「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【科目学習セオリー】「中小経営」はカードで、「政策」は比較表で暗記

「中小経営」はカードで、「政策」は比較表で暗記

一発合格まとめシートの「科目別学習セオリー」。

ドリル凡例

問題点 ・・赤
原因・・黄
対策・・青

当サイトの、「要するに」の一言メモ例

テキストP.243 中小企業経営・政策の学習方法

<全文引用開始>

中小企業経営・中小企業経営政策の科目はとにかく暗記が重要です。この科目の対策としては、必要な項目をいかに効率良く暗記するかということが重要となります。

1⃣暗記カードの活用

本書では暗記の手助けとなるよう、まとめシートに加え、暗記カード用アプリなどに使えるCSVデータを購入特典として用意しました。こちらをお使いの暗記カード用アプリに取り込んでいただければ、暗記カードとして利用できます。

中小企業白書の内容について問われる中小企業経営では複数の内容について比較するというよりも、一問一答形式でとにかく覚えていくことが有効です。そして、暗記カードを使った暗記の際は、一度だけでなく何度も触れることが重要です。

暗記カードを使った暗記方法としては、スキマ時間などに暗記カードを眺めてという方法が一般的ですが、ある程度まとまった時間が取れる場合は、以下の方法も効果的です。

①暗記したい範囲を決める
※暗記したい範囲の暗記カードをピックアップします。慣れない場合は20~30枚程度から始めるのが良いかと思います。
②カードをめくり、正解なら束から外し、不正解なら束に残したままにする。
③ ②を繰り返し、束に残ったカードが0枚になるまで繰り返す。
※どうしても覚えられないものは語呂合わせを使ったり、自分の言葉で言い換えたりして記憶に残るよう工夫する
④最後に外した束をもう一度全部戻し、カードをめくり覚えているかどうかチェックする
※もし、一度正解したはずのもので不正解のものがあれば、再度②、③を繰り返し、①の範囲を完成させる。

この方法のポイントは、暗記したい範囲のカードを覚えていないものが0になるまで何度も繰り返し、あらかじめ決めた範囲については完全に覚えるまで繰り返すという点です。

一度記憶が定着すると、スキマ時間に眺めるだけでもある程度記憶のメンテナンスができますが、最初の段階で一度は「しっかり覚えた」状態にしておくことで、その後思い出す際も思い出しやすくなります。

また、上記の方法では、慣れるまでは、束の枚数を減らしても良いですが、あまりも束の枚数が少ないと(10枚以下など)効果が薄くなってしまいます。逆に、カードが0枚になるまで繰り返すことができるのであれば、束の枚数を増やす分はいくら増やしても問題ないので、慣れてきたり、ある程度まとまった時間が取れるときはカードの数を増やしてみても良いと思います。

つまり「中小経営」とは白書の特徴の丸暗記。
①どこを覚えるか ②どう覚えるかが、テストの点差に。

2⃣比較表の活用

中小企業政策の分野では似たような計画や制度が出てきます。経営情報システムや経営法務で、「単品暗記ではなく、横串を刺して覚える」という方法について説明しましたが、中小でも同様に政策分野は比較表を活用して比較しながら覚えると覚えやすいですし、試験対策上も有効です。

例えば、組合制度などは、複数の形式の組合で比較すると、他は同じだけど1つだけ違う、といったところが目立つので覚えやすいです。

本書では比較表を活用した方が覚えやすい部分については、まとめシートも比較表形式で掲載しておりますのでぜひ活用してください。

「中小政策」では表を作って、違いを押さえる。
できれば、表は真似して自作する方が覚えやすい。

以上、暗記カードの活用と比較表の活用について説明しましたが、中小の対策のイメージとしては、中小企業経営分野は暗記カード中小企業政策分野は比較表をメインに覚えるのが効果的かと思います。

<全文引用終わり>