「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【過去問RTA 財務①】Ⅳ第1問経営分析 / バランスシート12マークで恋のバランス?

春になると新たな出会いや恋のチャンスも! でもその前に当試験におけるマストの鉄則が、「診断士受験に簿記は不要」です。

Q
「Ⅳ」作問が近年やけに簿記寄りな点を除けば、【簿記を取らずに合格させる】のが診断士試験の鉄則。どーしてこうなった?
A

財務諸表を「作る」のが簿記とすれば、診断士は「使う」「診る」職業だから。簿記が苦手な方は多いので、その門戸がより多くの方に広がります。

①「事例Ⅳ」簿記不要の原則
利点受験を促す狙い
「事例Ⅳ」で簿記知識が不要とすることで、受験者は経営判断の実務に集中できます。これにより、経営の実務に直結する重要なスキルを、より深く、より実践的な形で学ぶことを可能にします。「Ⅳ」で簿記不要の前提は、会計や簿記の専門知識に自信がない人々に大きな魅力です。経営分析とは、経営判断の質を高め、ビジネスの成功に直結するため、より多くの人が経営における洞察を深める機会を得ることが重要なのです。
②より幅広い層に受験を促す
利点受験を促す狙い
簿記のハードルを取り除くことで、会計知識に自信がない人でも挑戦しやすくなります。経営分析の基本的な理解から応用まで、幅広い層の学習者がアクセスしやすくなります。経営における重要な判断を下すには、財務諸表の理解が不可欠です。このハードルを下げることで、より多くのビジネスパーソンが経営分析の重要性を理解し、実践的なスキルを身につけます。そして経営の質の向上に直結し、経済全体の活性化にも貢献するでしょう。
③バランスシートを知って知見が広がる
利点受験を促す狙い
経営分析を通じてバランスシート(BS)の知識が無駄なく身につくことで、企業の財務健全性や資金繰りの状況を正確に把握し、より良い経営判断を下すことができます。さらに投資判断やリスク管理、さらには戦略的な事業計画の策定に好影響を与えるでしょう。バランスシートの知識を深めることで、ビジネスパーソンは企業の真の価値を理解し、長期視点での成長戦略を立てることが可能になります。経営分析のスキルを持つ人材は、どの業界でも重宝されるため、試験を通じて得られるスキルは、所属する組織や社会全体の発展にも寄与するのです。

【過去問RTA 財務①】Ⅳ第1問経営分析 / バランスシートで恋のバランス?

さて当サイトが注目する「過去問5年の原則」。その強い根拠がR4Ⅳの唐突な労働生産性出題の根拠になった、H30第10問な。

経済学のGDPを思い出せば、付加価値=営業利益+減価償却費+労務費の暗記でOK。これとR4Ⅳ出題で、診断士は付加価値経営のトップランナーになりました。

安全性(BS)

一部の例外↑を除き、1次「財務」の経営分析は安全性がド定番。以下12マークに「事例Ⅳ」対策を加え、バランスシート感覚を磨きます。

今日のまとめ

Q
さてBSの「バランス」の語源には、①左右のつり合い ②会計上の差額・残高の2説ある。それはさておきベテふぞが試験で万年ループするのは、何かのバランスが崩れたせい?
A

まず第一に似顔絵・キーワードをやたら盛り、左右のバランス感覚が極めて悪い。第二に勉強時間かけすぎ⇔妙に少ないのどちらかで、適正学習時間を逸脱。百年の恋も一気に覚めると、試験委員に至って不評です。