「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【今日からできる】与件・設問文のヒントが促す学習行動&NG表現10選

人生に悔いを残すふぞ認定を避けるべく、過去問は必ずR1→R6へと解き進む。するとどんなヒントが見つかるか、初回の今日は「試験委員が促す学習行動」特集です。

・診断士「2次」採点基準を「曖昧さから具体性へ」と大きく転換した狙いを示すのがこの表です。
・旧来型スクール答案のような一般論や知識暗記が安全60点答案とされた時代が終わり、与件無視や思いつき記述のベテ答案・NG答案同様の非加点扱いが進みます。
・一方で、与件に基づき明確な根拠を示し、対象・手段・期限を具体的に書き、誰が読んでも同じ行動が取れる答案を開示高得点にすることで、試験委員が促す学習行動変化が進んでいます。

【過去問をR1→R6に解き進む】与件・設問文のヒントが促す学習行動&NG表現10選

Notebook LMを始めとする学習特化型AIが急発展し、AIの使い手有利と決まった2025年。さらに過去問をR1→R6に解き進め、試験委員が促す正しい学習行動のヒントが続々発見されます。

Step-1:スクール退潮を招いた試験の変化

デジマ界隈ではかなり以前から「解像度」、試験では「一般知識解答を避けた具体性」が問われるようになった。その時流を踏み誤ったのが知識偏重のベテ専スクールで、結果オーライで捉えたのがキーワード専業のふぞろいです。

Step-2:試験委員が嫌うNG表現10選

区分NG表現例文嫌われる理由解像度の高い具体表現
スクール&ふぞ答案①与件無根拠の抽象効果「売上拡大」「収益向上を図る」誰でも書ける抽象語で、与件の根拠や因果がない「新規顧客を年間200人増やし、売上を前年比10%伸ばす」
②対象不明の万能語「強化する」「促進する」「拡充する」主語・対象が曖昧で、実行行動に落とせない「既存顧客向けにSNS配信を週3回行い、半年でリピート率を10%改善する」
③並列列挙だけ「①新規開拓 ②既存維持 ③商品開発」因果がなく、単なるリストアップに過ぎない「新規開拓を進め、販路拡大により売上構成比を2割改善する」
④ふぞろい構文「理由は①②③。以上により〜」思考の痕跡が見えず、形だけの結論「展示会出展で試用体験を提供し、来場者1000人から新規顧客獲得につなげる」
ベテ答案⑤フレームワーク名だけ「3C分析を行う」「4Pを活用する」知識披露であり、与件への適用がない「3Cの競合視点から、主要A社との差別化として短納期対応を強化する」
⑥制度名・知識の羅列「下請法を活用」「地域資源活用法を利用」知識暗記の披露に過ぎず、与件に結びつかない「地域資源活用法を踏まえ、X焼のブランドを用いた観光商品を半年以内に企画する」
⑦冗長で硬いおじさん構文「〜であるところの」「〜することによりまして」冗長で読みづらく、時間を浪費する「〜することで〇〇を実現する」と短く能動で言い切る
⑧受動・抽象副詞乱用「〜されている状況にある」「大いに促進される」主体不明で因果が不明確「営業部が会員制度を導入し、既存顧客の来店頻度を半年で15%増加させる」
NG答案⑨全てやるやる答案「〜や〜や〜など全て実施する」資源制約を無視し、優先順位を欠く「主力商品のEC販売に集中し、半年で売上比率を20%へ高める」
⑩達成値・期限なし「早期に改善する」「適切に実施する」成果が測れず、実効性がない「半年以内に在庫回転率を4回→6回へ改善する」

①~④は今後減点もあり得る致命傷、⑤⑥はベテがやらかす勉強しすぎ、⑦~⑩は加点されないマス目の無駄遣い表現です。

Step-3:R1→R6与件&設問文の変化と、試験委員が望む学習行動

このR1→R6にかけての「事例Ⅰ」作問変化は生成AI推定によるもので、ヒトの手では未検証。今週9/8~12の5日間で検証し、その確からしさを見極めます。

今日のまとめ

Q
試験に何度も落ちた恨みを晴らすべく、受験産業の下でノウハウを吹聴し、一刀両断で返り撃ちに遭ったベテ。時短のワンチャン合格で黙っていればよいものを、万年パクりで思考の痕跡ゼロのふぞ。その両者を庇護し、幅広い受験生に2割合格の期待を与え続ける同友館の編集姿勢は、業界の畏敬を集め続けるに違いない。
A

その同友館の最大ミスは、試験の採点は学生バイトとの噂に基づくキーワードの盛り詰め一点豪華主義。そしてそこ以外の加点基準があり得ることは、当の試験委員が最もご存じです。