夢見る少女もオジサンも、つい高得点のエースをねらいがち。でも強敵「民法」が待ち構える当試験では、今日の正答率Cを確実に狙って当てます。
Q
狙い所をうっかり外すと過去マスの呪いがかかり、国語を苦手化し、「2次」でベテふぞ送りの刑と知られる「経営法務」。お願いだから、あの負のスパイラルを避ける手順を教えて。
A
では、「法務」で解くべき順序と正答率A~Eを表にします。うっかりハマると沼になる「民法」を後回しにするために、前回の①知財と今日の②著作権では、正答率ABに加えてCを当てましょう。
【過去問RTA 法務②】ABよりもC狙い/ 著作権~消費者保護法制26マーク
要するに、正答率ABを覚えた程度でイキるより、正答率Cを狙って当てる。「法務」Cランクの国語を苦手にしないことが、国語の試験たる「2次」で確実合格するコツな。
①著作権等
知財の仲間として、著作権法・不正競争防止法の2つを覚え、出題箇所が限られるので必ず当たる。なお、不正競争防止法と語感が似ている独占禁止法から後は、権利者(企業)の保護ではなく消費者保護です。
保護対象(著作権)
会話問題(著作権)
不正競争防止法
以下の5マークは全て、不正競争防止法第2条からの連続出題。こうまでしつこいと、条文暗記した方が早くね? と思えてきます。
②消費者保護等
普通に企業勤めをしていれば、「やってはダメ」と習うような雑学知識。ランダム出題で当てにくいので、ここまで無理に覚えなくてOKです。
③英文契約
(設問1)(〃2)の出題タイプは、正答率5~6割に誘導するために、どちらか1つだけを当てさせたい。簡単そうな方を必ず当てに行きます。
今日のまとめ
Q
確かにこのサイトが言う通り、正答率ABとは繰り返し出題されるか、テキストそのままだから過去マス信者でも当たる。では正答率Cを狙って当てるには?
A
おぉ、よくぞそこを訊いてくれた。それは過去マス信者のように覚えた正解を選ぶのでなく、【誤答を吟味して落とす】。そしてこの間違いに気づく力がそのまま、「2次」の合格センスになります。