「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【LECの事例体力】80分で解けない事例の解き方 / 2024年4月号事例Ⅱ(LEC)

ラスト2週の実力完成期にベテ方向に道を踏み外すと、×マス目をやたら詰めたり、×余計な一言をつい書いたりと、いい所が全くない。そこであえて80分で解けないように作られた、2024/4月号事例Ⅱ(LEC)を解いてみます。

Q
ミッキーおじさんを頂点としたLECの指導方針やクローズな情報開示姿勢に好感する点は1つもないが、業界で有名なのが「事例体力」を謳って80分では解かせない、超絶EBAとは全く別の方向にこじれた演習事例。試しに解くとどーなる?
A

「事例体力」とは80分で解けない事例を延々解き続けることで、ある意味良い方向に「思考停止」し、その勢いで本試験を乗り切ってしまうアプローチ。LECの情報発信力がゼロ以下な点に注目し、未利用資源として活用する手があります。

「事例体力」の鍛え方その効果
事例体力を身につける手順では、本試験相当以上の根拠を含む長めの与件を使います。通常より多くのマス目で解答を作成し、与件文の根拠を丹念に探し、情報を的確に把握することを目指します。①長めの与件で解答練習この手順を通じて、受験者は与件文の理解力と分析力を高められます。複雑な内容に対応できる柔軟な思考を養い、試験本番でも自信を持って解答に臨むことができるようになります。
次に、80分で解けない問題に80分以内で解答する挑戦をします。解答後は復習に重点を置き、どこに時間がかかったのかを確認します。受験者はこの反復練習で解答スピードを高めます。②80分で解けない事例を80分でこの手順により、受験者は試験当日の時間配分を適切に行うスキルを身につけます。時間内に冷静に問題に取り組むことで、パフォーマンスの向上と自信につながるでしょう。
本試験直前2週間に集中して事例体力を鍛えることが重要です。この期間に与件を用いたトレーニングを繰り返すことで、受験者は体力を向上させ、試験に向けた準備を整えます。③本番前ラス2週で「事例体力」この手順により、試験当日の対応力が向上し、柔軟に問題に取り組めます。事例体力が向上すれば失点を減らせ、合格の可能性が高まることが期待されます。

【LECの事例体力】80分で解けない事例の解き方 / 2024年4月号事例Ⅱ(LEC)

中年太りのミッキーおじさんが時代錯誤の指導を繰り広げるLECに課金する気がゼロのあなたでも、公共図書館で「月刊企業診断」を借りて解くことならできる。そこにスクール答案とは異なるAI模範解答&採点基準を提供するのが、今日の記事です。

Step-1:「月刊企業診断」バックナンバーは図書館で入手

Q
診断士試験でベテループが発動する原因は、常日頃から事例を解き過ぎて、「マス目を詰めたり」「つい余計な一言を書く」ベテトラップにある。であればLEC「事例体力」を使い、余計なことをするから80分で解けなかったり、失敗答案になるリスクを減らす手が良い。
A

本来なら「月刊企業診断」バックナンバーの有料入手が望ましいですが、ミッキーおじさんスクールに1円でも課金するのは気が引ける。であれば、公共図書館で借りましょう。

①コピーできる範囲とルール

公共図書館が所蔵する雑誌は、著作権法に基づき、1冊の半分以下など所定のルールの下でコピーが認められています。この制限により、著作権を尊重しつつ、利用者が必要な情報にアクセスできるよう配慮されています。

②公共図書館の使命

公共図書館の使命は、地域住民に様々な知識を提供することです。この中には、学生や研究者が情報にアクセスしやすくすることも含まれており、雑誌のコピーを通じて最新の情報や専門的な知識を広める役割が期待されています。

③社会的配慮

ただし、雑誌のコピーを個人間の貸し借りなどに拡大解釈せず、著作権者に配慮することが重要です。利用者には定期的に雑誌を購入し、著作権者への対価を支払うなど、社会的に望ましい行動が求められます。これにより、持続可能な情報提供の仕組みが維持されます。

Step-2:仲間を集めて解いてみる

Q
診断士試験ではド苦学ぼっちが同じ過去問を何度も解き直し、キーワード回収にお熱を上げては、世間の何の役にも立たないド苦学ノウハウを吹聴し、同業D社を礼賛するのが名物。そこで常にその真逆をするのが、8割不合格リスクの最も効果的な回避策?
A

世間に役立たずなド苦学ぼっちの集大成が同友館ノウハウとすれば、「権限移譲された部門が階層レスのネットワークでコミュニケーション」する方が、診断士としてより望ましい。そこでコミュ障な同業D社が苦手なネットワーク学習の出番です。

①時間や場所の制約がない

公共図書館で雑誌を利用することで、受験者は自分の都合に合わせて好きな時間に学習できます。特定の模試日程に合わせる必要がないため、時間的自由度が高く、効率的な学習が可能です。これにより、計画的に演習を行うことができ、日常生活や仕事と両立しながらスケジュールを調整しやすくなります。

②多様なスクールの事例を使える

「月刊企業診断」には、複数のスクールが作成した多様な事例が掲載されているため、受験者はさまざまな視点から問題にアプローチすることができます。これにより、特定のスクールに偏ることなく、幅広い知識と問題解決能力を養うことができます。多様な事例に触れることで、試験における思考力や応用力も高まります。

③課金がないのでムキにならない

公共図書館で提供される雑誌は無料または低コストで利用できるため、経済的な負担が少なく、気軽に試すことができます。受験者は、特定のスクールの主張や方針に影響されることなく、客観的な視点で情報を評価し、自分に合った学習方法を見つけやすくなります。このように、費用を気にせずに多角的に情報を分析できる環境は、独立した学習を促進します。

より詳しく知りたい方は、以下の続きをどうぞ。

①複数人で集まり同時に解く

受験者は、図書館で入手したスクール事例を複数人で同時に解くことで、相互に意見を交換しながら学習を深めることができます。グループでのディスカッションを通じて、異なる視点やアプローチを学ぶことができ、自分自身の理解を深めることができます。また、他者の解法や考え方に触れることで、柔軟な思考を養うことも可能です。

②生成AIを使って採点基準+ベスト答案

受験者は、スクールの解答や仲間の答案をもとに、生成AIを活用してベスト答案や採点基準を作成できます。AIの分析機能を利用することで、模範的な解答を短時間で得ることができ、どのような内容が高く評価されるかを明確に把握できます。これにより、効果的な学習が促進され、自分の答案の改善に役立てることができます。

③安定A答案に寄せると時間短縮

生成AIを活用して作成したベスト答案に寄せることで、受験者は安定したA答案を作成しやすくなります。安定した答案は迷いが少ないため、試験当日の解答時間を短縮する効果もあります。これにより、受験者は効率よく解答を進めることができ、限られた時間内で最大限のパフォーマンスを発揮することが可能になります。

Step-3:自分で作れる採点基準+ベスト答案

Q
自社ノウハウを丸裸にしてしまう月刊誌掲載を各スクールが受けるのは、同業D社に尻尾を振るため? あるいはタダでさえ衰退産業なのに、そうやって集客しないと生徒すら来ないため?
A

正直な話、診断士スクールが生成AIに代替されたのは、そもそも「2次筆記」自体が生成AIに代替されているため。そこでAIで作ったベスト答案+採点基準を眺め、ヘタクソ国語のスクール解答と比べます。

スクール解答AI答案採点基準
省略第1問(SWOT)省略根拠の抜き書きで良いので省略
活用すべき情報技術は、写真や動画投稿が可能なSNSである。旅慣れた東南アジアの観光客をターゲットに、双方向コミュニケーションに活用する。①新しい日本のスポットやこだわりの旅の情報発信と②顧客要望の情報収集を行い、翻訳観光ツアーを訴求する。(119字)
△並列列挙
第2問(通訳派遣)B社は、旅慣れた東南アジアの観光客を対象に、スマートフォンや小型端末への情報配信を行う。具体的には、①観光スポットや文化体験の情報を中心に、②SNSによる双方向コミュニケーションで顧客ニーズを満たして定着を促し、③通訳派遣の需要回復を図る。(120字)
〇因果関係
デジタル技術・・SNS5点、その他は4点まで加点 ターゲット:東南アジア観光客5点、その他3点
何を:日本のスポットやこだわり情報5点、その他3点
どのように:双方向コミュニケーション5点、その他3点
効果:通訳派遣需要の回復5点
方策は、①取引維持のために、絵心やデザイン力のある社員を活用し、製品が一目でわかりやすく説明できるパンフレットの作成やホームページ更新を行う。②取引拡大のために、在外ネットワークを活用し、現地のビジネス情報を詳細に提供し、競合と差別化を図る。(120字)
△並列列挙
第3問(翻訳受注)B社は既存顧客に対し、①図表やイラストを活用したパンフレット作成、②スマートフォン対応のホームページ更新、③現地ビジネス情報の翻訳を提案する。これにより、④デザイン力や在外ネットワークを活かした東南アジアへの発信を強め、取引の維持拡大を図る。(120字)
〇因果関係
誰に:既存顧客・・2点
何を:4点×3=8点まで ①パンフレット作成 ②HP更新 ③その他サービス
どのように:3点×4=10点まで ①絵心やデザイン力 ②一目でわかりやすい ③在外日本人ネットワーク ④X国現地のビジネス情報
効果:X国含む東南アジアへの拡販・・5点、それ以外2点
今後の事業は、①X国の旅行会社や取引先に対する日本旅行ガイドや現地企業が輸出する製品取り扱い説明書の翻訳、③地域の外国籍の人に対する外国語での各種情報発信やボランティア活動の実施、④便利な海外製品やサービスを日本に導入する事業、である。(118字)
△やりすぎ並列列挙
第4問(地域活性化)B社は、①X国の現地企業と連携し、取扱説明書やガイドブックの翻訳サービスを行うと共に、②東南アジア出身者を活用して地域企業のインバウンド対応支援事業を展開する。これに加え、③地域企業の国際化と地域住民間の交流を深め、④海外市場への進出を支援することで、地域活性化に役立つ。(136字)
〇因果関係
事業+内容:いずれか1つで10点まで、2つ書いたときはMax15点まで
①通訳・・東南アジアからインバウンド ②翻訳・・ガイドブックや取説の現地語への翻訳 ③地域サービス・・地域内外国籍の方へのサービス ④海外製品を日本に輸入・・直接輸入するのもOK
留意点・・4点×3=10点まで
①問題点の解決 ②経営方針の達成 ③施策によるリスクの軽減 効果・・地域活性化に役立つ・・5点、それ以外2点
※採点基準では上記以外に、「文章の因果」「読みやすさ」で加点しています。

マシマシ与件の「事例Ⅱ」で、もし120~140字出題が続くと80分に間に合わない恐れが強い。その時に備え、120字なら2文に分割(具体的には、これにより、これに加え)の構文を用意しておくと、詰め詰めモリモリ答案より少ない根拠で、同等以上のスコアが期待できます

今日のまとめ

Q
実際に2024/4月号Ⅱ(LEC)を解くと、通訳⇔翻訳の2つの事業の根拠が与件に上手にブチ撒かれ、160字(SWOT)+120+120+140字の構成で、とても80分では解けないから練習になる。さらに事例をお借りしながら手あたり次第に噛みつく、このサイトの評論ぶりが好き。
A

そう噛みつかれる理由が、ミッキーおじさん指導はTACのコーチと並んで何をさせても古臭く、頭が固く、柔軟性の欠片もないため。さらに受講生の人気取りでしばしば試験問題や試験委員を批判するため、好感できる理由がゼロ以下です。