「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

東京地区合格率16.9%事件

H29「2次」東京地区合格率16.9%事件

当試験に限らずいろんな歴史を眺めると、「あぁここが転換点だな」。そう感じるポイントがあり、今回の16.9%もその1つでしょう。いつものように、まず数字で事実を掴みます。

H29「2次」合格率は東京地区だけ顕著に低い。

申込者⇔合格者の平均年齢差は、3.6歳に拡大。

くぅ、広島で受ければ合格だったかも?

残念、恐らくそれは違います。

受験番号が大きい層の合格率が例年と逆転(H29東京地区)

加齢による合格率右下がりは今年も堅持。

※2018/1/17追加 地区別・受験番号帯別合格率

今日のまとめ

最新仮説:「2次」は出題側の後出しジャンケン。採点基準は変動制?

今回の4枚のグラフから得る示唆(仮説)とは。

①東京地区受験 ②受験申込順が早い ③40歳以上

どうもそんなタイプの方が「書きそうな答案」を狙い撃ちして、採点基準を辛くしたかと。そんな暴論が正解である確率は低いですが、そう仮定するのは自由で、4枚のグラフが示す数字は一つにつながります。

当試験、伝統的な「受験の常識」では説明できないことがしばしば起きます。では明日は「対策編」です。