「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【2026年再始動・第1部】正解のない2次試験~過去問勉するほどスコアが下がる

昨年より手応えの良い再現答案を抱え、年明け当選発表で8割のハズレを引いた、試験の再挑戦組。最新合格体験記の開示が始まり、「え、それで受かるの?」と驚く日々が続きます。

①「書けたつもり」がスコア低下に

知識量と得点が反比例する現象は、診断の目的が「顧客の課題解決」から「保有知識の披露」へと無自覚にすり替わることで生じます。

完璧な論理構成に見える答案も、目の前の社長の想いや固有の制約条件を無視した一般論のパッチワークであれば、実務では無価値です。

②パターンマッチングの罠にハマると思考停止に

過去問やスクールの解法メソッドへの過剰適応は、思考の柔軟性を奪い、年々変化する事例企業の状況への対応力を著しく低下させます。

我々試験委員が見ているのは、既存の「型」をなぞる事務処理能力ではなく、未知の課題に対しその場で最適解を導く現場対応力です。

③あるべき組織学習を見失ったおベテ同士の勉強会

難解な理論でマウントを取り合う勉強会は、単純な本質を見失わせる「エコーチェンバー」となり、誤った解釈を固定化する要因となります。

他者の答案への微細な粗探しに終始せず、自分が経営者ならどう意思決定するかという「当事者意識」を持った建設的な議論が必要です。

④「お勉強」を止めて実務に飛び出す

前年の合格基準や模範解答に合わせた対策は常に周回遅れとなるため、参考書を閉じ、生きたビジネスの現場に身を置くことが急務です。

実際の企業経営に触れ、複雑な利害関係の中で現実的な解をひねり出す泥臭い経験こそが、小手先のテクニックを超える真の診断力を養います。

【2026年再始動・第1部】正解のない2次試験~過去問勉するほどスコアが下がる

ベテ専勉強会にうっかり足を踏み入れると、チャットアプリDiscordが良く使われる。そこに危険なベテ臭を感じたら即discard(破棄)せよとは、イマの生成AIはなかなかやります。

Step-1:過去問で勉強するほどスコアが下がる謎試験

知られた通り、R7「2次」は前年65点答案を書こうとすると、ほぼ一律55点に下げられた。ここで悩まず、「スクール・ふぞろいノウハウが試験委員に嫌われ一律減点」。そう捉える方が素早く正しい意思決定です。

Step-2:失敗低スコア答案に学ぶ翌年の成功要素

思考を避けショートカットするふぞ答案、知らない単語が突然飛び出すスクール答案はB評価、時間切れして白紙を残すとC答案。受験者の数が減らされ質が上がると、ダメ答案を落としやすい効果が。

Step-3:うっかり勉強会で陥る万年ベテループ

おベテが滞留する市中の「勉強会」の合格率がゼロまで下がるとされるのは、実装・自走・課題解決力ゼロの施策ばかり書き殴るから。リアル中小が求める「助言」がそれと全く異なるファクトを知れば、万年おベテは避けられます。

今日のまとめ

Q
「正解がない2次試験」の解像度をAIを使って高めると、「昨年までの正解のスコアを下げる」「わざと正解を変える」試験とわかる。そう知って今年の「2次勉」をどう変えるのか、試験委員が観察しているに違いない?
A

受験2年目に過去問勉するほどスコアが下がるのは、「わざとスコアを下げ」「過去問臭のしない答案に加点」するため。ここは「受験産業のダメさを評論」するサイトであり、試験の進化に常に一番乗りするのが強みです。