1次Action:スコアUP策

【500~540点の取り方】試験のアーバンスポーツ化 / 祝・五輪金メダル

科目平均60点、計420点で受かる試験で500~540点のスコアハイを狙うのは、「試験合格が目的ではない」ため。ただしついでに「2次」スト合格しやすいためです。

Q
初年度ワンチャンで頭一つ抜ける以外は、全員2割ガチャの泥沼レースになる「2次」。つまり可能なら「1次」スコアハイを叩き出し、その勢いで「2次」をさっさと通り抜けるのが吉?
A

はい。試験委員になりきった生成AIが包み隠さず何でも答える時代では、「1次」500点超えがそのまま「2次」で有利に働く理由も丸わかりです。

理由① 試験慣れ〃② 基礎力の充実〃③ 疑心暗鬼の回避
理由: 「1次」高得点を取る受験者は、試験対策に慣れており、効率的な学習計画や実行方法を熟知しています。そして「2次」でも効果的に準備を進め、要領よく安定60点を重ねていきます。「1次」高得点を取るには、広範なビジネス知識を深く理解している必要があります。この基礎学力が「2次」事例問題を解く際に有利に働きます。「1次」高得点者は、自分の知識に自信を持つことで不要な知識やノウハウを増やさない傾向があります。これにより学習内容が整理され、本試験に集中できます。
: 「1次」高得点者は過去問の分析や模試活用など、効率的な学習方法を既に身につけているため、「2次」対策でも同様に効果的な対策を取ることができます。経営戦略やマーケティング、財務会計など、「1次」で習得した知識が、「2次」事例問題(例えば、企業の財務分析や市場戦略の提案)でそのまま応用されます。「2次」で問われる知識が「1次」出題済の範囲に限られることを知ると、ネットやSNSの余計な情報に惑わされることなく、必要な学習に専念できます。

【500~540点の取り方】試験のアーバンスポーツ化 / 速く・高く・美しく

TVの五輪に釘付けはよろしくないが、ネットやニュースの速報程度は目を通す。理由は「2次」採点係を務める試験委員は、「速く」「高く」「美しい」ものに共感し、加点する傾向があるとされるため。

Step-1:五輪アーバンスポーツの採点基準

Q
古くは体操、近年ではアーバンスポーツに代表される「採点競技」。その採点基準は大きく分けて、「速く」「高く」「美しく」?
A

一流アスリートのように「速さ」「高さ」を競うと、動作のムダが取れて自ずと「美しく」なる。後で「1次」「2次」に応用するために、採点の基礎を覚えます。

①速さ(Speed)②高さ(Height)③美しさ(Style)
スポーツクライミング(スピード)で特に重要。時間内での実行も他の競技で間接的に評価される。スケートボードやBMXフリースタイル、スポーツクライミング(リード)で重要。全ての競技で評価される要素。技の難易度、独創性、流れ、全体的な印象が含まれる。
例:スポーツクライミング(スピード)~ 壁を登る速さが直接的な採点基準となります。最速で登った時間が評価されます。スケートボード(パーク): エアーの高さやトリックの実行高度が評価されます。3x3バスケットボール: ショットやプレイの技術、美しいパスや連携が評価されます。

Step-2:「1次」試験の速さ・高さ・美しさ

Q
アーバンスポーツの採点基準が、それぞれ「速さ」「高さ」「美しさ」に配分される。それと同様、「1次」7科目にもスコアの配分があるのでは?
A

診断士「1次」7科目は、理解⇔暗記型など、7科目が上手に分担して脳番地をバランス良く鍛えてくれる。これを「速さ」「高さ」「美しさ」で分類するのも、一理あります。

①速さ(財務・運営)②高さ(情報・中小)③美しさ(経済・経営・法務)
「財務」「運営」では、正確な計算能力とその速さが問われます。難易度の高い計算問題を出題することで、受験者の速さと正確さによる点差をつけることができます。「情報」「中小」では、単純暗記の量が重要です。膨大な知識をひたすら暗記し、それを正確に再現できる高さがポイントとなります。「経済」「経営」「法務」では、基本知識の暗記に加えて設問文を読み解き、その場で論理的に考えるクールな美しさが求められます。
財務: 財務諸表の分析やファイナンスなど、一工夫した計算問題が出題されます。限られた時間内で正確に計算し、迅速に答えを導き出す能力が求められます。情報: IT関連の知識や技術、システム開発の手法など、多くの情報を暗記する必要があります。知識の範囲が広く、深い理解と正確な記憶が求められます。経済: 経済理論や政策に関する問題では、問題文を読み解き、論理的に考える力が必要です。単なる知識ではなく、理解力と分析力が求められます。
運営: 生産管理やオペレーションマネジメントの問題で、計算を要する問題が多く、素早く正確に解答することで他の受験者と差をつけることができます。中小: 中小企業に関する政策や法律、支援制度など、覚えるべき事項が多岐にわたります。これらをしっかりと暗記し、試験で正確に答えることが求められます。経営: 経営戦略やマーケティングの問題では、事例を読み解き、適切な戦略を選ぶ力が重要です。冷静に判断し、誤答を避ける力が求められます。
法務: 法律問題では、条文の知識だけでなく、事例に応じた適用や解釈が必要です。選択肢を冷静に比較し、誤りを排除する能力が重要です。

Step-3:「2次」試験の速さ・高さ・美しさ

Q
試験をめぐるネットやSNS界隈で、「1次」高得点者は「1次」「2次」の共通点に注目する。対してふぞろいあるあるな「1次」ボーダータイプは、「1次」と「2次」は別物!とはしゃぎ、試験委員を苦笑いさせる?
A

「1次」と「2次」を共通と捉える、別物と捉えるは受験者本人が決めることで、たまたま合格先輩がネットで決めつけるものではない。そこで「速さ」「高さ」「美しさ」の違いを、同業D社に見せつけます。

①速さ(Speed)②高さ(Height)③美しさ(Style)
「2次」では80分では解けない文章量の読み解きを課すことで、受験者の情報処理スキルや解答の速さによって差がつきます。「2次」では単に試験合格を目的にせず、日頃からどれだけ高い目線でビジネスを俯瞰するかによって差がつきます。「2次」では誰が見ても好感や共感を持つような、文章の美しさによっても差がつきます。
試験問題の分量: 問題文が長く、情報量が多いため、効率的に情報を読み取り、短時間で解答をまとめる能力が求められます。時間配分のスキルや素早い意思決定が試されます。ビジネスの俯瞰: 事例問題を解く際に、企業全体を俯瞰し、戦略的な視点で分析や提案を行う能力が評価されます。高い視座を持って問題に取り組むことで、説得力のある解答が可能になります。文章の構成: 論理的で一貫性のある文章構成が求められます。読みやすく、明確な解答が評価されます。
解答の迅速さ: 与件文の読み取り、根拠のマーキング、解答の構成などを短時間で行う必要があり、このスピードによって受験者の点差が生じます。実務経験の反映: 日常のビジネス経験や実践的な知識が解答に反映されているかが評価されます。高い目線での分析や提案ができる受験者が高得点を獲得します。共感力: 採点者が思わず共感して頷くような具体的視点や内容が含まれていることが、評価ポイントとなることがあるでしょう。

今日のまとめ

Q
つい一昔前なら、「1次」高得点=スト合格しやすいなど書くと、同業D社勢が目を剥いて「1次と2次は無関係!」と頭ごなしに否定したもの。そうでなく情報の多様化が進むと、安心して多様なスタイルを提案できる?
A

近年ふぞろいが合格しやすいのは、単にベテを狙い撃った余波でオマケ合格が増えただけ。実力で受かる上位5%⇔たまたまその他大勢では、試験に対するスタイルがそもそも真逆です。

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