全員が同じ参考書・同じ過去問を使って同じ答案を目指すから、8割落ちて当たり前。そこで初年度ワンチャン2割狙いならふぞで良いけれど、AI解答・AI作問でふぞろい要らずな予告3部作を用意しました。

1次Action:スコアUP策

【初学優遇:嬉しいW特集】「Ⅳ」は「財務」を兼ねる / 詰めてないのに隙がない

2割ガチャの「2次」に誰一人文句を言わないのは、確実に受かる上位5%は必ず合格させる、試験委員の作問採点技術があってこそ。さらに近年の研究で、上位5%=スパイ×超能力者×殺し屋級の異能力ぶりが明らかに。

Web特典:動画先行リリース(視聴)出来ます

スパイの【柔軟性】

出題傾向や採点基準が毎年変化する2次試験では、相手に合わせて自分の解答スタイルを自在に変えられる柔軟性が必要。スパイは常に環境に応じて仮面を使い分け、状況適応力で“当たり解答”を再現できる。

超能力者の【察知力】

出題者や採点者の意図を表面的な言葉の奥から読み取る力が合否を分ける。超能力者のように、行間に隠れた本質を直感的に察知し、「求められる答え」を先回りして書ける者が最終的に勝ち残る。

殺し屋の【決断・実行力】

2次試験は時間との戦い。与件から重要情報を見極め、余分な要素を切り捨てる判断力と、迷わず書き切る実行力が問われる。殺し屋のように“狙って外さない一撃”で、採点者の心を射抜く必要がある。

参考:「Ⅳ」に強いとなぜ生成AIを安全&フル活用?

① 生成AIの長所と限界
生成AIは知識の再構成や文章作成に優れる一方で、「数値前提に基づく論理検証」や「計算過程に現れる矛盾の発見」にはまだ課題を抱えている。特に、数式や根拠の整合性を自ら検証する力=クリティカル・シンキング(批判的思考)の訓練を、AIに委ねることは困難である。

② 試験制度上のリスクと対応
AIに依存して文章力や知識の再整理は補えるが、与件を自らの頭で咀嚼し、設問の背後にある意図やリスクを定量的に分析する力は弱体化する傾向がある。この「AIの穴」を見抜いた出題設計が必要となる。

③ 事例Ⅳがその対策に
「事例Ⅳ」は唯一、計算精度と論理整合性の両立が求められ、思考の“構築”と“検証”が反復される設計である。AIが模倣しにくいこの設問形式を強化すれば、受験者の批判的思考力を能動的に測定・強化でき、AIに依存し“考えない人材”化するリスクを回避できる。

W特集①:「事例Ⅳ」は「財務」を兼ねる

ビジネス感度の先端度なら他のどこの国家資格にも負けないウチの試験委員。受験者のAI利用動向を慎重に見守る彼らを安心させるのが、「Ⅳ」に強い診断士だから【生成AIを安全利用】できること。

例えばここのサイトの会計熟練度は、「Ⅳ」対策を7月中に済ませて「財務」を終わらせ、8月から「Ⅰ~Ⅲ」集中の150hでAAAA当確するレベル。今年本気で当確するなら、まず「Ⅳ」からな。

数字・数学にうっかり強い方ほど、簿記の基本を無視した自己流珍ノウハウを披露し、試験委員が苦笑い。診断士の「Ⅳ」対策が間違いだらけと気づいた方限定で、以下からお申込みください。

W特集②:詰めてないのに隙がない

簿記とは猫や蛙でも全員同じ一つの答にさせる教育術であり、これに従えば「Ⅳ」60点に努力や工夫は一切不要。その上で、「事例Ⅰ~Ⅲ」のAAA当確がこう実現します。

①100字を詰めてないのに隙がない

与件の決定打を一箇所引用し、因→果の一文で述べると、余白が生まれて100字の3センテンスで論理的な答案を組める。情報を「載せない工夫」が内容の焦点を際立たせ、採点者が迷わず加点できる答案となる結果、キーワードの数を削っても隙がない。

②多数派同質答案で詰めると8割落ちる

キーワードを敷き詰めたテンプレ答案は受験者の八割が書けるため差が付かない。情報過多で論理が埋もれ、採点者は「ありきたり」と判断して平均点付近に集約する。結果、目立たず沈み8割不合格の事実に直面する。

③100字マス目の思考プロセスをどう加点?

採点は、与件キーワードの有無、訊かれたことに答える、因果の明瞭さの3層で行う。まず根拠提示で基礎点、次に意図を外さない論理展開で加点、最後に100字内で迷わず読める構成が“思考の爪痕”として上乗せされる仕組みだ。

④柔軟性と決断力でスト当確へ

状況が変わる事例に80分で対応するには、与件解釈を途中で修正する柔軟性と、一度確立した因果を100字に収める決断力が不可欠。スト当確者の間では、仮説を持ち替え、不要語を切り捨てる勇気が高い評価を受けます。

Step-1:100字を詰めてないのに隙が無い

①採点者が読み易い100字を最優先

これからの当確予定者がまず徹底するのは、採点者が一読で内容を把握できる滑らかさです。与件をまるごと引用するのは「決定打」の1か所に絞り、残りは与件の引用を自分の言葉で補う因果で簡潔につなぐことで、キーワード詰め込みの冗長答案を避けます。結果、必要最小限のキーワード数で客観根拠が伝わり、ふぞろい答案特有の“読みにくさ”を100%クリーンに出来ます。

②設問で訊かれた真芯を捉える

すでに害悪でしかないTACメソッド=「作問者の意図はわからない」とする誤った前提を切り捨て、設問文から「問われていること」を一句で仮説化して与件を読む習慣を鍛えます。このプロセスだけで題意ズレの大半は防げ、たとえ引用語数が少なくても「設問の狙いに直球で答えている」論理が際立ちます。すなわち少ないキーワードでA評価に届く道が実現します。

③端的で隙のない100字の「思考の爪痕」

設問意図を正確に捉えると、必要視点(Who/What/Why)が自然に整理され、多面的な材料を100字で記述できます。引用→因→果の一文構成に仕上げれば、採点者は論理展開を迷わず追え、「考えて書いた痕跡」として思考加点が付与されやすい。同じキーワードを用いても、論理の一貫性と端的さこそが“詰めていないのに隙がない答案”を決定づけるのです。

具体的に「Ⅰ」で考えると、R1から「既存事業の質的転換」を促し、R4から戦略・組織より人事施策での点差が加速した。Notebook LMを使った「隙がない最新の100字の書き方」をこの後シリーズで紹介します。

Step-2:行き過ぎた多数派同質化~ふぞで詰めると8割落ちる

①与件キーワードの引用は実は有効

近年、合格者再現答案の分析書『ふぞろいな合格答案』シリーズが“バイブル”的存在となり、そこから抽出された加点キーワードを答案に詰め込む手法が広く浸透した。確かに、与件文から適切なキーワードを引用し解答に反映することは重要であり、どのキーワードが加点対象になりうるかを学ぶこと自体は有効である。

実際、採点上は与件文の用語をそのまま使う方が加点されやすく、下手に言い換えたり難解な表現に変えたりすると却って採点者に伝わりにくくなる傾向がある。このため、「与件に書かれた言葉をできるだけ盛り込め」という指導も一定の合理性がある。

②悪名高い裸踊り~当試験は「やりすぎ」「盛りすぎ」禁止

しかし、キーワード至上主義に陥った答案には明確な弊害が生じる。無理に詰め込まれた専門用語やバズワードは文章のつながりを損ない、文意が破綻した不自然な答案になりかねない。

実際、与件文のキーワードを「モリモリ詰め込み」した結果、日本語として逸脱した文章になってしまうケースも散見されると報告されている。採点者から見れば、そうした答案は読みづらく一貫性に欠けるため減点対象となる可能性が高い。事実、「詰めすぎは及ばざるが如し」との指摘があるように、キーワード偏重のテクニックだけでは合格者2割を生む一方で残り8割の不合格リスクを高めるという分析もある。

要するに、キーワードはあくまで答案の材料であって、羅列すれば自動的に高得点になるほど採点は単純ではない。試験委員が本当に評価したいのは、キーワードの数ではなく、そのキーワードを文脈の中でどう活かし、論理的に答えを導いたかというプロセスなのです。

③「型への依存」を8割落とす

時間内に答案を仕上げるプレッシャーから、あらかじめ用意した解答テンプレートに沿って文章骨子を作成し、穴埋め的にキーワードを当てはめる書き方も定着している。たとえば「○○の強みは、①~、②~、③~である」といった定型フレーズを事例企業に合わせて流用し、機械的に解答を書く手法である。

このテンプレート方式は文章構成の型枠を提供するため、書く内容に迷わずに済み、手が止まりにくいというメリットがある。事実、高得点者の答案に共通する構成パターンを分析しテンプレ化したという報告もあり、使いこなせば「誰もが合格者に近い文章構成になり、説得力のある文章が書ける」と謳われることが多いが、これをパクるとほぼ確実に爆死します。

解答テンプレートや決めつけパターンへの過度な依存は試験本来の趣旨を失わせ、「与件文をちゃんと読んでいないのでは?」という印象を試験委員に与えがち。よって採点基準の変化が今年も加速します。

Step-3:100字マス目の裏にある「思考プロセス」への加点が進む

①第二加点基準~訊かれたことに素直に答える

試験委員が「2次」答案を採点する際、キーワードの次に重視するポイントが、「設問に対して聞かれていることに素直に答えているか」である。言い換えれば、問われたことに対し「なぜそう考えたか」という理由が明示され、その問いに的確に答え切っている答案かどうかが問われている。

ところが不合格答案の中には、この点で致命的な欠陥を抱えるものが実に多い。具体的には、設問文をちゃんと読まずに的外れな答えを書いたり、問われた論点の一部にしか答えていないケースである。実際、採点現場を知る講師の指摘によれば、「題意を外している、もしくは設問文の断片しか読み取れていない解答が思いのほか散見される」という。

80分という制約下で焦って読み飛ばしたり、解答作成中に設問の認識がずれてしまうことも原因だろう。しかしどのような事情であれ、「聞かれていることに答えていない」答案は採点上ほとんど加点を望めない。これは試験として当然のことだが、論述形式ゆえに合格者の勘違いや思い込みが入り込みやすく、試験を2割で受かった確証バイアスを排除しにくい構造的な原因が見られる。

②素直になれない理由~自分で考えるのを諦め思考停止

では、なぜ受験者は設問にストレートに答えられない答案を書いてしまうのか。その背景には、第1章で見たようなテクニック偏重による「思考プロセスの省略」があると考えられる。

キーワードを並べることに気を取られるあまり、「そのキーワードが設問で何を問われているから重要なのか」という因果関係の説明が抜け落ち、一見それらしい用語が入っていても、なぜそれが解答として適切なのか論理が示されなければ採点者には伝わらないことを実にわかっていない

採点者は解答用紙に書かれた内容しか判断材料がないため、理由や根拠の書かれていない主張には点を与えにくいことはもっと知られて良い。「〜と考えられる」「〜が望ましい」といった結論だけを書いても、その裏付けとなる与件事実や論拠が示されていなければ加点はない。「なぜその解答に至ったか」を示さない因果のすっぽ抜け答案は的外れなだけでなく、これを間違って合格させてしまうミスに試験委員がどれだけ危機感を抱いているかを考えたい。

③第三加点基準は100字の因果

論理的な答案作成には、本来仮説→検証→結論という思考の筋道が不可欠である。まず設問の意図を踏まえて解答方針の仮説を立て(何を答えるべきかを仮決めし)、次に与件文の情報でその仮説を検証・裏付けし、最後にそれらを統合して結論(解答)を書く。この一連のプロセスが答案に滲み出ているとき、採点者は「この受験者はしっかり考えている」と判断できる。

しかし現状では、表面的なテクニックに頼るあまり、この因果のロジックが答案から読み取れないケースが多い。採点基準の仮説的分析によれば、第一基準は前述のキーワード等与件事実の抽出だが、第二の基準は「設問の意図を正確に解釈し、その要求に素直に答えているか」という思考力部分にある。

さらに第三の基準は「100字という制限内で因果関係を明確にし、簡潔で読みやすい文章を書けているか」という表現力部分とされる 。生成AI時代には与件のキーワードを抜き書く所では差が付かなくなり、この第二・第三の採点基準を想定すると試験の当確が大きく近づく。

④第四加点基準が「思考の爪痕」~100字の多面多元性

換言すれば、与件文から事実を抜き出すだけでは配点の一部に過ぎず、その事実をどう解釈し結論に結び付けたか(思考の跡)を見せることで高得点につながる仮説が浮かぶ。

具体的には「強みと弱みを挙げよ」という設問で、与件文の該当箇所をただ箇条書きした答案は、必要最低限の点は入るかもしれない。しかし、「なぜそれが強みと言えるのか」「弱みがどのような問題につながっているのか」まで踏み込んで書いていなければ、採点者は受験者の洞察力を評価しようがない。

実際に合否を分けるポイントはその先にある因果関係の記述や一貫性にあるとの認識が近年広まった。前述の採点講師の証言でも、答案の書き方・構成の巧拙で点差が生まれるとされる。しかも現在では、受験者全体の答案水準が上がりつつあり、ますます内容そのもの──すなわち論理性や具体的分析力──で勝負が決まる方向に進むと考えられる。

「事例Ⅰ~Ⅲ」の第一採点基準=キーワード説には全員異論なく、第二~四加点基準をどこまで解像度高く具体化するかが今年R7の当確ポイント。なお第二~四加点基準は根が同じため、同時多元的に最短時短合格できる利点があります。

Step-4:SPY×FAMILY~柔軟×察知×決断実行力でスト当確

①与件の丸写しでホントに加点?

新しい答案戦略の第一の柱は、与件文中の重要記述を適切に引用することで答案の客観性と説得力を高める手法である。第1章で述べた通り、与件から抜き書きしたキーワードは加点に直結しやすい。そこで、従来のようにやみくもにキーワードを羅列するのではなく、与件文の該当部分を「〜」で引用することを明示的に行うことを提案する。例えば「強み:『豊富な業界経験』により〜」のように答案内で引用符を用いて与件の文言を示す。これにより、採点者に対して「与件のこの事実を根拠にこう考えています」というメッセージが伝わりやすくなる。実際、与件から適切な情報を引き出し解答に活かす力は二次試験で最も重要な要素であり、記述式試験では与件に基づく具体的な解答が重視される。引用という形でそのまま根拠を示せば、「この受験者は与件文を正確に読み取っている」という客観的証拠になる。

②丸写しするのは「決め」の1カ所

ただし、引用の際の留意点としては字数制限とのバランスである。むやみに長文を引用すると、それだけで字数を消費してしまい肝心の分析を書く余裕がなくなるため、長い引用はキーワードや端的なフレーズ部分に留めるのがコツだ。

幸い、採点者もそのフレーズが与件由来であることは高い確率で認識できる(多くの答案を読む中で自然と与件文を覚えるため)ため、「◯◯(与件文○行目より)」のような出典注を付ける必要はない。重要なのは、引用した事実に自分の解釈を一言添えることである。

具体的には「『豊富な業界経験』によってニーズ把握力が高く」のように、引用部分(事実)と自分の分析(解釈)をセットで書く。こうすると、答案全体に客観的根拠と主観的考察がバランス良く盛り込まれることになり、説得力が増す。与件で得たファクトを事実として示しつつ、その意味合いを自分の言葉で補足することで、思考の過程が読み手に明瞭に伝わる効果がある。

③AIで高度高速な仮説検証サイクル

新アプローチの第二の柱は、設問の意図に対する仮説検証プロセスを答案作成に組み込むことである。具体的には、解答を書く前に「この設問者は何を答えさせたいのか?」という出題者の狙い(真芯)に関する仮説を立て、その仮説に沿って与件分析と答案構成を進める方法である。

「2次」試験では与件文を読む前にまず設問文に目を通し、設問要求を解釈することが重要だとされる。優れた受験者は、与件に飛び込む前に設問ごとに「問いの背景にはどんな経営課題や論点があるのか」を想像し、解答方向性をビンゴで当ててくる。この仮説立案により、与件文から何を探すべきかを明確にし、時間短縮と精度向上を同時多元に達成する仕組みになっているのである。

④最速当確のカギは思考停止⇔思考の高度化どちら?

ここで重要なのは、仮説を立てて事例A~C社の経営課題を5つ挙げることである。近年の診断士本試験事例は、単に知識を問うのでなく「与件企業の現状を踏まえて最適な助言や分析を行えるか」を見るケースが多い。したがって設問の字面だけでなく、背後にある経営上の課題や理論を読み取ることが肝要だ。

例えば「新規事業を関連会社に移管した理由は?」と聞かれたなら、背景には組織構造や経営資源配分の論点があるはずである。仮説として「責任の明確化や専門性強化のためでは?」等を立て、それを裏付ける与件記述を探す。このように因果関係まで踏み込んで仮説思考することで、**「何が聞かれているのか?」**という設問の真芯が捉えやすくなる。仮説が的確なら答えも的確になり、もし仮説が外れていても、与件を読む中で修正すればよいだけなので無駄にはならない。重要なのは、何も考えずに読むより常に仮の答えを考えながら読む習慣である。それによって答案に常に「問いと答えのズレがないか」という自己チェックが働き、題意を外すリスクが大幅に減る。

生成AI登場でつまびらかに周知されたのが、試験委員の思い⇔受験産業の願いのギャップ拡大。すなわち受験産業の狙いが「考えさせない決めつけパターンで、答案のブレ=不合格を避ける」のに対し、試験委員はいい年こいて思考停止してんじゃねーよと睨みを利かせます。

嬉しいW特集まとめ

Q
東大出・外資コンサル・会計士に代表される上位5%が当確とはいえ、「2次」はその年どの事例をボーナスにするかもガチャであり、当確するのは真の実力者。あの3人家族並みの異能があって初めて達成?
A

でも外見はやや美男美女な程度で、普通の家族。7月の「Ⅳ」対策で「財務」を兼ねるのと、その100字は「詰めてないのに隙がない」程度の違いです。

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