書く力を強化するには。
口述試験問題を知り、「当試験で聞かれるコトはわかった」。すると次の興味は「ではどう書くか」。そこで試すのが、
- 口述試験問題例の答えを考える。
- 考えた答えを「書いてみる」。※後で編集するためPC推奨
- 初めからスラスラ上手には書けない。答えを見て直す。
- 少し時間を空け、2回、3回目位はやってみる。
- 紙で一問一答より、PC入力してグループ化。レイヤー毎にまとめ解き。
- 知ってるはずの知識が、案外思い出せないぞ。
- 思い出しても、文章に書き出すことは大変だぞ。
- PCでも大変なのに、(先に構想する)手書きはもっと大変。
- でも11週間注力すると、「書く力」が大きく伸びるぞ。
- グループ化とレイヤーを使うと。同じことが繰り返し聞かれるから、重複を排除して正規化できるぞ。
ポイントは、 △口述問題例の「正解をすぐ探す」のでなく。 ○自分の頭の中の知識で一度書き出してから、正解を見る。 |
すると、 △正解を見てそれを覚える=総額学習法 ○自分の考えと正解の差を覚える=差額学習法 |
「2次」筆記の世界では、総額法より差額法が競争優位。すると知識が覚えやすく・使いやすく・思い出しやすいから、この先の戦いが有利になるぞ。
レイヤー活用入門編 ~口述試験分析:事例Ⅱ
1A環境分析
H25:B社が、これまで小規模企業ながら永く経営を存続することができた要因を教えてください。
H26:B社の社長にデシル分析を説明してください。
H27:大手総合スーパーチェーンに対するB商店街の強みについて説明してください。
1B経営事業戦略
H24:垂直的統合と水平的統合の違いについて説明してください。
H27:組合理事に伝えたいことを1分程度で述べてください。
1C標的選定
H24:ターゲットセグメントにおけるデータの収集方法を説明してください。
H26:2014年現在において、介護付きツアーはPPMのどの象限にあるか、根拠とともに答えてください。
H27:B商店街の今後のターゲットをジオグラフィック基準から教えてください。
2B製品戦略
H25:X市の地域ブランドを訴求する差異のポイントは何ですか。
H26:介護付きツアーについて、利用人数を増やす方法を教えてください。
2Dチャネル戦略
H25:B社がインターネット販売を行う場合は冷蔵配送を行うことになりますが、この配送費用を購入者負担とする場合の留意点を教えてください。
H27:一般的に商店街の空き店舗が問題になっています。空き店舗の活用に関する知見はありますか。
2E販促戦略 ★出題多数
H24:通常のCSRとコーズリレーテッド・マーケティングの違いを説明してください。
H25:YスーパーにおいてB社が行ったプロモーションの内容とその効果を教えてください。
3Aサービスマーケ
H26:B社における今後のインターナルマーケティング施策として、B社社長にアドバイスをしてください。
3B関係性マーケ
H26:B社が、新規顧客を開拓するために、デイサービスを利用している介護者に対して、どのようなコミュニケーションをとるかを教えてください。
H27:新規に誘致した小売店が長期にわたり商店街に定着するための施策について説明してください。
5A情報・インターネット
H25:B社の店頭での売上高や来店客数を伸ばすために、オンラインでの施策をアドバイスしてください。
今日のまとめ
突然聞かれズバリ即座に正答するのは難しい。そしてその理由は1つではない。
- 相手が何を聞きたいのかがわからない(読む・聞く)。
- 答えに使いたい知識がすぐに浮かばない(考える)。
- 知識を文章に書きだすことに不慣れ(書く)。
「2次」筆記とは、普段鍛える機会が少ないこれらの能力をバランス良く磨くチャンス。だって、相手が聞きたいことは、必ずレイヤーのどこかに位置し、使う知識は「1次」で全て学習済だから。
※「1次」知識がすぐ浮かばない時は、全知識を使うといいぞ。
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