離れた根拠を因果でつないで新たな価値を生むなら生成AI。そこで【何と何をつなげ】とAIに指示するヒトの才覚が、今年の「2次」対策の決定打になるでしょう。
R4~R6の「Ⅳ」は計算偏重でなく、簿記知識を応用アドリブさせる出題を続けた。これは、次にⅠ~Ⅲの採点を因果説明に寄せるための布石ともされる。
過去の「決めつけ型ベテ勉」への反動で、Ⅰ~Ⅲは与件根拠ファーストのふぞろい勉が主流を占める。だが因果の筋がすっぽり抜け落ち、施策の実行可能性に疑問符が付く。
R6Ⅳボーナスは、簿記2級原価計算を学んだ人だけが論点を横断し、条件変更にも柔軟に説明できる内容だった。しかしここを「簿記2級の実質義務化」と捉えたスクールは事実上ゼロとされる。
簿記を履修しⅣを理論で解ける受験者は、Ⅰ~Ⅲでも「課題→原因→施策→効果」を筋立てて書く。R6Ⅳ重視の伏線が、Ⅰ~Ⅲ因果解答シフトの引き金との指摘が出てきた。
【AI武装最後の機会③】診断士は伏線回収業~意外な所が試験のミライの決定打
「事例Ⅰ~Ⅲ」と「Ⅳ」は別物で、Ⅳの計算練習に専念させることで精一杯の受験産業。ところが試験にAIを持ち込むと、「Ⅳ」で鍛えた意思決定力が、そっくりそのまま「Ⅰ~Ⅲ」に役立ちます。
Step-1:「2次」採点の進化と得点傾向
「Ⅳ」を計算力の事例と信じる内は、万年ベテスクール送りの刑に。簿記上級者に言わせると、「Ⅳ」は計算量を減らす力を競う事例です。
Step-2:簿記2原価計算⇔「Ⅳ」作問の関連整理
「1次」と「2次」は別物! 計算と記述は別物! 試験の全てを自社都合で切り分けてきた同友館の、いよいよ末期のあがきに注目です。
Step-3:Ⅰ~Ⅲ⇔Ⅳ作問の今後の進化
「R6Ⅳの大ボーナス」を、「事例Ⅰ~Ⅲ因果シフトの布石」と捉える人類はいない。しかし離して置かれた意外な2つを因果でつなぎ、新たな価値を作り出すのが生成AIの国語力です。
今日のまとめ
R6「Ⅳ」を大ボーナスにしたのは、CVP損益分岐をより確実に浸透する狙い。さらにそこがNPVで言う「時間の問題」となり、ふぞろい並列列挙が排除されるのが、今年か来年になるかの違いと決まります。