「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【HAKS流】「Ⅲ」設問分析

ふぞろいじゃない方の先輩♡

画像:note5th

セ・ン・パ・イ♡ そう、スポーツ万能、容姿端麗、物知りで、手取り足取りわかりやすく手ほどきしてくれる。なんだか羨ましいぞ! そこで1.5倍盛りの似顔絵を参考に、200%増しに美化してみました。

HAKS流 2次ノート「Ⅲ」~設問分析

この時期になると、要らぬことに気を使ってどうでもいい議論を吹っかけてくる「生産性の低い輩」が少なからず登場してきます。その最たる例は ・シャーペンは何を使おう?
・電卓は何を使おう?

正直、そんなことをしつこく聞いてくる奴に面倒ながらも「自分はこれだよ」と教えても、また同じことをいろんな人に聞いたうえで、結局は何ら関係ない道具を使う傾向にある。

おそらくこういった人種は勉強の進め方一つをとっても優柔不断で、集中力がなく、肝心のゴールに向かうまでの準備や道の開拓ができないのだろう。私は極力この類の人種にはこの時期に触れあわないよ うにしている。疫病神がうつりそうだからだ。

2⃣【設問分析】

総論~「事例Ⅰ」「Ⅲ」の設問構成+解法テクニックは共通

とにかく解答のブレが起こりやすい「事例Ⅲ」。それを防ぐためにも「何を聞かれているのか?」はとても大事な要素になる。

そのためにも設問分析が他の事例に比べて重要な要素を占めている。しっかりと生産のどのレイヤーについて聞かれているのかを見極めて答えるべき。そして、HAKSの持論ですが「事例ⅠとⅢ」の解法テクニックは「ほぼ同じ」と考えている。

理由は明確で、両事例共に『過去の歴史的な経緯から独自の組織的能力を有し、環境の変化に対応したり、しなかったりで成功と失敗を繰り返し、未来に向けて新たな事業戦略を実現するために今ある強みを磨いて、足りないリソースを獲得することで成功していく』という物語であり、それで使う内容が「組織・人事」か?「生産技術」か?である。

いずれにしても昨年あたりから傾向は色濃くなった「戦略」を意識する問題傾向になったのをしっかりと肌で感じて解答をしていってほしい物です。

第1問対策:SWOT環境分析

第1+最終問題戦略は次の優先順位で検討せよ

ご覧の皆さんは過去問・演習問題で腐るほどやっていてご存知の通り、最初の問題のSWOTと最後の問題の今後の事業戦略はリンクしている。

昨年の問題も一見変化球に思えたものの読めば読むほど例年と同じこのパターンで、最後の問題も「できるだけ金を掛けずに新事業を成功させたい」という意志がよくわかる。

間問題対策:4Mを活用してQCDの改善を促すことで、収益性や顧客対応力を上げる

間問題は基本的に「オペレーション」の問題が多い。

オペレーション(4M)が悪いとQCDが悪化して顧客の満足度が下がり取引が停止されてしまう・・・。それを防ぎ、未来の事業に向けてどんなところを改善するのかを書きつづるのがこの間問題だ。

結局はあたりまえのことを聞かれているから当たり前に解答すればいいという「シンプル」なことだ。それを何年もやると「芸術」を求めて、どこかのコーチの様な意味不明な解答をぼやく羽目になる。

事例Ⅲはやはり事例Ⅰと同じ方向性で、どちらかのスキルがあがると一緒に上がるものと思って取り組んでほしいものです。