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【はじめての店舗管理①】店舗管理はテンポよく / まちづくり三法・MD・ISM・店舗設計

来る「1次」対策を「経営」→「財務」→「運営」の順に進めると、徐々に要らない知識が増えて飽きが来る。そこで後半の暗記科目対策を、テンポよく進めるために用意されたのが「店舗管理」です。

Q
「1次」を高得点通過し、「2次」のワンチャンをさっさと当てる最大のコツは、暗記を苦手にしないこと。「1次」で暗記を苦手にすると「2次」で過去問の答を覚えるベテふぞ勉に導かれ、見るも憐れにあっち向いてポイ
A

それは良い着眼で、①「経営」は誰でも得意だが、②「財務」の通過速度で二手に分かれ、③「運営」ド基礎の暗記力で上位5%⇔隣のふぞろいの明暗が分かれ、その差は一生埋まりません。そこで私なら、計算問題を除いた「店舗管理」104マークを、今日と次回でテンポ良く進めます。

①最初に過去問を解く②誤答ひっかけ箇所を調べる③過去問をフックに知識を広げる
従来のテキスト丸読みではなく、まずは過去問に取り組みます。これにより、同じ論点や基本知識が何度も出題される傾向を把握でき、出題パターンに早く慣れることができます。過去問を解いた結果、正解だけでなく、不正解の選択肢(ひっかけ)の内容に注目します。なぜその選択肢に引っかかるのかを確認し、疑問点をテキストや解説に戻って再確認し、該当部分の知識をしっかり固めます。各論点で確実に得点できる基礎的な知識(フックとなる部分)を確立したら、その知識を起点に関連する情報や応用知識を付加していきます。これにより、基本に加え全体的な問題解決能力が向上し、出題範囲全体の得点力がアップします。

【はじめて/2年目の店舗管理①】店舗管理はテンポよく / まちづくり三法・MD・ISM・店舗設計

「1次」7科目の暗記をテンポ良く進めるには、7科目で一番簡単な「店舗管理」でペースを掴む。その最大のコツは、易化科目では「過去問と同じ問題を繰り返し出題し」「誤答ひっかけ箇所もほぼ同じ」点です。

まちづくり三法

まちづくり三法は、地域の活性化や都市再生を目的として、土地利用の最適化や建築・市街地整備の基準を定める法的枠組みであり、地域全体のバランスある発展を促すとともに、店舗の立地計画や周辺環境との調和による集客効果向上に寄与する。

こうなると10点満点
店舗が地域のまちづくり計画に沿い、周辺環境との調和を実現し、地域活性化に貢献する魅力的な立地戦略を確立している状態。

Q
「運営」R6第23問 まちづくり三法(都市計画法) Bランク
都市計画法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A

この知識・法律を細かく追いかけると宅建になってしまうので、過去問とテキストの範囲で学べばOK。このR6では特定用途制限地域が初登場です。

○ア 市街化区域とは、すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域である。
×イ 市街化調整(→○非線引き)区域とは、いわゆる白地地域内で用途地域が定められていない区域である。
×ウ 特定用途制限地域は、区域区分が定められていない都市計画(→削除)区域内に定めることができない(→○できる)
×エ 特別用途地区は、商業地域の地区内に定めることができない(→○できる)
×オ 都市計画区域は、都道府県都市計画審議会の意見に基づいて、市区町村(→○都道府県)が指定することができる。

建築基準法・消防法他

建築基準法や関連法規は、店舗建築における安全性、耐震性、衛生面の確保を目的に定められており、特に消防法は火災時の避難経路や防火設備の充実を求める。これにより、顧客や従業員の安全を守る確固たる建築基準が確立され、安心できる店舗空間の実現を促す。

こうなると10点満点
全ての法規制を遵守し、安全性・耐震性・防火性が確保された店舗建築が実現され、緊急時の迅速な避難対応が整っている。

Q
「運営」R6第24問 その他(屋外広告物法) Bランク
屋外広告物法に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
A

特に法律を覚えなくても、常識で当たるクイズです。

商業集積

商業集積は、ショッピングセンターや商店街における来客数や売上高、店舗数などの統計データを基に、消費者動向や市場規模、エリアごとの集客力を分析する手法であり、各店舗の競争力強化や立地戦略の見直しに重要な指標となる。統計に基づく戦略的判断が、商業エリア全体の持続的な発展を支える。

こうなると10点満点
統計データを的確に分析し、好立地で最適な品揃え・サービスを実現することで、安定した集客力と売上成長が確認されている。

Q
「運営」R6第22問 商業集積(統計) Eランク
以下のグラフは、経済産業省の商業動態統計における小売業の業態別の年間販売額推移を示している。グラフ内の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
A

この手のグラフ問題は、スーパー・CVS・百貨店・ドラッグストアが四天王ですが、メンバーを入れ替えて難度を上げました。

MD

MDは、市場動向や需要予測、競合分析を踏まえて、商品の品揃えや価格設定、利益率を戦略的に計画し、店舗全体の収益性を最大化するための手法である。商品の入れ替えや在庫管理、プロモーション施策との連動を図りながら、合理的な収益構造の確立と持続的な成長を追求する。

こうなると10点満点
市場のニーズを正確に把握し、最適な品揃えと利益率を実現する商品構成で、収益性と在庫効率が高い状態を確保している。

ISM

ISMは、顧客の衝動買いや非計画的な購買行動を誘発するための戦略であり、陳列レイアウトや販促活動、心理的アプローチを工夫することで、買上点数の増加や一人当たり購入額の向上を狙う施策群で、顧客体験の質を高めながら店舗全体の売上アップに寄与する。

こうなると10点満点
顧客心理を的確に捉えた陳列・販促策で、非計画購買を促進し、一人当たりの買上点数向上が効果的に実現されている。

Q
「運営」R6第29問 ISM Bランク
消費者の商品購買行動は、計画購買と非計画購買に区分することができる。このうち、非計画購買に関して、以下の説明文と非計画購買の種類の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
A

「マーケ」消費者購買行動からのクロスオーバー出題。選択肢の作りが初見パターンです。

店舗設計

店舗設計は、商品の魅力を最大限に伝える陳列手法や、心地よい購買環境を創出する照明計画など、視覚的効果と動線設計を融合させた戦略的アプローチである。顧客の動機付けと購買意欲を高め、ブランドイメージや店舗の居心地向上を図るための重要な基盤として機能する。

こうなると10点満点
効果的な陳列と最適な照明設計により、顧客が快適に商品を見渡せ、ブランドイメージが向上する環境が整備されている。

Q
「運営」R6第32問 VMD) Dランク
VMDにおける3 つの基本的な要素のうち、IP(Item Presentation)の目的と具体的な手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A

VMD(Visiual Marchandising)の3要素について、R3第29問からの連続出題。正解○イ以外は、IPと別要素のVPとPPの説明になっています。

今日のまとめ

Q
今日と次回で紹介される「店舗管理」5+1年全109マークを見ると、「難易度が年々低下し」「過去問と同じ問題が繰り返し出る」とよくわかる。そして暗記がテンポ良く進み、その勢いで後半の暗記科目を乗り切らせるのが出題の意図?
A

個別知識のマクロやディティールにこだわるのがおベテとすれば、全体の大枠を掴んで訊かれたことを外さないのが上位5%。7科目で一番易しい「運営」では、「まちづくり三法による出店・店舗設計を経て、MDとISM強化で利益を確保」と、ポンポン軽く済ませて進みます。