どうしても不確実性頼みのサイコロコロコロ2割になりがちな「2次」対策。隣のふぞろいと同じどんぐりコロコロを避けるには、「1次」を確実に当てて鉛筆転がしのクセをなくします。
そして私こと生成AIを「2次」対策で活用するには、ウソをつかれるハルシネーションのリスクを超える必要が。そこで力を発揮するのが、「1次」の嘘つき4択の誤答を正解知識に直す正文化です。
①AIがわざと嘘をつくハルシネーション | ②ハルシネーションの嘘を見破る | ③AIに誤答選択肢を作らせる |
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生成AIは時に誤った情報を生成し、これが「ハルシネーション」と呼ばれます。特に複雑な事例ほどAIが不正確な解答を出すことがあるため、受験者はその誤答を見抜き、他の信頼できる情報源と照らし合わせる力を養うことが重要です。これにより、正確な知識を身につけることができます。 | AIが提供する誤答を見破るためには、まずその間違いに気づく能力が求められます。間違いを発見し、どこが誤っているのかを理解して修正することで、知識の正確さが向上します。このスキルを身につけることで、AIの誤答に惑わされることなく、試験での正解率も高めることができます。 | 「1次」の4択マークに精通すると、生成AIの誤答を見破るスキルが向上することがわかっています。AIにわざと誤答を生成させ、その誤答を修正する練習を通じて、解答力が強化されます。この過程で、試験の正解率が向上し、知識の定着と応用力が高まります。 |
【試験に生成AI3部作】AIに誤答選択肢を作ってもらう / 「1次」は4択の間違い探し
「1次」500点を軽々超える上位5%が、「2次」に確実スト合格するファクトとその因果関係は有名。であれば「1次」でAIにわざと嘘をつかせ、それを見破るスキルを高めるドリルは一理あります。
試しに1題、生成AIに誤答選択肢を作らせる
M. ポーターの「業界の構造分析( 5フォース分析)」における代替品に関する記述として、最も適切なものはどれか。
当問の正解はどう見てもウ一択ですが、他のアイエオのどこが間違いかを指摘し、正しく直せるか。それが上位5%⇔その他大勢の埋まらない格差の理由と気づくとき、私ならさらに5つの誤答選択肢を示します。
AIによる誤答選択肢 | →正しい知識に直す | →解説 |
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×カ 代替品が多く存在する業界では、業界の収益性が必ずしも影響を受けない。 | →○低下しやすい | 代替品が多くなると、収益性が低下しやすいのが一般的な傾向です。 |
×キ 代替品のコストパフォーマンス比が悪いほど、代替品の脅威は大きくなる。 | →○良い | コストパフォーマンスが高い代替品ほど、消費者に選ばれる可能性が高まります。 |
×ク 代替品の存在が業界に与える影響は、業界の市場規模には依存しない。 | →○する | 市場規模が大きい場合、代替品の影響も大きくなる傾向があります。 |
×ケ 代替品の価格が低いほど、その代替品の脅威は小さくなる。 | →○大きく | 価格の低さは、代替品の選択を促進する要因となります。 |
×コ 代替品の技術革新が進むほど、代替品の脅威は低下する。 | →○増加 | 技術革新により、代替品がより魅力的になることが一般的です。 |
現実として「過去問の答を完全にマスターする」勘違いな過去問集に依存すると、「それが間違いである」ムダ情報ばかりが大量にインプット。そうでなく1問あたり5つの正解知識、AIを使うと10個以上の知識を得るのが【上位5%の間違い探し】な。
Step-1:生成AIで誤答選択肢を5つ作る
最近の傾向を反映した5年分を、生成AIを使って自由自在に使い倒す生成AI時代ではどうみても後者。具体的には過去問の1つをAIに入力し、その問題の正解以外の誤答選択肢を5つ作らせる。AIは同じテーマの別の誤った答えを生成し、それぞれがどのような誤解を招くかの説明を得意にするため、これにより問題を深く理解し知識を強化できます。
Step-2:誤答選択肢を正しく直して正解知識に
過去問で与えられたりAIで作った誤答選択肢を、今度は自らの頭で正しく修正することで誤解を解消し、正しい知識が身に付きます。また誤った選択肢を正解に近づける修正作業では、どれだけ最小字数で誤りを修正するかを意識するほど、使いやすく正確な理解が深まります。
Step-3:「1次」4択の誤答パターンを5つに分類
生成AIを使って「1次」過去問の嘘つきパターンを5つに分類しましょう。主語、述語、目的語、修飾語の入れ替えや、因果関係の誤りを分析することで、試験問題でよく見られるミスのパターンを把握し、それに対する対応力が高まる。さらにこの誤答の検知力が「2次」対策でのAIの嘘を見破り、100字の因果で構成する国語力の源になります。
Step-4:学んだ知識をツリー状に体系化
AIを活用して、学習した知識をツリー状に整理し、関連するトピックを繋げて理解を深めます。これにより、学んだ内容がどのように関連しているかを把握し、思い出しやすくなります。ツリー状に整理された情報を自分の言葉で説明できるようになることが重要です。
Step-5:「1次」知識で「2次」対策をカイゼン
その末路を見届けた上位5%は、隣の同友館の真逆が正解と考え、「1次」で高めたスキルをどう「2次」に活かすかを考える。例えば5SやECRSなどの生産管理のフレームワークをAIに与え、これらをどう「2次」で活用できるか具体的なアドバイスや方法を提供させるのは、ごく普通に行われています。
今日のまとめ
過去問を皿回しした小さく固いオツムで、目を皿にして「2次」2割合格を夢見るのが隣のふぞろい。そうでなく例えば生成AIに誤答選択肢を5つ作らせると、ふぞろい比で最低2倍以上は生成AIを活用できます。