「事例Ⅰ」100字×5問を苦も無く正解し、次いで「事例Ⅱ」を解こうとしたNotebook LM。ところが「事例Ⅰ」と「Ⅱ」の違いに大苦戦し、ここはまだふぞろい有利? と疑念視されます。
受験者がノートPCを操作し、事例Ⅰ過去問をスラスラ的中。知識ベース中心の事例ⅠはAI(NBLM)の得意分野であり、人間以上のスピードで処理できる。
もう1人の受験者が、「Ⅱでは上手く行きません」と困惑。根拠を重視する事例Ⅱでは、論理重視のAIが根拠を見落とし、スカスカ答案になりやすい。
二人でPCを見ながら議論し、「Ⅰは知識が主でⅡは根拠が主。ここはヒトの出番」まで進む。AIの弱点を人間が補ってやって合格答案になり、AIと人間の役割分担がここでも成立。
二人が真剣な表情で向き合い、「ⅠとⅡの差が分かるとチャンスかも?」と発言。巷で言われる「事例Ⅰ=知識型」「事例Ⅱ=根拠型」の性質差を、AIを使って解明するチャンスが到来。
【目指せ事例Ⅱベスト答案】根拠主体のⅡはまだふぞろい有利?
先週の「事例Ⅰ」100字をスラスラ的中させたNotebook LM。ところが「事例Ⅱ」を解かせると完全に実力不足を露呈し、人手で直してやっと合格答案でした。
| 設問 | 解答例 | 字数 |
|---|---|---|
| R1第2問 | B社は、デザインを重視する既存顧客の客単価伸び悩みに対し、美術大学同級生の定評ある提案力を活かした季節限定デザインや新オプションをIMで個別発信することで、来店頻度を高めたうえで客単価向上を図る。 | 98字 |
| R2第2問 | B社は、Z社との取引縮小と顧客層の偏りが課題であるため、20~50歳代大都市圏女性に向けて安眠効果のある眠る前に飲むハーブティーを自社ECで販売強化し、新規顧客層を獲得して多角化した取引先構成を目指す。 | 100字 |
| R2第3問(設問2) | B社は、自社オンラインサイトの20歳代後半~50歳代の女性へハーブの効能や活用法を発信し、顧客が製品開発プロセスに積極意見できるコミュニティを形成し、共創を促進して顧客関与を高める施策を行う。 | 96字 |
| R3第2問 | B社は、自宅での食事にこだわる全国の主婦層をターゲットに手作り豆腐セットを提案し、ひと手間掛けて出来たて豆腐を味わう感想動画を定期的に配信し、オンライン販売を通じて地元産大豆の魅力を全国に伝える。 | 98字 |
| R3第3問 | (a)自宅不在時の配達ニーズに応え、安全な置き配手順を周知する体制を整え、顧客に安心感を訴求する。 (b)電話を好む顧客に対し導入時の置き場所を丁寧に確認することで、顧客との信頼関係強化を図る。 | 46字 44字 |
| R4第2問 | B社は、農業漁業が盛んなX県の事業者と協業して自社肉加工技術を生かし、地元食材コラボをコンセプトに惣菜キットを高速道路の土産物店や道の駅で展開し、地域経済を活性化してX県のブランドイメージ向上を図る。 | 100字 |
| R4第3問 | B社は、料理の楽しさに目覚めて自宅での食事にこだわる層をターゲットに、自社工場での半加工品やメニュー提案を盛り込んだミールキットを拡充し、対面接客を通じたニーズに合わせた販売を強化で客単価の向上を図る。 | 100字 |
| R5第2問 | B社は、子どもの成長や技術向上による保護者の金銭的負担を考慮し、一人ひとりの体格や技術に応じたカスタマイズ提案力を活かし、野球用品のサブスクリプション販売を行うことで買い替えニーズに対応する。 | 96字 |
| R5第3問 | B社は、チーム名や背番号を自社加工刺しゅうするプロモーションをSNSで告知し、強豪社会人チームと提携して女子の体格に合わせた野球教室イベントを開き、女子向け用品の提案力を高めてメンバー獲得に協力する。 | 100字 |
| R6第2問 | B社は、地元の発酵調味料と陶磁器を合わせた郷土料理セットを企画し、家庭料理が映える盛り付け方を紹介する動画で感覚価値を、郷土料理との組み合わせで観念価値を訴求して市とX焼のファンの増加を図る。 | 96字 |
「情報整理」:理由は→ためなら、「助言」:B社は→〇〇するとなり、主述が対応するので採点者が素直に読んでマルッと加点しやすい。あれこれ表現増やさず100字をまとめる、魔法より利く書き出しな。
B社社長は初回来店時に、予約受け付けや確認のためにインスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)のアカウント(ユーザーID)を顧客に尋ねている。インスタント・メッセンジャーでは個別にメッセージを配信できる。このアカウントを用いて、デザインを重視する既存顧客の客単価を高めるには、個別にどのような発信を行うべきか。100字以内で助言せよ。
B社は、デザインを重視する既存顧客の客単価伸び悩みに対し、美術大学同級生の定評ある提案力を活かした季節限定デザインや新オプションをIMで個別発信することで、来店頻度を高めたうえで客単価向上を図る。(98字)
Z社との取引縮小を受け、B社はハーブYの乾燥粉末の新たな取引先企業を探している。今後はZ社の製品とは異なるターゲット層を獲得したいと考えているが、B社の今後の望ましい取引先構成についての方向性を、100字以内で助言せよ。
B社は、Z社との取引縮小と顧客層の偏りが課題であるため、20~50歳代大都市圏女性に向けて安眠効果のある眠る前に飲むハーブティーを自社ECで販売強化し、新規顧客層を獲得して多角化した取引先構成を目指す。(100字)
(設問2)B社社長は自社オンラインサイトでの販売を今後も継続していくつもりであるが、顧客を製品づくりに巻き込みたいと考えている。顧客の関与を高めるため、B社は今後、自社オンラインサイト上でどのようなコミュニケーション施策を行っていくべきか。100字以内で助言せよ
B社は、自社オンラインサイトの20歳代後半~50歳代の女性へハーブの効能や活用法を発信し、顧客が製品開発プロセスに積極意見できるコミュニティを形成し、共創を促進して顧客関与を高める施策を行う。(96字)
B社社長は社会全体のオンライン化の流れを踏まえ、ネット販売を通じ、地元産大豆の魅力を全国に伝えたいと考えている。そのためには、どの商品を、どのように販売すべきか。ターゲットを明確にした上で、中小企業診断士の立場から100字以内で助言せよ。
B社は、自宅での食事にこだわる全国の主婦層をターゲットに手作り豆腐セットを提案し、ひと手間掛けて出来たて豆腐を味わう感想動画を定期的に配信し、オンライン販売を通じて地元産大豆の魅力を全国に伝える。(98字)
B社のフランチャイズ方式の移動販売において、置き配を導入する場合に、それを利用する高齢者顧客に対して、どのような取り組みを実施すべきか。中小企業診断士の立場から⒜フランチャイザー、⒝フランチャイジーに対して、それぞれ50字以内で助言せよ。
(a)自宅不在時の配達ニーズに応え、安全な置き配手順を周知する体制を整え、顧客に安心感を訴求する。(46字)
(b)電話を好む顧客に対し導入時の置き場所を丁寧に確認することで、顧客との信頼関係強化を図る。(44字)
B社は、X県から「地元事業者と協業し、第一次産業を再活性化させ、県の社会経済活動の促進に力を貸してほしい」という依頼を受け、B社の製造加工技術力を生かして新たな商品開発を行うことにした。商品コンセプトと販路を明確にして、100字以内で助言せよ。
B社は、農業漁業が盛んなX県の事業者と協業して自社肉加工技術を生かし、地元食材コラボをコンセプトに惣菜キットを高速道路の土産物店や道の駅で展開し、地域経済を活性化してX県のブランドイメージ向上を図る。(100字)
アフターコロナを見据えて、B社は直営の食肉小売店の販売力強化を図りたいと考えている。どのような施策をとればよいか、顧客ターゲットと品揃えの観点から100字以内で助言せよ。
B社は、料理の楽しさに目覚めて自宅での食事にこだわる層をターゲットに、自社工場での半加工品やメニュー提案を盛り込んだミールキットを拡充し、対面接客を通じたニーズに合わせた販売を強化で客単価の向上を図る。(100字)
低学年から野球を始めた子どもは、成長やより良い用品への願望によって、ユニフォーム、バット、クラブ、スパイクといった野球用品を何度か買い替えることになるため、金銭的負担を減らしたいという保護者のニーズが存在する。
B社は、こうしたニーズにどのような販売方法で対応すべきか、プライシングの新しい流れを考慮して、100字以内で助言せよ(ただし、割賦販売による取得は除く)。
B社は、子どもの成長や技術向上による保護者の金銭的負担を考慮し、一人ひとりの体格や技術に応じたカスタマイズ提案力を活かし、野球用品のサブスクリプション販売を行うことで買い替えニーズに対応する。(96字)
女子の軟式野球チームはメンバーの獲得に苦しんでいる。B社はメンバーの増員のために協力することになった。そのためにB社が取るべきプロモーションやイベントについて、100字以内で助言せよ。
B社は、チーム名や背番号を自社加工刺しゅうするプロモーションをSNSで告知し、強豪社会人チームと提携して女子の体格に合わせた野球教室イベントを開き、女子向け用品の提案力を高めてメンバー獲得に協力する。(100字)
X市は、ふるさと納税の返礼品としてX焼を活用したいと考えている。現在でも市の返礼品の中にX焼はあるが、全国の返礼品の中で埋もれている状態にある。
3代目は、X市から「返礼品の中でもっと目立ち、市とX焼のファンを増やすような返礼品の企画を考えてほしい」と依頼を受けた。ブランド価値構造のうち、消費者にもたらす感覚価値と観念価値を意識して、返礼品の企画を100字以内で提案せよ。
B社は、地元の発酵調味料と陶磁器を合わせた郷土料理セットを企画し、家庭料理が映える盛り付け方を紹介する動画で感覚価値を、郷土料理との組み合わせで観念価値を訴求して市とX焼のファンの増加を図る。(96字)
きょうのまとめ
こらこら、逆に試行錯誤のミス出しをすることで、どこでヒューマンエラーを起こすかシミュレーションするのもAIの役目。次回助言の新規事業タイプ8題で、その生成エラーをどこまで克服するかに注目です。