日頃活躍するあなたから見て、「寄り添う!」「伴走!」ばかり強調するオバ診断士は、どうも語彙が弱くて視野が狭い。やり方一つで登録後大暴れできるファクトを紹介します。
平成時代の試験は知識再現が中心で、用語や理論を正しく書けば得点できた。しかし差別化は難しく、現場で役立つ具体性が乏しかった。
時代が令和に変わると、経営者に寄り添う姿勢や共感を示す記述が重視された。共感姿勢は評価されたが、「伴走」「寄り添う」といった表現に答案が集中し、具体的な施策や手順が示されず実効性を欠いた。
R6以降は施策を手順化し、体制や成果指標を明示する実装力が重視される。知識と共感を踏まえつつ、具体的に現場を動かせる答案こそが評価される方向にシフトしていく。
【知識から○○力へ(後)】業界の語彙の弱さに注目し、登録後の大暴れ
金融機関でいえばメガ⇔地銀の格差の一つは、グローバルさとそこから来る「語彙」の違い。そして生成AI時代に入りその差が埋まり、やり方一つで大活躍です。
Step-1:知識から○○力10選
| ○○力 | 定義 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|
| ①実装力 | 知識を現場に落とし込み施策を手順化し成果へ結びつける力 | 包括性・現場適用性・KPIとの接続が明確 | 評価の範囲が広く解釈の差が出やすい |
| ②実力 | 知識・技能・人間性を含む総合的力量 | 幅広い概念で直感的に理解されやすい | 抽象的すぎて評価基準が曖昧 |
| ③遂行力 | 計画を期限までやり切る力 | 行動力と責任感を示せる | 成果接続や柔軟性に欠ける |
| ④推敲力 | 読みやすい文章に仕上げる力 | 新たな提案の説得力を高める | AIを使えないと格差が大きい |
| ⑤自走力 | 指示に頼らず自律的に動く力 | 主体性を高め組織の自律性を促す | 個人依存が強まり支援者の役割が薄れる |
| ⑥実務力 | 現場で即戦力として対応する力 | 経験に基づく現実的な適用が可能 | 戦略性や革新性が不足しやすい |
| ⑦助言力 | 知識を用いて企業に助言する力 | 診断士固有の役割を示す | 実行や成果への踏み込みが弱い |
| ⑧解決力 | 課題を因果で整理し打ち手を提示する力 | 論理思考力を示せる | 実行や成果検証が含まれない |
| ⑨実効力 | 提案や行動から実際に成果を出す力 | 成果直結の実効性を示す | 成果偏重で過程が軽視されやすい |
| ⑩統合力 | 知識・人材・資源を統合し活用する力 | 分野横断で全体最適を導ける | 具体的施策や成果への直結性が弱い |
診断士「2次」がこれまで求めてきたのは、大きく「情報整理力」「課題把握力」「助言/実行能力」の3つ。前2つはAI代替でもう差がつかないので、これからは実装への助言力で勝負です。
Step-2:コロナ禍で知識→コミュ力シフト
補助金ばら撒きの手段の一つとして診断士が重宝されたのがコロナ禍時代。その隙にグローバルではデジタルの巨人が市場支配し、日本ではAIやクラウドを使ったスタートアップが力をつけました。
Step-3:中小にAIやクラウドを「実装」する時代
初期の生成AIはLLM(大規模言語モデル)に過ぎず、前の言葉に続きそうな言葉を学習しただけ。ところがネット検索やDeep Researchを実装したことで、【将来予測能力】を持ち始めます。
今日のまとめ
こらこら、女子的共感コミュ力を持つ診断士への注目度が高まったのは、R1キラキラ大量合格があったからこそ。次はリスク覚悟で外に打って出て、GAFAに負けない付加価値を実現するのが診断士のミッションです。