「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【TAC事例Ⅳの解き方】第2問CVP分析+業務的意思決定

CVPの解き方は、①グラフ ②1次方程式 ③直接ゲンケーの3通り

一見どれでも解けてしまい、診断士向け問題集では主に「1次方程式」で解説されるが、実はそこに罠がある。「Ⅳ」R1~2で連続出題されたセグメント損益=③直接ゲンケーの解き方そのものに。

直接ゲンケー(原価計算)とは、TACスッキリシリーズの著者滝沢ななみ氏による命名。猫でも解けるその愛らしさの虜になる方が爆増中です。

画像:滝沢ななみ ~CVP分析~【日商簿記2級】
方程式で解くのはド初心者。デキる君は③直接ゲンケー一択に
「Ⅳ」は簿記対策不要が前提ながら、簿記を超える作問は不可。CVPの解き方が③直接ゲンケー一択になる理由は、次の「セグメント利益」もセットで解けるから。(100字)
※注 直接ゲンケーを描いてから方程式へ、また一定条件下で方程式でないと解けない設問もあります。
「Ⅳの解き方」P.84 セールスミックス講師解法に注目
CVPの段階利益(売上~営業利益)を縦軸に取るのは、セグメントやセールスミックスを横に描くため。そう言われて見直すと、CVPは難問になるほど必ず③直接ゲンケー方式に。(100字)
CVPはタテに描き、応用する時はヨコに並べる
入門編「Ⅳの解き方」⇔非売品「TACの赤本」をヨコ比較すると、①設問の並べ方はそっくりで、②赤本の方が難しい。つまり両者は2択でなく、両方購入しても役立つ欲張りな設定に。(100字)

今日のまとめ

第2問CVP(設問2)で+10点をどう取るか。動画の聴き直しで納得です↓。

CVP解法が3つあるのは「発展途上」。結論は必ず③直接ゲンケー一択
「Ⅳ」は簿記不要が前提ながら、会計=全員必ず同じ答になる。そこで①グラフ②方程式による解答ブレ要素を取り除き、理論をスッキリさせると万全に。(100字)
Q
そうか。特にこの自己流ノウハウサークルは、ボクが考えたヘンテコ自慢!だらけ。あのD社ステマをキレイさっぱり一掃するのが、スッキリ★1級?
A

おぅ。世界共通ルールで動く会計の世界に、D社ノウハウは一つも要らねぇ。ゆとり自慢のノウハウが今年もⅣ60点に通用するかせいぜいステマを頑張れよ