【学習動画】生産管理 ⑥用語の定義:環境や品質(HACCP)は暗記必要?

Q
告白します、「1次」2回、「2次」4回目のベテです。「経営」は答覚える皿回し、「運営」は単なる暗記の勘違いを反省するので、このループから救ってください。
A
万年ベテのノウハウ自慢を狙って落とす虹試験。 そりゃ二言目にはボク達が考えた事故龍ノウハウ!生産現場はルールと決まりで動かすもので、あんなの混ぜたら危なっかしくて仕方ないのです。
❶難問:計画(planning)⇔統制(control)の違いシリーズ
H29第15問 計画+統制(ECRSの原則) Cランク
H29第11問 調達計画+現品管理 Dランク
× | →○ | |
×ア 在庫管理 | 統制(現品管理) | |
○イ 調達先の選定 | 調達計画 | |
○ウ デザイン・イン | 調達計画 | |
○エ 内外製区分の決定 | 調達計画 |
購買・外注管理に関する次の業務のうち、調達に関わる量産開始前の業務として、最も不適切なものはどれか。 |
×ア 在庫管理 〇イ 調達先の選定 〇ウ デザイン・イン 〇エ 内外製区分の決定 |
H30第14問 調達計画+現品管理 Cランク
❷穴論点:IE工程図記号の暗記
H29第6問 工数計画 (IE 工程分析) Cランク
H30第10問 工数計画(IE 工程分析) Cランク
× | →○ | |
×ア | 作業者が4名 | 運搬が4回 |
×イ | 抜取検査 | 品質検査 |
×ウ | 減らすことができる | 変わらない |
ある製品について行った製品工程分析の結果を下図に示す。この図から読み取ることができる記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

×ア 作業者が 4 名いる。 ×イ 製品検査に抜取検査を採用している。 ×ウ 台車を自動搬送機にすることにより、運搬記号の数を減らすことができる。 ○エ 停滞を表す工程が 3 カ所ある。 |
R1第13問 工数計画(IE 工程分析) ABランク
× | →○ | |
×ア | ◇ | ○ |
×ウ | 軽量 計数 | 数量 品質 |
×エ | 停滞している時間 | 計画したものか否かの差 |
工程分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 「加工」を表す工程分析記号は◇である。 ○イ 「加工」を主として行いながら「運搬」することを表す複合記号が存在する。 ×ウ 「検査」には「計量検査」と「計数検査」の2 種類がある。 ×エ 「停滞」は「貯蔵」と「滞留」に分類されるが、相違点は停滞している時間の長さである。 |
R2第7問 工数計画(IE工程分析) ABランク
○ | →× どうボケたか | |
×イ | (工程後に)品質検査 | (工程後に)数量検査 |
×ウエ | 小さい○=運搬 | 省略 |

ある製品の生産の流れは、部品倉庫に保管された部品が第1 工程に運ばれて切削をされ、その後、第2 工程に運ばれて穴あけをされ、製品倉庫に運ばれる。各工程の後では、質の検査が行われる。 この生産の流れに対して製品工程分析を行った場合の工程図として、最も適切なものはどれか。 |
❸穴論点:環境・品質(HACCP)
H29第42問 HACCP DEランク
× | →○ | |
1 PRP | b | a |
2 SSOP | a | b |
3 CCP | c | |
4 CL | c, d | 該当なし |
1 | 2 | 3 | 4 | |
×ア | b | |||
×イ | a | |||
〇ウ | c | |||
×エ | c | |||
×オ | d |
厚生労働省がHACCP導入のため平成27年10月に公表している手引書によるHACCPに関する基本的な用語とその説明の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
【用語】 1 PRP 2 SSOP 3 CCP 4 CL |
【用語の説明】 a HACCP システムを効果的に機能させるための前提となる食品取扱施設の衛生管理プログラム b 衛生管理に関する手順のことで、その内容を「いつ、どこで、だれが、何を、どのようにするか」がわかるように文書化したもの c 特に厳重に管理する必要があり、かつ、危害の発生を防止するために、食品中の危害要因を予防もしくは除去、または、それを許容できるレベルに低減するために必須な段階 d HACCP プランに従って実施されているかどうか、HACCP プランに修正が必要かどうかを判定するために行う方法、手続き、試験検査 |
参考:HACCP関連用語集
H30第38問 HACCP DEランク
R1第26問 環境 Cランク
× | →○ | |
×b | 資本金規模 | 業種 |
a | b | c | |
○ア | 正 | 誤 | 正 |
×イ | 正 | 誤 | 誤 |
×ウ | 誤 | 正 | 正 |
×エ | 誤 | 正 | 誤 |
×オ | 誤 | 誤 | 正 |
食品リサイクル法、およびその基本方針(平成27 年策定)に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
〇a 主務大臣は、再生利用等が基準に照らして著しく不十分であると認めるときは、食品廃棄物等多量発生事業者に対し、勧告、公表、および命令を行うことができる。 ×b 食品リサイクル法の基本方針では、再生利用等を実施すべき量に関する目標を、資本金規模別に定めている。 〇c 食品リサイクル法の基本方針では、食品廃棄物等の再生利用よりも発生抑制を優先的な取り組みとして位置付けている。 |
R2第22問 環境 DEランク
× | →○ | |
×ア | ボトムアップ | トップダウン |
×ウ | 環境会計 | グリーン購入法 |
×エ | 国 | 企業や団体 |
環境保全に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア ISO14001 の基本的な構造は、環境マネジメントを継続的に改善していくためのPDCA サイクルで、トップが定めた方針に基づいた現場における取り組みを重視し、ボトムアップ型のマネジメントを想定している。 〇イ エコアクション21 とは、環境マネジメントシステム、環境パフォーマンス評価および環境報告を1 つに統合したもので、中小事業者でも環境配慮に対する取り組みが展開でき、その結果を「環境活動レポート」として取りまとめて公表できるようにするための仕組みである。 ×ウ 環境会計とは、物品等の調達に当たって価格や品質などとともに環境という視点を加えて、環境負荷の低減に努めている事業者から購入する活動を促進するため、各製品の環境負荷に対する影響を可能な限り定量的に測定し公表する仕組みである。 ×エ 環境マネジメントシステムとは、環境保全に関する取り組みを進めるに当たり、国が定めた環境に関する方針や目標の達成のために、工場や事業所内に構築された組織の計画・体制・プロセスのことである。 |


捨て問:統計・検定
H30第16問 検定 (1)DE (2)Cランク
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 |
ある工場では、自動設備を利用して飲料の瓶詰を行っているが、瓶に詰められた内容量のバラツキを抑制する目的で新設備を試作した。この工場では、仮説検定を行うことで、試作機の性能向上を確かめたいと考えている。 |
(設問 1 ) 現有設備を使用したときの内容量の標準偏差 σ0 が 1.1 ml であることから、新設備を使ったときの内容量の標準偏差を σとしたもとで、以下のように帰無仮説 H0 を設定した。対立仮説 H1 として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

H30第18問 検定 DEランク
ある作業の出現率をワークサンプリング法を使って推定したい。出現率を信頼度95 %、相対誤差a で推定するために必要なサンプル数n は次式で与えられる。ここで、p は予備調査により予想された作業の出現率である。 |

このサンプル数n を絶対誤差e を用いて求める下記の計算式について、空欄に入る最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

×ア 1-p ×イ p ×ウ p/(1-p) ○エp(1-P) |
R2年第14問 検定 DEランク
ある工場では、製品Aの加工精度のバラツキを抑制する目的で新設備を導入した。バラツキが抑制できたかどうかを仮説検定により確認するために、新設備を用いて生産した製品10 個の加工精度を測定した。 このときに行う仮説検定の手順に関する記述として、最も適切なものはどれか。 ただし、従来の設備では、加工精度の分散が23.5 であった。 |
×ア 10 個のデータの分散が23.5 よりも小さいかどうかを調べる。 ×イ 検定統計量がF 分布に従うことを利用して検定を行う。 ×ウ 検定統計量は10 個のデータから計算される偏差平方和である。 ×エ 対立仮説、有意水準、データ数に基づいて、帰無仮説の棄却域を設定する。 〇オ 対立仮説をθ2 =23.5 と設定する。 |
今日のまとめ

ベテから落とす「Ⅲ」では、超絶知識を書いた奴から順に負け
例えばHACCP、品質ネタは「Ⅲ」の小問出題はありえるが、そこを当落を決める鍵にはしない。理由は、超絶知識に加点するんは初学優遇の採用方針に背くため。(100字)
Q
そうか、4M→5M+1Eと言われる通り、検査・環境はリアル上の重要論点。だが面と向かって「初学優遇採用」と指示をするのに、超絶を答案に書く奴はベテ扱い→下手すりゃDランク?
A
そう、最新知識を訊いて時流をリードしくさる「事例Ⅰ」。片やベテが嫌いで素直な新人から採用したい。超絶知識の決めつけ暗記に励むほど、バツがつくのが「事例Ⅲ」です。
■■記事はここまで。以下は固定のバナーです■■
