「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【祝1,555名合格】壮絶難化4事例による抽選結果 / 申込&合格者の高齢化に歯止めかからず

クジを見事に引き当てた診断士。そして【誰と手を組むか】で成果がガラリと変わる士業では、公式統計で【誰が受かったか】を知るのが最初の一歩です。

公式統計❶ 申込&合格平均年齢の推移

正確な数値は公表されないので、(例)40~49歳→中央値44.5歳と仮定して平均年齢を算出します。

Q
年齢を見てどう思う?
A

申込&合格平均年齢がいずれも40歳overになる、窓際オジ御用達の国家資格として有名になる

40歳を超えてもまだ若手と認めてもらえる、これからのリスキリングの有望資格になる

公式統計❷ 世代別合格率の推移

高齢化一途のベテふぞ排除での当サイトの善戦むなしく、20~30歳代の合格率=微減、40~50歳代の合格率微増の、期待と真逆の結果に終わったな。

Q
凶悪4事例を揃えたR5二次での50代、60代の健闘はそのまま褒めて良い。しかしこの競争上の本当の問題は、「1次」「2次」ともに20~30歳代の受験人数が増えていないこと。
A

窓際の50歳代、転職志向の40歳代の受け皿資格として、この世代の受験申込数は今後も増加する。

タテ組織ピラミッド構造の下部を支える(?)20~30歳代の受験申込減は、業界側の情報発信に問題がありそう。

公式統計❸ 「2次」申し込み&合格者数の推移

そして診断士採用数は、実需を明らかに超える1,600名バブルを3年連続見事に達成。つまり【合格させてから本当の競争】のミライを先取りしました。

そしていろんなミライを次々当てると言われる当サイト
それには生成AIの粗製乱造だけでなく、ビジネス書を時々使ってネタにする。その中から、2024年にぜひ意識したい2冊を紹介します。

詰め込みを避けて好感される文章へ
①ふぞろいがひらがな→漢字に言い換えて詰め詰め技術を競う隣で、②あえてひらがな多用で読みやすさを訴求するのがビジネス文で、③冗長表現を削ることで好感される文章になる。(100字)
デジタルの時流は先読み可能
①ここで紹介する「DXの教科書」は見開き2ページを1トピックとし、②豊富な図解で何が変化したか一目でわかるので、③知りたい所を辞書として使えば誰でも先端デジタル人材に追いつける。(100字)

R5試験全体を通じて、申込&合格年齢上昇に歯止めはかからなかった。しかしビジネスチャットで好感されれる短文力、デジタル時流の先読みを40~50歳代のオジサン層にもたらしたとすれば、当試験のリスキリング力は世間に誇れるものがありそうです。

今日紹介した「DXの教科書」は2022年10月初版発行。ミライとは一般に3~5年先を読むので、2024年を迎えた今年でも、まだまだ使える期待があります。