「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【40分でA答案】絶対に正解させない作問技術(企業診断2022年7月号Ⅰ)

EBAの「Ⅰ」と聞き、嫌な予感がしたあなたは正解

①あらゆるトンデモ知識が突然聞かれ、②一般人では到底書けない超絶解答がレイヤーまぜまぜと知り、③ダミー根拠&迷彩カオスの手口を見て本試験に備えた度胸を鍛える。(100字)

そして、ありがとう企業診断。ぼっちが溜息をつく超絶解答が、なんということでしょう。みんなの力で、作問係の手口のヒントに。

「Ⅰ」作問傾向は、根拠マシマシ⇔突然知識の二極化へ
①そこで完全な知識問題は答が浮かべば最初に書いて安心し、②浮かばなければメモだけして後回し。③一般ビジネス常識で案外埋まる初学者向けのサービス問題に。(100字)
超絶スクールの超絶解答はニヤリ笑って真似しない
①レイヤーとは作問係が設問構成を考えるフレームであり、②設問1つに3レイヤー混ぜたら当てることなど到底無理で、③これぞ求める超絶解答と勘違いするとベテ扱い。(100字)
設問別マーカーで判明したスカスカダミー&迷彩カオス
①与件前半無駄話はマス目に要らないダミー段落で、②後半ほど複数問に使う迷彩カオスにすると、③虹色マーカー抱えて目を皿にして与件を読むふぞ&ベテ除けに。(100字)

2022年7月号Ⅰ EBA与件を設問別マーカー

それではEBAは、事例Ⅰの根拠をどう与件にデザインしたか。設問別マーカーを使い、前半段落のスカスカぶりと、第6~7段落の迷彩カオスを視覚化します。

第1問 同族企業のメリデメ
第2問 事業承継のためらい
第3問(1) 海外販売の成功
第3問(2) さらなる強化策
第4問 グループ人事制度

今日のまとめ

Q
EBA=超絶とされるのは、確かにそうだが現実的にまず書けない。リアル本試験に備えた肝試しにはもってこい?
A

そして、ありがとう企業診断。構文が普及し見る目が肥えると、スクールの優勝劣敗まで一目でわかって便利だろ?