5月から、新しいことは原則やらない。
では何をやる? それは(4月までに必ず1度は解いた筈の)過去問を解き直し、記憶を「思い出す」ことです。
昨日今日のこの記事、やや説教じみて正直ウザい。でもスクール・サークルが隠して書かない、知ってトクすることが書いてあったり。
5~7月の「1次」対策は、過去問回転がなぜ中心?
新しいことを覚えるのでなく、覚えたことを「思い出す」ためです。
覚えるのでなく、「思い出す」とは?
知識を長期記憶化するためです。特に「2次」で使う「経営」「運営」知識は、覚える→忘れる→思い出すの反復で定着させます。
冷静に考えると、今から過去問を初めて解くペースの方が「2次」に進むと、知識の薄っぺらさに愕然とするもの。ところがスクール・サークルはそんなことは隠して書きません。
その方が国語ノウハウ信者が増え、収益増になるからな。
ほう、では4月末までに過去問5年分を一度は解いておく。そのバックキャスト力があれば、5月からのスコアはグングン伸びます。
【1次スコアup】ダウンロードセンター活用法
2⃣ダウンロードセンターの使い方
教える側の都合で作られた、古臭い受験の常識を蹴っ飛ばせ。そこで独学者の最新の言い分と、TACスピテキ/過去問のイイトコ取りをしたらこうなった。それがDLセンター「1次」の特徴です。
ボク達の様に週25hガンバれば、アンタもスト合格!
違うって。高スコアの取り方を調べると、「1次」も「2次」も似てきます。△そこをすぐ真似るのでなく、〇自分なりの工夫を重ねたら「高スコア者のやり方と同じだった」。ちょっと面倒だけど、変化する「2次」を乗り切る現場対応力とは、その手順を踏んで初めて備わるものだから。
3⃣過去問タテ解きの手順と効果
いつもウザイよ。点を取るやり方を早く教えろ。
そう、全員共通のコツが決まっているなら早い者勝ち。理屈とスコアは後から勝手についてきます。
過去問タテ解きの手順
5月からの過去問の解き方は、全員の言い分がお揃いなので安心です。
- 同友館過去問完全マスター保有→そのまま解き進む
- TAC年度別過去問保有→DLセンターの「スピテキ頁順」に解き進む
- 1問1答より、領域別に5問前後をまとめて解いて、解答へ
- A~Cランクは解説を真面目に読み、DEランクは後回し
- 過去問リストを作り、正答〇、誤答×、悩んだ△を記入
- 過去問を回転させ、(DEは捨てて)×の数を減らす。
- 同友館利用者は、7月模試前後に年度別PDFで実力チェック
過去問タテ解きの期待効果
得点力の違いは、①効果(ゴール)を知ってバックキャストか、②単に見様見真似で済ませてしまうか。
- いちいち論点を思い出すムダ
- DEランクの難問で悩むムダ
- 誤答が多いほど復習が増えるムダ
- 知っている、当たる問題ばかり解き直すムダ
- 過去問とは「解き直し」。つまり大事な順に長期記憶化します。
- 新しい問題、知識を見かけたら、付箋を付けて後回し。
- 「経済」スルツキー分解、「財務」MM理論のような「教えたい論点」は繰り返し出題され、Bランクの得点源に。
- 誤答選択肢の作成パターンを知ると、正解を素早く選べる
- 正解を先に覚えると、誤答選択肢を理解する余裕ができる
- 誤答選択肢のひっかけを正しく直すと、正解知識が増える
- 前年の誤答選択肢は、翌年の正解選択肢になりやすい
- TAC「経営」「財務」スピテキ知識は、そのまま「2次」のレイヤーに。
- 「事例Ⅰ」なら、第1・2問→戦略論、第3~4問→組織論(ハード・ソフト)
- ただし10年放置された「運営」は、「Ⅲ」の役に立たないクソ編集。
- スタディング、TACスピ問などの問題集アプリは、解き直しに有効。
- 過去問アプリはないはず。自力でアプリと同じことをやると有利。
- A~Cランクの確実に当てる知識は、「2次」でも使える。
- DEランクや未出題箇所を潰すと、ビジネス実務でも使える。
- 5~7月に「2次」より「1次」暗記で語彙を増やすと、「2次」有利に。
ここはざっと列挙しただけなので、他の要素や良いまとめ方が他にあるはず。するとそれが本当に全員共通のコツ(セオリー)になります。
今日のまとめ
5月から、新しいことは原則「要らない」。
冒頭「やらない」と書きましたが、正しくは「要らない」です。(改正論点など一部例外を除き)4月までの基本講義期間中に教わっていないことはテストに出ないし、出ても当てる必要はありません。
ところが勉強とは、常に何か新しい工夫をしたくなるもの。そこで当サイトの記事は明日から2週間、ほぼ全て「2次」対策です。「2次」で問われる国語を先に知り、「1次」の知識を鍛えて備える。今年はどうやら、Wでイイコトが起きそうです。
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