リスクが。そこで難化を想定し、思い切って深く暗記をやってみる。すると42マークある「中小」は、覚えた所がバンバン出ます。そう、覚えた数だけ強くなるのです。