長期分散継続が基本の「Ⅳ」と異なり、古い過去問の答を覚えるほどふぞろい2割のショボンを迎える「Ⅰ~Ⅲ」。なぜふぞろいを極めると収穫逓減で、では上位5%がどう収穫逓増するかの違いを前後編でお届けします。
暗記と清書の“量稽古”は、与件を読み解く力を鈍らせます。これにより頭は型の再生に固定され、因果の組み立てが空回りします。
初見事例に直面すると、暗記解が適用できず思考停止に。「与件→因果→結論」をその場で構想するアドリブ力が、量稽古で損なわれていく。
AIが新規事例と因果付き解答例を供給。清書や言い換えなどの作業はAIに分担し、人は読み取り・因果設計に集中。これにより柔軟な発想が鍛えられます。
AI演習で「与件→因果→結論」の筋道が自動化され、本番はアドリブ対応が可能に。結果として、暗記頼みの不安が思考余力による自信に置き換わります。
【10月を迎える準備①】ラスト4週にやりがちなミス9選
2割合格するノウハウの回収に精一杯だったのがこれまで。そうでなくふぞろい勉では普通に8割ショボンのファクトに注目し、その原因やミスを勝手に9つ選び出すのが生成AI時代です。
Step-1:Ⅰ~Ⅲの勉強しすぎは不合格
8月「1次」を終えて情報収集→9月に解き方を実演すると→10月は与件が読めてくるので、ついマス目に盛り詰めしてしまう。そこが試験の落とし穴と気づくと上位5%です。
Step-2:事例Ⅲには最低限の別知識
「問題点を知識で特定し、その裏返しで解決して120字にまとめる」だけの、本来一番イージーなのが「事例Ⅲ」。そこにR5~R6の超難問をぶつける所に、この試験の闇を感じることが最初の一歩です。
Step-3:簿記2級未修なら、Ⅳは60点で我慢
簿記知識ゼロで経営分析をさせる一定の教育効果はあれど、実務で問われるのはCVP・NPVのその先をワンストップで対応する「一貫性」。Ⅳの論点ブツ切り計算偏重をいくらやっても、生涯ふぞろい止まりです。
今日のまとめ
実質生成AI元年の今年は、「事例Ⅰ」「Ⅱ」で点差をつけるにはまだ早い。そうでなく「Ⅳ」で意思決定力を磨き、「Ⅲ」で問題→原因→施策の因果を鍛えるのがウチのやり方で、明日は【ミス回避策】の9選です。