全員が同じ参考書・同じ過去問を使って同じ答案を目指すから、8割落ちて当たり前。そこで初年度ワンチャン2割狙いならふぞで良いけれど、AI解答・AI作問でふぞろい要らずな予告3部作を用意しました。

1次Action:スコアUP策

【初学優遇】1次スコアUPで2次当確 / 暗記→可視化→差別化→当確ステップ

初学者の「2次早期着手」など猫すらしないのは、ふぞろいの裸踊りな悪目立ちを先行させ、全員でその裏をかくため。さらにムキになるほど2割になる「2次」より、「1次」専念で賢くなるのが吉と気づくため。

Q
来る「2次」は作問採点を毎年変更することで、ベテふぞを合格から遠ざけ、合格平均年齢の若返り&思考の多様化を図ると聞きました。ではなぜ「1次」で賢くなると「2次」を当確するのか、理由を教えて?
A

自社に都合の悪いことは全てひた隠す受験産業の脅威とは、イマドキAIに訊けば何でも答えてくれること。この4コマで1次スコアUP→2次当確の仕組みは丸わかりです。

①暗記強化フェーズ

一次試験で頻出する用語や公式を反復し、自動的に引き出せる“脳内辞書”をつくる段階です。科目を横断して知識をつなぎ、検索の負荷を限りなくゼロに近づけます。これにより、読解や構想といった複雑な処理に使える思考資源が確保され、後続フェーズへの土台が整います。

②可視化思考フェーズ

演習結果を数値で可視化し、自分の思考の偏りやクセをPDCAで分析します。正答率や時間誤差といったKPIを使って、自己観察を日常化することで、学習の“どこを直せば伸びるか”が明確になります。これは構想力の材料にもなります。

③構想差別化フェーズ

可視化された自己データと知識を活用し、多視点から仮説を立てて差別化された答案構想を生み出します。複数のフレームワークを掛け合わせ、論理と選択の一貫性を保ちながら、限られた文字数で説得力を持つ“上位5%の構造”をつくり上げます。

④安定AAAAフェーズ

構築した構想を事例ごとに安定再現する段階です。三現主義でズレを点検し、ロジックツリーで構造の網羅性を確認します。答案作成の工程を標準化・フロー化することで、実力通りの得点を出し切れる“再現可能なA評価”が実現します。

【初学優遇】1次スコアUPで2次当確 / 暗記→可視化→差別化→当確ステップ

「1次」7科目の暗記とは大事な知識を反復長期記憶化し、意識せず自在に使える「手続き化」が狙い。この動作を極めることで、初見ワンチャンアドリブ化した今の「2次」を当確させる仕組みがデフォです。

Step-1:暗記強化フェーズ

①1次7科目を“経営の辞書”に

一次試験で登場する SWOT や損益分岐点(CVP)、ROE公式といった用語・公式は、経営分析における辞書データベースと見なせます。ERP がマスタ情報を整備してから販売管理や原価計算を統合するように、受験者もまず横串で整理したキーワードを高速で回転させます。これにより「競争優位→設備投資→DCF」といった知識間のリンクが強化され、検索速度が飛躍的に高まります。

②繰り返して体系的に焼き付ける

財務会計で CVP を 10 回解き、運営管理で IE 手法を毎晩ミニテストする ―― こうした反復学習は製造現場の「5S+標準化」に相当します。公式や定義を見た瞬間に計算プロセスが自動再生される状態は、IE の「動作経済の原則」でいう“ムダ取り”と同じです。結果として脳内に思考余力が生まれ、複雑な事例文を読解する際もメモリ不足に陥りません。

③自動化知識でムダを削減

在庫理論で「回転率向上がキャッシュを生む」といわれるように、知識が即時に取り出せると“思考在庫”が最小化されます。ここで捻出された余剰リソースが、次章で扱う PDCA 型自己観察に振り向けられ、「読解→構想」に高付加価値時間を投下できる――これが一次暗記強化を“投資”と捉える最大の意義です。

7科目が2回転、3回転目に入る7月では、各科目知識を計画的に反復し、脳内に自動化された“経営の辞書”を構築します。知識検索を無意識化し、後続フェーズに充当する思考の余力を生み出すねらいです。

Step-2:可視化思考フェーズ

①QC7つ道具で「2次」答案の品質管理

一次演習の結果は管理図やパレート図に置き換えると弱点が一目瞭然です。たとえば科目別正答率を棒グラフ化し、ボトルネック科目には「要因特定→是正策」を貼り付けます。QC ストーリーや PDCA の流れを自己学習に適用することで、学習状況が“見える化経営”になります。

②日程&進捗では「運営」知識

運営管理で学ぶ標準作業票の考え方を応用し、60 分テストを「読む 10 分→設問分析 10 分→解答 40 分」の工程にタイムスタンプを付けて分解します。実績との差を“作業余裕率”として記録すれば、どこでムダ時間が発生しているかが明確になります。

③スコアUPにK→P→T

振り返りはバランスト・スコアカードにならい、「財務=得点」「顧客=読解精度」「業務プロセス=時間配分」「学習と成長=改善アイデア」で棚卸しすると多面的です。毎週 KPT(Keep/Problem/Try)を書き出せば、継続・改善・挑戦すべき点が整理されます。この定点観測が、次章の構想差別化を支える土台となります。

このフェーズでは、正解が1つに決まる「1次」4択マークを使い、思考プロセスの完成度を PDCA サイクルで検証。自分の思考の強み弱みやクセを定量化、できれば客観化し、魔法の様に2割ボーダーに吸い寄せる「2次」ふぞろい商法に批評的&慎重に構えます。

Step-3:構想差別化フェーズ

①手にしたフレームワークでクロスオーバー(掛け合わせ)

ポーターのバリューチェーンと PPM を掛け合わせ、事例企業の活動を分解し、投下資源と収益性をマトリクスで整理します。差額原価の視点で「得点効率の低い施策」を切り捨て、「高リターン施策」に集中することで答案の説得力が高まります。

②内部把握はVRIO、外部は5フォースで

戦略論で学ぶ VRIO と5フォース分析を併用し、内部資源と外部環境を同時評価する「二段発射フレーム」を用意します。強みと脅威をクロス分析したうえで施策を定めれば、“網羅性と選択と集中”を両立した構造が自然に成立します。

③ECRS+MECEでキレイな100字

施策を選定したら ECRS 原則で「削除・統合・順序変更・単純化」を行い、MECE で漏れと重複を排除します。最終的に「原因→施策→効果」の3センテンスを 100 字に収めれば、深度・一貫性・多元性を兼ね備えた答案骨格が完成し、上位5%ラインに到達できます。

ここでは、余剰ワーキングメモリを用いて多面的な仮説を統合し、他受験者との差別化を図る。戦略論・組織論・マーケに財務をクロスオーバーさせ、ふぞろいに生涯追いつかせない手持ちカードを増やす狙いです。

Step-4:「2次」AAAA~上位5%の当確答案

①三現主義で答案のズレ防止

答案作成前に「設問文(現場)」「与件本文(現物)」「自分のロジックメモ(現実)」を照合し、因果のズレを最終確認します。この“現場・現物・現実”チェックにより、試験中でも PDCA の C(チェック)を実行し、答案のムラを抑えられます。

②モレダブりを解決するロジックツリー

構想差別化で作成した仮説ネットワークをロジックツリーに再配置し、末端が「施策×効果」になっているかを確認します。これにより、網羅性と因果連結が保証され、採点基準が重視する“一貫性と多面性”が担保されます。

③思考フローを高めて量産型A答案

高品質答案を「書く→振り返る→次答案へ転写」するフロー型学習に変換します。毎回同じ構造とチェックリストで答案を仕上げることで、どの事例でも安定して A 評価を量産できるようになります。こうして一次で培った知識自動化と可視化思考が最後まで機能し、「一次高得点 ⇒ 二次当確」という因果循環が完結します。

「2次」を標準150hで卒業する当確スト組ほど「余計なコトをしていない」、より正しくは仮説検証力に優れるので「要らないコトをどんどん捨てる」。隣の同友館のノウハウおデブより、スリムな細マッチョ思考が好かれる試験です。

今日のまとめ

Q
今日は、初学スト当確へのステップ、暗記→可視化→差別化→当確AAAAまでのロジックを説明。それがこんなくだらないマンガになるとは、あの不気味な似顔絵のふぞもびっくり?
A

R1から傾向変化した「1次」の高スコアとは、猫も知らない超絶知識をヘタクソネットで読み漁るノロマに非ず。そうでなく、誰でも知っている・やっているコトをクールに正しい順序に並び替え、その正しさを高得点で実証することです。

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