なぜ診断士を目指す上で、弁護士も戸惑うような難問揃い? 暗記7科目の最後(中小除く)のトリを務めるのは、覚えた所は出ず、出た所を覚えても次には出ない「民法」です。
①もともと不慣れ
民法は法学未経験者にとって、日常とかけ離れた概念や論理が多く、前提知識ゼロからの習得が求められる。
②覚えた所が問われない
範囲が広く、学習した条文や論点がピンポイントで出ないことが多く、徒労感を感じやすい。
③覚えようにも枝葉末節
条文や判例は細かく複雑で、全体像よりも細かい例外や条件が問われるため、記憶効率が極めて悪い。
④どう対策すべきか全く不明
他科目と違ってスコアメイクのセオリーが確立されておらず、過去問演習も手応えが掴みにくい。
Notebook LMにR5~R6民法を解かせた結果。どうしても当てたい方は、AIのアシストを検討するのも良さそうです。
| 年度 | 設問 | 正答率 | AI解答 | 出題領域 |
|---|---|---|---|---|
| R5 | 20 | B | ○ | 所有権 |
| R5 | 21 | D | ○ | 5履行(譲渡・相殺) |
| R5 | 17(1) | A | ○ | 相続 |
| R5 | 17(2) | B | ○ | 相続 |
| R6 | 20 | D | × | 1契約(成立) |
| R6 | 21 | B | ○ | 1契約(成立) |
| R6 | 23 | B | ○ | 3契約(解除) |
| R6 | 24 | D | ○ | 0不法行為 |
債権・契約(成立・時効・解除)
難問奇問だらけの「民法」の中で、この「債権・契約」はビジネスローとも呼ばれ、本来なら取りたい領域。ところがR5再試験5マークは全て難しく、ムキになっても解けません。
契約(成立)
契約(時効・解除)
典型契約
①b契約(履行)
譲渡・相殺
保証
②物権
④相続
ごくたまに常識で当たる以外は、問題を見るのも嫌になる「相続」。多数出題された年は「周囲も無理だね?」と割り切って、知財や会社法を先に当てます。
これらの難問の解説はスキップし、正答率ABランクに絞って解きましょう。
R3第7問 (1)D (2)Cランク
R4第22問 Dランク
今日のまとめ
Q
人類には上には上がいて、難問知識の上には上がある。ここでまとめて解いて、Notebook LMに解説させることで、「民法」がトンデモなく難しいとわかる。
A
登山家がエベレストを目指すように、難しいものに難しく挑むことも価値がある。しかし特に覚えず鉛筆を転がしても、スコアはそう変わらない割り切りも、時に求められる試験です。