「2次」の100字マス目は、1文3センテンスの3要素で答える「多面解答」がド鉄板。そして隣のふぞに差をつけるなら、1施策で複数効果の「多元解答」です。
根拠だらけの与件に直面し、表面的にキーワードを転記するほどふぞろい答案に近づく悩みが深まる。
「多面」とは複数視点で、「多元」とは複数効果を見越して答案を構成すること。単一の解釈に依存せず、複合的な施策・影響を考慮することで答案のレベルPUPを図る。
第1~5問の表面上の問いかけだけに応えると本当にふぞ答案になってしまう。そこで事例A社の経営課題を大きく捉え、1問で2つの課題を捉える「多元」を狙う。
1つの施策が複数の効果(売上向上・業務効率化・ブランド強化など)をもたらす構成にすることで、より説得力のある多元的な答案が完成する。
【初学優遇】60点から始まる事例対策(後) / 1施策複数効果で多元解答
上位5%の試験戦略:経営課題で再構成+100字構文
ここで挙げた4施策のうち、③経営課題で再構成が業界初である一方、④100字構文の考え方は前年を踏襲します。報告書後半では、従来全くない新しいアプローチで、多数派同質化する2割コロコロ答案から頭一つ抜けることを目指します。
Step-3:経営課題で再構成する多面多元答案
| 多面答案multi-surfaceとは | 多元答案multi-purposeとは |
|---|---|
| 1つの設問に対し、複数の視点・切り口(市場・組織・財務など)を列挙して答える方式です。「抜けなく視点を並べる」安全運転型で減点は防げますが、得点の伸びは限定的です。 | 1つの施策が複数の成果(売上・コスト・ブランドなど)に同時波及する因果ストーリーを描く方式です。「1施策・複数効果」を示し、波及構造を描くことで加点を積み増す攻めの型です。 |
この多面多元は、言うは易く行うは難し。過去問でこの練習に偏ると高い確率で本番ドボンするので、試験よりも実務で多元を叶える力を鍛えるべきです。
Step-4:構文で100字に悩む時間のムダカット
これと一見似たものに、①②③④と根拠乱打し、「以上により○○」と強引に因果にするのがふぞろい構文。一目で異臭に気づくため、「事例Ⅲ」120字を2文にする時に、「これにより○○」「これに加え××」の構文が定着しました。
後編まとめ
ふぞろいが・出来る程度は・60点。「その場の機転」「一石三鳥の多面多元」ともに、普段から意識しないと実現できない所が隣のD社に対する参入障壁です。