3・3・1・1・5・5・5・1
サザン医院、午後来い
画像:NAVERまとめ
中小企業の定義 | 資本金(百万円) | 従業員数(人) |
製造業など | 300 | 300 |
卸売業 | 100 | 100 |
小売業、飲食店 | 50 | 50 |
サービス業 | 50 | 100 |
年1マーク必ず出る「中小企業の定義」の暗記は、語呂合わせで一発。
・製造→卸→小売の順、つまり商流の順に規模が小さく。
・サービス業だけ例外で、従業員数100人まで適用拡大。
暗記をそう簡単にするのが、受験校が教えるハウツー。そして、
「法務」 60分 20マーク×5点 平均 54.8点
「中小」 90分 42マーク×2~3点 平均 62.0点
※平均は、TACデータリサーチ直近5年分の値
この数字が、こう語りかけてきたらしめたもの。
同じ100点でも出題マーク数が多いと、覚えた分だけ点が伸びるよ。
今から始める「中小」対策(汗)
さてそうは言ったものの、「中小」は筆者も不勉強。そこで今日は、知識ゼロの自分が今から8月試験で合格ラインに届く手口を考える。
・「中小」で過去問は使えない?残念、それは旧世代の思い込み。 ・試験の難度が上がるほど、過去問はOUTPUT→知識INPUTにシフト。 ・どこが試験に出る、どんな問われ方を知るかに過去問を使う。 ・「中小」過去問はOUTPUTに不向き。では知識ゼロでまず解いてみる。 |
するとこうなる
→筆者がH26~H28「中小」過去問をまず解いた正答率(%)。
経営 | 政策 | 計 |
46 | 32 | 39 |
うわ、これはひどい。しかも足切り。では次。
- 知識ゼロで「中小」を受けると散々。
- そこで知識ありと仮定し、ポケテキを見ながら解くとこう。
経営 | 政策 | 計 | |
ノー勉 | 46 | 32 | 39 |
+ポケテキ | →51 | ↑56 | ↑53 |
テキスト見れば正解で当たり前? いえいえ、診断士「1次」とは、テキスト見ても当たらない問題が続出する試験。その中で、
・テキストや他資料の知識がそのまま問われる。 ・特に「経営」より「政策」の点数は、すぐ伸びる。 ・要は、知ってるか知らないか。覚える努力で点数UP。 |
そうか、だから皆「中小」は直前に必死で丸暗記するのか。なら今は知識ゼロでも、8月本試験には十分追いつくとニヤリ。
そして「中小」は1科目100点でなく、「中小企業経営」21マーク50点、「中小企業政策」21マーク50点の2科目を足した試験。そこで共通するのは1⃣2⃣まで。ここから先は、手口が異なる。
ここも、過去のベスト記事を紹介
試験ブログの「中小」記事は、白書を買う⇔買わない、過去問を解く⇔解かないなど、マイオピニオンで結構にぎやか。
そうでなく、要は「どこをどれだけ暗記するか」だから、やってる本質は皆同じ。そこで他ブログ様から、役に立つ記事をよりすぐり。
今日のまとめ
「中小」は今から始めて間に合う。これ気休めでなくって、
- 「経営」「財務」は、忘れては覚えなおす長期記憶ROM型学習
- 「中小」は、本試験の瞬間だけ思い出す短期記憶RAM型学習
なんだこの記事。過去問3年とポケテキを見て、後は全部リンクかよ。
お恥ずかしい話、「中小」対策のRAM型一夜漬けは、すぐに忘れる。その代わり、実際に診断実務で使えばROM型。暗記や手口を自在に使い分けるのも、当試験の良い所(汗)。ではまとめ。
・ノー勉で「中小」過去問を解くと39点。はい、足切り。
・ポケテキを見て解くと、あら53点。特に「政策」が伸びる。
・テキスト見ても解けない47点は、自作ツールで覚えて稼ぐ。