「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【合格発表前日】口述試験にPREP法~コミュ力国家認定最後のチャンス

コスト面の理由で来年の廃止が決まっている「2次口述」。これを「今年からなければ良かった」⇔「コミュ力国家認定のラストチャンス」のどちらに捉えるかで、今年の活躍&キャリアがズバリ決まります。

【2次口述試験とは】
2次筆記試験の合格者を対象に、面接官2名と約10分間行う最終試験です。筆記試験の4事例に基づき、異なる角度からの質問や知識・助言を問う問題が出題されます。
資料参照は不可で、事例企業の状況を頭に入れ、質問に対し沈黙せず適切にコミュニケーションをとる能力が重視されます。筆記試験の論理的整合性と対人対応力を確認する場でした。

廃止される理由① 2分しゃべる技術のパターン化

本来、口述試験はコンサルタントとしての瞬発力を問うものでした。しかし、予備校等による「想定問答集」や「リハーサル」といった対策が高度化し、受験生が「沈黙を回避するための定型句」や「2分間でそれらしく話す技術」を過剰に準備してくるようになりました。

その結果、本来の対話能力ではなく、暗記したパターンを再生するだけの場となり、選抜試験としての機能が低下しました。

②訊かれたことに答えるコミュ力→筆記に統合

口述試験の質問は、結局のところ筆記試験の事例問題が元になっています。近年では筆記試験の作問精度が向上し、「設問の意図を正確に読み取り、論理的に答える」というコミュニケーションの基礎力は、筆記段階で十分に測定可能となりました。

わざわざ会場を用意して口頭で確認しなくとも、筆記試験の合格時点でその水準に達していると判断できるため、重複するプロセスを省くこととなりました。

③「対面重視」の時代で自ずと伸びる

AIの台頭により、単なる知識の受け答えなら機械でも可能になりました。これからの診断士に求められるのは、形式的な面接室でのやり取りではなく、現場でクライアントと膝を突き合わせる、より泥臭く高度な「対面重視」の関係構築力です。

こうした能力は、たかだか10分の試験で測るよりも、合格後の「実務補習」や実際の現場で時間をかけて鍛え、評価する方が理にかなっているため、形式上の試験を実施する必要性が薄れました。

【来年から廃止】口述試験にPREP法~コミュ力国家認定最後のチャンス

診断士登録後に成果を出すなら、常に前向きポジティブ思考の底抜けコミュ強を目指したい。そこで1/25口述試験を「コミュ力国家認定のラストチャンス」と決めたあなたのための、通常+αの口述対策を用意しました。

※また、YouTube動画でTACの口述セミナー100分と口述想定問題集が無償提供されているので、入手推奨です。

Step-1:口述で1問2分話すためのPREP法

2分話す文字数は600字(原稿用紙1枚半)に相当し、隣のふぞろいが頭まっしろアウアウして試験委員に冷笑されるのは、これを丸暗記で話そう・覚えようとするため。そうでなくPREP法を知った時点で、暗記量がふぞろい比半分以下で済みます。

Step-2:1問2分話し切る=ビジネス・コミュ力国家認定

自分が試験官役になるとわかるが、PREP法の2分ピタリで話し終えると聞き手が一番心地よい。この感覚をビジネス実務に持ち込むと、「アイツはデキる」と噂が立ちます。

Step-3:1問クリアしたら「遊び」を入れて自信をつける

今日から使える。オウム返しの基本から応用までの3パターン

フレーズタイプ具体例使用シーン
基本形「はい、〇〇に関するご質問ですね。承知いたしました。」質問の意図が明確な場合
確認形「〇〇という観点からの助言、ということでよろしいでしょうか。」質問が長文で、要点を絞り込む必要がある場合
受容形「〇〇という厳しい状況下での打開策についてですね。」質問に否定的なニュアンスや困難な状況が含まれる場合

動画普及で2分話すコツが広く知れ渡り、口述本番で頭まっしろアウアウするのは、よほどの筋金入りのふぞろい位。そこで隣と同レベルで飽き足りない方は、2問目以降に「遊び」を入れて自信をつけます。

今日のまとめ

Q
隣のふぞろいのように口述試験をミスして一生の恥をかくのは、「頭まっしろで沈黙」「2分話しきれずにツッコミされて動揺」の2パターンしかない。そこで「周囲がどう2分話しているか」のコツさえ知れば、その時点で口述対策は実質完了。
A

口述試験は最初こそ緊張するものですが、1億総コミュ強とも言われる動画・SNSの時代に10分黙り込むのは、2次筆記に10回落ち続けるより難しい。隣のふぞろいの様に何をさせてもクヨクヨメソメソではなく、どーんとおっきく構えて予定通りの結果を出す。それがこれからマストのコミュニケーション力です。