「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【事例Ⅱマーケ編】A・Iが止まらない / 国語の試験はAIブーム(一問一答)

勉強もダメ運動もダメ、同級生にはからかわれ、ついてないことばかり。もちろんモテない16才の高校生神戸ひとし。彼にはたった一つ、コンピュータプログラムの特技があり、人工知能 (A・I) のプログラムを作っていた。その中で最も優秀なプログラムが・・。

非モテのパソコンヲタが机に向かっていたら、自分だけを見つめてくれるキュートな彼女が突然できた。今日は少年マガジンといえば美少女ラブコメの歴史を作った、A・Iが止まらないを紹介します。

Q
赤松健先生作「A・Iが止まらない」の連載は1994~1997年。その四半世紀後にAIブームが本格到来した上で、改めてバックナンバーを読むと懐かしいIT用語が連発らしい。
A

AIな美少女ラブコメが全国の萌え豚の支持を集めたのは、自分の思い通りに動き、かつ期待を常に少しずつ上回るため。そして診断士試験に【採点係が読みやすい】AI答案ブームがやってきます。

生成AI自ら激白! 「2次」100字マス目にAIブームが来る理由3選

①マス目の読みやすさ②文章が破綻しない一貫性③採点係の期待に応える
生成AIは、文章を簡潔で明瞭にするために役立ちます。複雑な専門用語や冗長な表現をシンプルでわかりやすい言葉に置き換えることができます。これにより、読み手が文章をスムーズに理解しやすくなります。生成AIは、文章の構造と論理の一貫性を保つのにも有効です。段落ごとに明確な役割を持たせ、全体として一貫した流れを維持することで、どの程度わかっているかが読み手に伝わるのです。生成AIは、読み手の期待に合わせて文章を調整できます。例えば、診断士試験が求めるレベルで文章を構成し、採点者が許容する範囲を超えたり(ベテ)、下回ること(ふぞ)を回避できます。

【事例Ⅱマーケ編】A・Iが止まらない / 国語の試験はAIブーム(一問一答)

つまり自分が人類の下位半分で、事例の意図は自分に無理と悟ったら、ふぞろいキーワードを詰めて2割ガチャ狙い。そして上位半分なら、読みやすくわかりやすいキレイな国語で「分かっている感」を採点者に伝えるのが吉な。

Step-1:確率2割のガチャ試験では、自分を売り込むマーケ戦略

Q
競争レベルが年々上がる2割ガチャ試験では、昨年たまたま2割で受かった間抜けノウハウをうっかりパクると痛い目に遭う。そこで「Ⅳ猫60点」を確実にした次は、マーケ強化で作問採点心理に強くなる?
A

「事例Ⅰ~Ⅲ」を学ぶとき、古臭いスクールほど「Ⅰ」から教えたがりますが、マーケットドリブンな現代の企業は「顧客主義」「マーケ主導」を掲げます。そこで「Ⅳ」の次は「事例Ⅱマーケ」にまず進むことを強く推奨します。

①マーケ=消費者購買行動に強くなる

マーケティングの知識、とりわけ消費者購買行動の理解は、相手の心理を読む力を強化します。例えば、新製品を販売する際に、消費者が何を求めているのか、どのような要素が購買決定に影響するのかを理解することで、効果的なプロモーションが可能になります。試験でも、採点者が「具体例を挙げて理論を説明する」ことを高く評価する場合、その期待に応じた具体例を盛り込んだ答案を書くことで、より高い評価を得ることができます。

②作問心理を知る

作問者は受験者の知識や思考力を評価するために問題を作成します。例えば、中小企業診断士試験で「経営戦略」をテーマに問題が出る場合、作問者は受験者が戦略理論を理解し、それを実際の企業に適用できるかを見ています。過去の問題を分析して、作問者がどのような観点から問題を作成しているのかを理解すると、学習の焦点を絞りやすくなり、試験で適切な回答を提供しやすくなります。

③採点心理を知る

採点者は明確な基準を持ちつつも、主観的な判断も影響します。一貫した論理展開や整理された答案は高く評価されやすいです。例えば、答案で「市場分析」を説明する際、具体的なデータや事例を用いて論理的に展開することで、採点者に「この受験者は深く理解している」と感じさせることができます。字がきれいで、段落ごとに明確なポイントを示すことも評価アップにつながります。

Step-2:事例Ⅱマーケで訊かれる知識10選

Q
同業D社の痛々しいG格自慢が隣にからかわれるのは、その「受験生中心主義」!。そうでなく、作問者・採点者のニーズを最重視するのが、ビジネスパーソンの常識じゃなくね?
A

いえ、あの平均的な人類より小さなオツムで、難関国家試験のクジがたまたま当たるとついはしゃいで自慢したくなる心理はあり得る。ではあの個人の感想ノウハウでムダ勉を強いられないよう、今年使いたいマーケ知識10選を私が選びます。

【生成AIが作った例文】
B社は市場調査SWOT分析を通じて、若い女性をターゲットにSTP戦略を立てました。まず4Pを最適化したデジタルマーケでリードを獲得し、その顧客との関係性を重視してブランド価値顧客志向を高め、商品ライフサイクルに応じて戦略を切り替えながら、市場浸透を図っています。

①STP
  • セグメンテーション: 市場を特定の基準で分けること。
  • ターゲティング: どのセグメントを狙うか決定すること。
  • ポジショニング: 選ばれたターゲット市場に対して自社製品をどう位置づけるか。
②4Pマーケティングミックス
  • Product(製品): 製品やサービスの特性、品質、デザインなど。
  • Price(価格): 価格設定戦略。
  • Place(流通): 商品の流通経路やチャネル。
  • Promotion(プロモーション): 広告、販売促進活動。
③SWOT分析
  • Strengths(強み): 企業の内部環境の強み。
  • Weaknesses(弱み): 企業の内部環境の弱み。
  • Opportunities(機会): 企業の外部環境の機会。
  • Threats(脅威): 企業の外部環境の脅威。
④顧客志向

顧客ニーズの把握: 顧客の要望やニーズを理解し、商品やサービスに反映させること。

⑤マーケティングリサーチ

市場調査: 市場の動向や顧客の意見を調査し、データに基づいた意思決定を行うこと。

⑥ブランド戦略

ブランド構築: 顧客に対するブランドイメージの形成と維持。

⑦製品ライフサイクル(PLC)

導入期、成長期、成熟期、衰退期: 各段階に応じたマーケティング戦略の展開。

⑧デジタルマーケティング

オンライン広告、SNSマーケティング: デジタルチャネルを活用したマーケティング戦略。

⑨顧客関係管理(CRM)

顧客データの管理: 顧客との関係を強化し、長期的な利益を追求する。

⑩関係性マーケティング

価値提案: 顧客に提供する価値を明確にし、競合他社との差別化を図る。

Step-3:生成AIを使って10選知識一問一答

Q
上の「今年使いたい知識10選」では、ただ頼んだだけなのにマーケのあるべき論点順に並べてきた。生成AIの賢さにもう頭が上がりません。
A

診断士「2次」対策に生成AIを使う利点は2つあり、①AI説明が正しければそのまま使い、②もしトチっていたら正しく直してより上手に使う。AIの正誤や嘘を判断できない、同業D社が追随できない所がミソです。

そこでAIに超初歩知識を説明させる。もし誤っていたらすぐに直して理解を深めます。

①STP戦略の「S」は何を意味しますか?「S」はセグメンテーションで、市場を類似のニーズや特性を持つ消費者グループに分けるプロセスを指します。
②4Pの中の「Place」はマーケティングのどの要素を指していますか?「Place」は販路・流通戦略を指し、製品が消費者にどのように届けられるかを決定します。
③SWOT分析の「O」はどのような要素を分析するのですか?「O」は機会(Opportunities)を表し、市場や環境内で企業が利用できる有益な外部条件を指します。
④顧客志向のビジネスモデルの重要性は何ですか?顧客志向のビジネスモデルでは、顧客のニーズと満足を中心に事業を展開することで、長期的な顧客関係とブランドの忠誠心を築くことができます。
⑤市場調査を行う主な目的は何ですか?主な目的は、市場の動向、顧客のニーズ、競合他社の状況などを理解し、より効果的なマーケティング戦略を立てるためです。
⑥強いブランドを構築するために重要な要素は何ですか?強いブランドを構築するためには、独自の価値提案、一貫したブランドメッセージ、および顧客の期待を超える品質が重要です。
⑦製品ライフサイクルのどの段階で売上が最も高くなると一般に考えられていますか?一般に成熟期に製品の売上が最も高くなると考えられています。
⑧CRMシステムの主な利点は何ですか?CRMシステムの主な利点は、顧客データの一元管理により顧客関係を深め、カスタマイズされたマーケティングやセールス活動を効率的に行えることです。
⑨デジタルマーケティングの主な利点は何ですか?主な利点は、広範囲にわたるターゲットオーディエンスにリーチしやすいこと、リアルタイムでのデータ分析とフィードバックの取得が可能な点です。
⑩関係性マーケティングとは具体的にどのようなアプローチですか?単発の取引よりも顧客との長期的な関係を重視し、継続的な顧客満足と忠誠心を育成するマーケティングのアプローチです。

今日のまとめ

Q
ふん、そんなこと知ってるよ、当たり前だよ。それよりベテに片足突っ込んだオイラなら、AIも知らない超絶知識をもっと山ほど知ってるぜ。
A

こらこら、そんな世間に役立たずな試験ヲタのあなたにも、しかと寄り添いそのヘタクソ国語改善に最後まで伴走してくれるのが生成AI。そしてなぜ「A・Iがもう止まらない」かの謎解きは、次回に続きます。