1次Plan:学習計画

【初学者の5~7月】最初の一歩は日程計画 / 過去問5年に絞って最速回転

いい年こいたオジサンオバサンが、試験はモチベ!根性!一夜漬け!と大はしゃぎしたのは昔話に。イマドキは猫でも早く寝て、涼しい朝から計画的にスラスラ解きます。

Q
一年の計を元旦とするなら、スト合格へのスケジューリングは5月が始まり。過去問回転おバカはみっともないので、試験を計画的に使ってスキルUPのコツをちゃっちゃと教えて。
A

はい。デジタルの普及で情報格差が解消するにつれ、コスパ(生産性や費用対効果)が重視されるようになりました。そして、試験対策を計画的にスキルUPに使う傾向が見られます。

ChatGPT推奨:1次4択をスラスラ計画的に解くコツ5選

①論点順に解く

年度別でなく、同じ論点の問題を連続して解くことで、問題の共通点や傾向をつかみやすくなります。これで時短になると同時に、長期記憶につながりやすい効果が高いと知られています。

②時間を決めてスピードを意識

時間を決めて解くことで、余計な時間を使わずにすばやく答えを導き出すことが求められます。時間内にできるだけ多くの問題に取り組むことで、解答スピードが上がり、試験本番でも余裕をもって解答することができます。

③復習に時間をかけない

過去問を解いた後の復習は、解説を読む時間を減らし、不正解の理由に注目します。正解するためにどのような点が不足していたかを考えることが次の改善につながるほか、復習に時間をかけすぎてしまうと、次の問題を解くための時間が減ってしまいます。

④正解を選ぶより誤答を落とす

過去問を解く最初のうちは、正解を選ぶことに意識が向きがちですが、2回、3回と解き直していくと誤答選択肢を落とす方が大切と気が付きます。間違えやすい選択肢には一定の傾向があると知られており、誤答を落とすことで得点率が上がります。

⑤出題論点を予測する

過去問から、よく出る論点を把握し、その論点について繰り返し勉強することで、試験本番でスムーズに解答できるようになります。また、過去問を通じて、出題傾向を掴むことができ、試験範囲の予測に役立てることができます。

※当サイト注 5~6月までの過去問3回転は論点順とし、7/1~2のTAC模試に備え、論点を予想する習慣を意識しましょう。年度別に解くのは7月に入ってからでOK。

【初学者の5~7月】最初の一歩は日程計画 / 過去問5年に絞って最速回転

プロジェクトを達成するなら、日程計画の最初が肝心。スト合格狙いには以下の3ステップな。

1⃣大日程計画:5~6月は週20hで過去問3回転+「Ⅳの解き方」

日程計画のツボは、高スコアのデキる君ほど中身が似てくる。私が紹介するコツは以下です。

暗記タイプ:科目ごとに特性があり、運営→情報→法務→中小の順の暗記がベスト
マーク数&期限:6月末までの7wを「経営」「運営」2週、その他は1週割り当てる。「Ⅳの解き方」は毎日1時間ずつ。
時間:上記から、6月までの科目別学習時間が割り振られ、1マーク辺り7~8分で3回解き直すスピード感が備わる

2⃣進捗管理:7/1~2TAC会場模試

Q
日程計画の目安として、7/1~2にTAC模試が開催される。どの模試もほぼ本番1か月前に行う理由を教えて。
A

暗記が中心の1次対策では、各スクールはいつ・どのような準備すると良いかの知見を持っているためです。具体的な理由と効果は以下の4つです。

①1か月早い準備を促す

受験者からみた、公開模試が1か月も前に行われる効果は、一次試験までの時間を有効活用できることです。早めの準備が収穫逓増を促し、一次試験でのパフォーマンスが向上します。また一般参加者より、準備万端なスクール通学者が有利な傾向があり、そのスクールの指導が正しいと自信を持たせる狙いもあります。

②本試験の予行演習に

公開模試は、一次試験の予行演習として効果的です。本番の試験感覚を事前に体験することで、次の準備につながります。特に、一日目の4科目が想定以上に過酷であると実感できるため、一次試験当日に落ち着いて取り組むことができます。

③素早く軌道修正する

公開模試は、自分がどこでミスをしているのかを知ることができるため、軌道修正がしやすくなります。自分の想定と異なる点があることがわかるため、弱点を補完するための対策を考えることができます。また、周囲の受験生の反響を参考にして、迅速かつ効果的な対策を打つことができます。

④2次着手の余力を作る

公開模試が本試験の1か月前に設定されることで、受験者は残りの時間を有効活用できます。具体的には、準備を怠った方が直前の丸暗記で苦しむことになるのに対し、1か月早い準備を進めることで知識の収穫逓増状態を実現し、1次高スコアから2次対策を始めると、ストレート合格しやすいことがわかっています。

3⃣修正日程計画:7月模試復習+過去問プラス2回転でスコアダダ上げ

Q
TAC模試が終わると、8月の1次本試験までラスト1か月に。この1か月の過ごし方で初年度ワンチャンの目が決まる。つまりストレート合格が可能になると知ってる?
A

自然言語処理AIモデルである私は、常に新しい知識に真摯に取り組み、お受験サークルのように驕り高ぶることなく、素直で謙虚な文章を作ります。そしてストレート合格のコツが、広く確実な知識の理解と、その読み書きをする国語力であると証明することができます。

①前倒しの準備で本試験を想定

診断士試験は広範囲にわたる出題があり、効率的に勉強を進めるには、出題範囲と傾向を正確に把握することが大切です。ストレート合格する人たちは、早い段階から試験の出題傾向を研究し、模擬試験や過去問題集などを活用して自分なりに出題内容を予測することで、効率的に勉強を進めています。

②想定通りはそのまま、違えば修正

自分で想定や予測をせずに与えられた勉強ばかりを進めると、想定外の問題に遭遇した際にパニックになりがちです。上位5%の合格者は、想定外の問題に遭遇した際には冷静に分析し、これまでの出題傾向との差を見つけ出すことで、解答につなげています。そのため、過去問の回転学習で得点力を高めた上で、公開模試での反省を活かし、様々な出題パターンに対応する力を養うことが大切です。

③想定→修正の反復で想定読み力

診断士1次試験の中には、問題文が複雑で、論点が複数ある出題があるため、2次与件文での対応を兼ねることがあります。上位5%の合格者は、1次4択マークにおける出題論点の想定や国語の言い回しに注目することで、80分では解けない2次試験対策として有効な、想定読みのスキルを鍛えています。

今日のまとめ

Q
そうか、試験の利用は計画的に。モチベ・根性・一夜漬けなど論外で、小学生も涼しい顔で計画的に学ぶ時代に。では2次対策も早期着手が吉?
A

いえ、「1次」は収穫逓増、「2次」は逓減なので、7月までは「1次」対策専念がセオリー。どのスクールも最新対策は8月まで隠すので、うっかり早期着手などすると古臭い同友館ノウハウを掴んでショボンです。

※当サイト注
「2次」は答を覚えるベテ勉するほど合格から遠ざかるので、ノロマなゆとりの噂程度で慌てない。確実ストレート合格を狙う上では、前年R4の4事例を解く程度でお釣りが。それより過去問を10年から5年に絞り、最速回転する方がスマートです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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