この星で一番最後の過去問解説。毎朝ウルっとするか、イラっとしてガバっと跳ね起き学習するか。夏の朝は2択で始まり。

【生産管理:⑦計算問題-2業務的意思決定】タテヨコ2次元、時々グラフ

今年最初の抽選結果=「1次」会場が昨日発表。アタリ会場ならそのままお守り、ハズレなら神社に行ってお祓いしてから「2次」を受けます。

さてエクセルドリル~①表に示せばベスト、②ダメならグラフ

電卓パチパチ計算に夢中なベテ⇔ド素人。どちらも「Ⅳ」60点前後になるのはなぜ?

そりゃイマドキ電卓使いは、余程の試験バカかベテ。「Ⅳ」が求めるのは計算式を示す説明能力であり、計算力は要らない子な。

タテヨコ2次元、時々グラフ【生産管理⑦計算問題-2業務的意思決定】

電卓不可の「財務」「運営」は、設問文を工夫した良問揃い
①そこで電卓パチパチ手計算を止めエクセルで計算パターンを把握。②すると原則タテヨコ表しかない型が身に付き、③その応用でどんな初見もスラスラ解ける。(100字)

ただし、問われる知識は1級ベース

上の画像をクリックすると、約20ページ立ち読み可。1級を身近に感じたあなたなら、そのセンスを活かして即買いです。

基本:差額原価収益

エクセル計算:H28第20問 外注管理(内外作) Bランク

設問と解説

当問は簿記1級からの出題で、その解説は上のPDFがちょうど見切れるP.21。これに運命を感じたら、税込1,980円で即買いです。

個別受注生産を行う工場において、次月の計画として下表に示すA〜E の注文を受注した。すべての注文を社内で処理する(すなわち、内作する)能力がないため、いくつかの注文については外作を行うことを検討している。以下の条件のもとで内外作に割り当てる注文を適切に決定することにより、内作費用と外作費用を合わせた総費用の最小化を考える。総費用の最小値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。
1.注文を処理するのに必要な処理時間、内作で処理した場合に発生する費用、外作で処理した場合に発生する費用は下表のとおりである。
2.内作では、2つ以上の注文を同時に処理することはできない。
3.上表の注文の処理に利用できる社内製造時間は30時間である。
×ア69
○イ84
×ウ88
×エ90
意思決定会計の問題は、当然エクセルで計算できる。順を追って自ら学ぶものであり、一問一答の解説を読み書きするなど時間のムダです。

上級:原価計算応用

グラフと直観:R2第12問 需要予測(2条件最適セールスミックス=線形計画法) DEランク

設問と解説

当問は簿記1級論点の’線形計画法’と呼び、「Ⅲ」「Ⅳ」に今年こそ出る、出ると言われて1回も出ない論点。万一の出題に備え、10月に改めて解説します。上のグラフでは、複雑すぎる×エを一旦外し、アイウのどれが最も適切かを示しました。

ある工場では、3 台の機械を用いて2 種類の製品X、Yの生産が可能である。下表には、製品を1 単位生産するのに必要な各機械の工数と製品を1 単位生産して得られる単位利益、および現状で使用可能な各機械の工数が示されている。また、下図は、下表に示した各機械における使用可能工数の制約を図示したものである。
総利益が最も高くなる方策として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 機械Aの使用可能工数を現状から4 引き上げて6 とする。
○イ 機械Bの使用可能工数を現状から4 引き上げて12 とする。
×ウ 機械Cの使用可能工数を現状から4 引き上げて16 とする。
×エ 機械Bの使用可能工数を現状から2 引き上げて10、機械Cの使用可能工数を現状から2 引き上げて14 とする。
H28第8問 定期発注(発注量) DEランク
製品Aは調達ロットサイズが20単位で、リードタイムは2期である(n期の期末に発注したものは、n+2期の期首に納入される)。各期の所要量は必ず確保することを前提に、期末在庫量が最小になるように各期の発注量を決定する。
1期から5期までの所要量などの情報の一部が下表で与えられているとき、1期から3期までの発注量の合計(表の①〜③の合計)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア80
×イ95
○ウ100
×エ120
当問は簿記の問題。計算量が多いので、捨てて良い問題です。BOX図だけで最小在庫を決めると×イ95になりますが、発注ロット20なので○ウ100が正解。
H29第19問 定期発注(発注量) (1)DE (2)ABランク
食材の加工・販売を行う食品会社において、ある食材の経済的発注量を検討することを考える。当日に納入された食材は、注文に応じて販売分だけを加工して客に提供される。食材は翌日以降に持ち越して販売することはできない。食材の仕入れ単価は 80 円/個、加工単価は 40 円/個、加工食材の販売単価は 460 円/個である。
また、販売できずに売れ残った食材は、飼料会社によって 20 円/個で買い取られていく。 以下の設問に答えよ。
(設問1)
この食品会社において、「食材を需要量よりも1個多く発注したときの売れ残り損失」と「食材を需要量よりも1個少なく発注したときの品切れ損失」の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。ただし、品切れが発生したときの信用損失は考慮しないものとする。
売れ残り損失品切れ損失
〇ア60円340円
×イ60円460円
×ウ100円340円
×エ100円460円
(設問1)は正答率Dですが、「Ⅳ」CVPの基礎になる標準原価計算の問題。石にかじりついてでも当てます。
(設問2)
食材の過去 100 日の需要量の分布を調べたところ、表1のようなデータが得られた。表2は、この需要分布のもとで、食材の日当たりの発注量を変化させたときの平均損失額を計算したものである(一部は空欄になっているので注意すること)。表2を利用して1日当たりの平均損失額を最小化する発注量を求めることを考えるとき、最適発注量の値として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
虫食い算になっていて、正しく計算すると一番下の図。本番ではなんとなくウエの2択にすれば十分。
H30第12問 需要予測 ABランク
ある見込生産型工場における需要予測において、従来と比較して、過去の実績需要量の中でも現在に近いものほど次月の需要量に大きく影響することが分かってきた。予測精度を向上させる試みに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
×a 移動平均法においては、対象範囲を3 カ月から5 カ月に変更する。
○b 移動平均法においては、対象範囲を5 カ月から3 カ月に変更する。
○c 指数平滑法においては、平滑化定数を0.3 から0.5 に変更する。
×d 指数平滑法においては、平滑化定数を0.5 から0.3 に変更する。
当問は計算問題風でも、単なる知識問題。解説はリンク先で。
abcd
×ア×
×イ××
○ウ
×エ×

基本:期待値計算

H28第18問 設備保全 Cランク
下表は、ある設備の故障状況に関して、故障後の設備修復が終わってから再び故障に至るまでの故障間隔とその頻度を度数分布表にまとめたものである。設備の修復時間をある一定時間以下に短縮することにより、90 %以上のアベイラビリティ(可用率)を達成したい。これを達成するための設備の平均修復時間の最大値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:時間)。
×ア 6
×イ 8
〇ウ 10
×エ 12
当問は、①MTBFの期待値計算 ②可用率の式から方程式でMTTRを求める2論点コンボ。エクセルを使いましょう。
H29第18問 設備総合効率 ABランク
基準サイクルタイムが2分/個に設定されている加工機械について、1,000 時間の負荷時間内での設備データを収集したところ下表が得られた。この機械の設備総合効率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〇ア 0.48
×イ 0.50
×ウ 0.52
×エ 0.54
設備総合効率=稼働率(800/1,000h)×性能率(18,000/(30×800))×良品率(80/100)=0.48。テキスト通りです。
R2第6問 正規分布(ヒストグラム) Cランク
工場での加工品の長さを測定して、そのヒストグラムを作成した結果、下図の①~③が得られた。その原因を調べたところ、おのおのについて以下のa~cの事実が明らかになった。
【原因】と【結果】の組み合わせとして、最も適切なものを次ページの解答群から選べ。
【原因】
a 2 つの機械で生産した加工品が混合していた。
b 規格を超えている加工品について手直しをしていた。
c 一部の工具に破損が見られた。
abc
×ア
〇イ
×ウ
×エ
×オ
当てなくて良いので、結論から納得できればOK。山が2つある①→a、異常な値の②→c、正規分布がちょん切られた③→bです。

上級:優劣分岐点分析

正誤表:H28第19問 設備投資 Cランク

設問と解説
Q:以下の年間生産量における最適生産設備を選べ×→○
×ア 2,000個のとき設備A設備C
×イ 4,000個設備B設備C
○ウ 6,000個設備A
×エ 8,000個設備C設備A

※優劣分岐点の解説は、スッキリ1級Ⅳ P.18です。

製品製造のための年間固定費と変動費単価がそれぞれ異なる3つの設備案 A、B、C の中から、年間の総費用が最小となる最適設備を選択することを考える。設備間での生産量に関する優劣分岐点は、以下の値であることが分かっている。設備の年間固定費が A、B、C の順に高いとき、最適設備の選択に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1.設備 A と設備 B の生産量に関する優劣分岐点は 2,500 個/年である。
2.設備 B と設備 C の生産量に関する優劣分岐点は 7,500 個/年である。
3.設備 A と設備 C の生産量に関する優劣分岐点は 5,000 個/年である。
当問はいくつか解き方がありますが、方眼紙を使ってエイヤで線を引くのが一番簡単です。
R1第19問 設備投資 DEランク
ある工程を自動化するためには、設備の改良に1,000 万円を投資する必要がある。この自動化投資を6 年で回収するために必要な最小の原価低減額(万円/年)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。計算利率を8 %とし、必要ならば下表の換算係数を使うこと。
×ア 136
×イ 167
×ウ 190
○エ 220
資本回収係数→年金現価係数と読み替えれば、「事例Ⅳ」の問題に。×年金終価係数は誤答ダミーです。

上級:トレードオフ費用

エクセル計算:R2第10問 定期発注(経済的発注量) Cランク

設問と解説

トレードオフ(二律背反)な最小費用を計算させる経済的発注量(EOQ)は、イケカコ馬鹿が泣いて喜ぶH25「Ⅳ」(悪問)で応用出題済。「生産」ではその変形が度々出ます。

下表に示す7 日間の需要量(個)に対する生産計画を考える。製品を生産する日には、生産に先立ち段取りが必要で、1 回当たり段取り費3,000 円が発生する。また、生産した製品は当日以降の需要に充当することが可能であり、当日の場合は在庫保管費は発生しないが、翌日以降に繰り越す場合は、繰越在庫量に比例して、1 個1 日当たり10 円の在庫保管費が発生する。
生産計画の案0 は1 日目に7 日間の総需要量900 個を生産する計画で、総費用(段取り費と在庫保管費の合計)は31,300 円になる。
案1 ~ 4 は総需要量900 個を複数回に分けて生産する計画である。これらの中で総費用を最小にする案として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
R1第10問 定期発注(経済的発注量・基礎知識) ABランク
経済的発注量Q を表す数式として、最も適切なものはどれか。ただし、d を1期当たりの推定所要量、c を1 回当たりの発注費、h を1 個1 期当たりの保管費とする。
正解:エ テキスト掲載の理論通りです。
H30第17問 定期発注(経済的発注量) (1)(2)ABランク
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
ある製品についての毎期の需要が下表のように予測されている。製品の発注費が1 回当たり4,000 円、保管費が1 個1 期当たり20 円のもとで、発注費と保管費の総和である総費用を最小化する最適発注計画を考えたい。ただし、製品は、期首に発注し即時に納入される。従って、最適発注計画では、発注は期首在庫量が0 である期に限られ、発注量はその後の需要量の何期分かになる。また、保管費は、当期に納入された製品の中で、翌期以降に持ち越した量にだけ発生するものとする。
(設問1 )
発注計画を各期首に発注された製品量の組によって表すとき、発注計画(260,0,0)の総費用として、最も適切なものはどれか。
○ア 10,000 円
×イ 10,400 円
×ウ 11,600 円
×エ 12,000 円
表を描き、手計算します。
(設問2)
予測されている需要量のもとで最適発注を行ったときの総費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、下表は計算過程の一部を示したものである。
×ア   7,400 円
×イ   8,000 円
○ウ   9,200 円
×エ 10,000 円
(設問1)で3期分をまとめ買いしたら10,000円だったので、2回に分割すれば○ウ9,200円に下がるだろう(そして発注費2回分=8,000円なので×アイはないだろう)。試験上はその程度で済ませます。

今日のまとめ

簿記1級→「Ⅲ」「Ⅳ」計算問題の共通ネタ帳

「Ⅳ」第2問CVP対策〃第3問NPV対策
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直接原価計算
CVP分析
最適セールス・ミックス
予算編成
事業部の業績測定
予算実績差異分析
業務的意思決定
設備投資の意思決定
・時間価値
・評価モデル
・取替投資他
戦略的管理会計
参考:「Ⅳ」ノウハウ本よりスッキリ1級が向くタイプ
  1. ロジカル理系・体系思考の方
  2. 簿記2級既習の方
  3. 実務で活用予定の方
  4. 周囲への指導的立場の方
  5. 全痴低ノウ=阿呆っぽいと気づく方

「Ⅲ」「Ⅳ」計算作問には必ず元ネタがあり、基本はタテヨコ表、ダメならグラフ。そして基礎+上級いずれかで全て解けます。

「2次」で一見差が開くのが「Ⅰ」「Ⅱ」、実力差がつくのが「Ⅲ」「Ⅳ」
そして①どうせ60点と周囲が諦めて同友館ノウハウ本で我慢するとき、②スッキリ1級をこっそり採用。③折角負けず嫌いならここで差を付けます。(100字)

ふぞ採点は5,000人のマストに
競争を高めて今年でイチ抜け
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>増枠時代の採用面接試験への備え

増枠時代の採用面接試験への備え

ノウハウ君と多年度ベテの合格自慢を一掃すべく、難関国家資格の称号を投げ捨て、「1次」合格時点で〇〇診断士を名乗ってOKとした出題側。ふぞろい200hでコロコロ2割受かるなら、最新ふぞ14の発売を待ち、その真逆をすれば確実5割はイケるだろう。新たな仮説が始まります。

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