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【おさらい写経効果(Ⅰ)】邪念と妄想対策

さぁ布陣は固まった

画像:刀剣ワールド

80分では解けない、思い付きインスピレーションなくじ引き試験では、特定のやり方が優遇されることなく、むしろ狙い撃たれて多様化が図られる。

だからふぞでも2割、ベテでも1割ちょいなら十分受かる。

やれるだけのことはやった=合否半々5割は楽ではない。そこで昂る心を鎮める、写経の効果に注目です。

おさらい写経効果(Ⅰ)【邪念と妄想対策】

写経の目標は、清浄心を養うこととして、仏教の経典を書写する、いわゆる修行として行われてきました。写経用紙に向かって文字を写すことによって邪念を払い、本来持っていた心の安定を取り戻し、清らかな自分の心に気づく機会となります。
出典:書遊

ちな、①今年で合格してやろう ②キーワードを1つでも多く盛ってやろう。邪念があると写経の効果はゼロ以下な。

そこで自分には、①合格が目的化した邪念 ②そこから抜け出す解脱のどちらが向くか。その判定にも役立ちます。

初級編:設問文の写経

R1 規制業種の茹で蛙農機メーカーの販路開拓を既存の営業組織で

H30 ファブレス電子機器メーカーの技術を支える実力主義の人事制度

H29 売上拡大中の銘菓会社の商品開発+人材戦略

H28 社内人材の流動化で事業構造転換に挑む印刷業者

H27 経営危機を教訓に、技術・新規事業を磨くプラ製品メーカー

H26 主力製品・資金調達・人材育成。試験管メーカーの技術経営は超多忙

H25 非正規社員のコールセンターが強みのサプリメント通販業者

H24 金属表面加工メーカーの品質保証力を国内外の両面から磨く

設問文を写経し、共通点や法則性に気づく力。それを、のれんバトンが一生パクれない、「ビジネスセンス」と呼びます。

中級編:与件文の写経

試験直前の研ぎ澄まされた感覚で、与件文を設問別にマーカー塗り分け。

そこで何か心打たれるのが「解脱」。時間のムダ使いと地団駄踏むのが、邪念+妄想です。

今日のまとめ

写経なんて意味がない!自分の不得意には必ず否定で入る、のれんバトン
そりゃそうだ。試験合格が目的化し、邪念と妄想だらけのあんな奴らに、「清らかな自分の心」など、一生無縁な。

そう、思い出した。試験評論歴11年のクソベテ=当サイトが毎年必ず書いてきて、過去のれんバトンに一度もパクられなかった、試験直前期の心の鎮め方。例年ならもう本試験が終わっている頃だから、サイト読者限定で、無料プレゼントです。

明鏡止水
意 味: 一点の曇りもない鏡や静止している水のように、よこしまな心がなく明るく澄みきった心境を指す。
用 例: ただただ一切の思慮を捨ててしまって妄想や邪念が、霊智をくもらすことのないようにしておくばかりだ。すなわちいわゆる明鏡止水のように、心を磨き澄ましておくばかりだ。
(勝海舟『氷川清話』)出典:四字熟語データバンク

明鏡止水