【学習動画】生産管理 ②目的語:体系化された知識と意外な結末
Q
2次「事例Ⅲ」との要求レベルが違いすぎ、過去問を単に解き直しても役に立たない「生産管理」。そこで一問一答でムキになるより、どの設問がどの論点に対応するかを意識して、トランプタワーの様に知識を高く積み上げろ。これで隣と違う所を常に先取り?
A
さらに近年の「Ⅲ」は、第3問がマーケの「Ⅱ」、第4問が組織論の「Ⅰ」とクロスオーバー。枕のコントを動画で眺めりゃ、その仕組みまで丸わかりな。
❶基本:分母分子入れ替え
H29第12問 管理指標 ABランク
× | →○ | |
×ア | 標準在庫量 | 使用実績量 |
×イ | 月間使用量 | 平均在庫量 |
×エ | 納期遅延 | 納期遵守 |
在庫を評価するための尺度に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 在庫回転率は、標準在庫量を使用実績量で除したものである。 ×イ 在庫月数は、月間使用量を平均在庫量で除したものである。 〇ウ 品切れ率は、品切れ件数を受注件数で除したものである。 ×エ 納期遵守率は、納期遅延件数を受注件数で除したものである。 |
R1第1問 管理指標 ABランク
× | →○ | |
×ア | 就業時間もしくは拘束時間 | 有効稼働時間 |
×イ | 生産リードタイム | 発注リードタイム |
×エ | 投入された主原材料の量 | 産出された品物の量 |
管理指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 稼働率とは、人または機械における就業時間もしくは拘束時間を、有効稼働時間で除したものである。 ×イ 生産リードタイムは、顧客が注文してからその製品を手にするまでの時間である。 ○ウ 直行率とは、初工程から最終工程まで、手直しや手戻りなどがなく順調に通過した品物の生産数量を、工程に投入した品物の数量で除したものである。 ×エ 歩留まりとは、投入された主原材料の量を、産出された品物の量で除したものである。 |
R2第1問 管理指標 DEランク
× | →○ | |
×ア | 産出された品物の量 | 投入された主原材料の量 |
×イ | 産出量 | 投入量 |
×ウ | リードタイム | スループット |
管理目標に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 産出された品物の量に対する投入された主原材料の量の比によって、歩留まりを求めた。 ×イ 産出量に対する投入量の比によって、生産性を求めた。 ×ウ 単位時間に処理される仕事量を測る尺度として、リードタイムを用いた。 〇エ 動作可能な状態にある作業者が作業を停止している時間を、遊休時間として求めた。 |
❷基本:単純入れ替え
R2第21問 基本用語 ABランク
× | →○ | |
×ア | Standardization | Simplify |
×ウ | 単純化 | 同期化 |
×エ | フールプルーフ | ムリ・ムダ・ムラのない |
生産の合理化に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア ECRS の原則とは、作業を改善する際に、より良い案を得るための指針として用いられる問いかけの頭文字をつなげたもので、最後にする問いかけはStandardization である。 〇イ 合理化の3 S とは、標準化、単純化、専門化で、これは企業活動を効率的に行うための基礎となる考え方である。 ×ウ 単純化とは、生産において分業化した各工程の生産速度や稼働時間、材料の供給時刻などを一致させる行為である。 ×エ 動作経済の原則とは、作業を行う際に最も合理的に作業を行うための経験則で、この原則を適用した結果としてフールプルーフの仕組みが構築できる。 |

R3第1問 基本用語 Aランク
A | B | C | |
×ア | 整頓 | 清潔 | 躾→整理→整頓 |
○イ | 整頓 | 清潔 | 整理→整頓→清掃 |
×ウ | 整頓 | 清掃 | 整理→清潔→躾 |
×エ | 整理 | 清潔 | 整理→整頓→清掃 |
×オ | 整理 | 清掃 | 躾→整理→整頓 |
5 S に関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
【A】 は必要なものを必要なときにすぐ使用できるように、決められた場所に準備しておくことである。 【 B 】は 【 C】が繰り返され、汚れのない状態を維持していることである。 |
R3第2問 基本用語 Cランク
× | →○ | |
×ア | 受注生産 | 見込生産 |
×イ | 平準化 | 標準化 |
×ウ | ベンチマーキングを実施 | グループテクノロジーを導入 |
生産管理における基本的な理論および考え方を用いた施策に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 今までは顧客が定めた仕様の製品を生産していたが、今後は市場の需要を見越して企画・設計した製品を生産し、不特定な顧客を対象として市場に製品を出荷する受注生産への切り替えを検討した。 ×イ 生産活動を効率的に行うため、標準化、単純化、平準化の3 S の考え方を導入した。 ×ウ 多品種少量生産に大量生産的効果を与えるため、ベンチマーキングを実施して、多種類の部品をその形状、寸法、素材、工程などの類似性に基づいて分類した。 ○エ 同期化を徹底して、各工程の生産速度、稼働時間や、それに対する材料の供給時刻などをすべて一致させ、仕掛品の滞留、工程の遊休などが生じないようにした。 |
R3第3問 レイアウト(SLP) Bランク
× | →○ | |
×ア | DI分析 | P-Q分析 |
×イ | 立体的な大きさ | 結びつき(近接の必要性) |
×エ | 機械設備 製品 各設備の生産量 | TO FROM 設備間の距離または運搬量 |
生産現場におけるレイアウトのための分析手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア DI 分析では、横軸に製品、縦軸に生産量をとり、グラフを作成する。 ×イ SLP における相互関係図表は、アクティビティ間の立体的な大きさについて評価する。 ○ウ 流れ線図は、対象物の移動経路を工場配置図または機械配置図の上に、工程図記号を使って線図で記入し作成する。 ×エ フロムツウチャートは、列を機械設備、行を製品とし、セルに各設備の生産量を示して作成する。 |

R3第7問 レイアウト Aランク
H30第2問 生産方式 ABランク
× | →○ | |
×イ | MRP | SCM |
×ウ | 生産量の変動 | 完成品在庫 |
×エ | 専用 | 汎用 |
加工方法が多様で、需要が安定していない寿命の短い製品の多品種少量生産に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
〇ア 加工品の流れが一定ではないので、機能別レイアウトを導入した。 ×イ 需要の動向にあわせて頻繁に生産計画を変更することが必要なので、MRP を導入した。 ×ウ 需要変動に対応するためには、生産量の変動で対応するより完成品在庫で対応することが効果的である。 ×エ スループットタイムを短くし、コストダウンを図るために専用ラインを導入することが効果的である。 |
H30第20問 生産方式(編成効率) Cランク
× | →○ | |
×ア | その直前工程 | その工程 |
×ウ | 製番管理 | 追番管理 |
×エ | 入社直後のパート従業員を短期間で | 多能工化を図る主軸の社員を少し長い目で |
生産現場で行われる改善に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア あい路工程での出来高を向上させる目的で、その直前工程の処理能力を高めた。 ○イ 生産ラインの編成効率を高める目的で、生産ラインのU字化を検討した。 ×ウ 同一製品を継続生産する職場での進度管理の手間を省く目的で、製番管理を導入した。 ×エ 入社直後のパート従業員を短期間で組立職場に配置できるようにする目的で、1 人生産方式を導入した。 |
H29第9問 トヨタ生産方式 DEランク
× | →○ | |
×イ | 平準化生産 | 仕掛在庫の極小化 |
かんばん方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
〇ア かんばんは、あらかじめ定められた工程間、職場間で循環的に用いられる。 ×イ かんばん方式を導入することにより、平準化生産が達成される。 〇ウ 仕掛けかんばんには、品名、品番、工程名、生産指示量、完成品置場名などが記載される。 〇エ 引取かんばんのかんばん枚数によって、工程間における部材の総保有数を調整することができる。 |
H29第20問 トヨタ生産方式 ABランク
× | →○ | |
×ウ | 品種変更に伴う段取り替えの回数を抑制 | バッチ生産による各工程のムダを顕在化 |
生産現場で行われる改善施策に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
○ア 機械設備の稼働状況を可視化するために、「あんどん」を設置した。 ○イ 「シングル段取」の実現を目指して、内段取の一部を外段取に変更した。 ×ウ 品種変更に伴う段取り替えの回数を抑制するために、製品の流れを「1個流し」に変更した。 ○エ 部品の組み付け忘れを防止するために、部品の供給棚に「ポカヨケ」の改善を施した。 |

R3第6問 トヨタ生産方式(JIT) Aランク
A | B | C | |
×ア | 前 | 最終 | 引張 |
×イ | 前 | 第一 | 押出し |
×ウ | 後 | 最終 | 押出し |
○エ | 後 | 最終 | 引張 |
×オ | 後 | 第一 | 引張 |
ジャストインタイムに関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
ジャストインタイムは、すべての工程が【A】工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式である。この方式の実現のためには、 【 B】 工程の生産量を平準化することが重要である。また、この方式は 【 A】 工程から引き取られた量を補充するため、 【 C】 方式とも呼ばれている。 |
H29第33問 調達計画 Cランク
× | →○ | |
×ア | 在庫量 | 発注量 |
×イ | しない | することもある |
×エ | 調達期間の推定需要量 | 発注時の在庫量 |
×オ | 発注済みであるが~ | 需要の上振れに備えた在庫 |
小売店舗における在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 経済的発注量とは、在庫量を最小にする1回当たりの発注量のことである。 ×イ サイクル在庫は、定量発注方式の場合に発生し、定期発注方式の場合には発生しない。 ○ウ 定量発注方式を採用した場合、発注点は調達期間中の推定需要量と安全在庫の和として求められる。 ×エ 補充点は、最大在庫量から調達期間中の推定需要量を差し引いた値である。 ×オ 見越在庫とは、発注済みであるがまだ手元にない在庫のことである。 |
R2第9問 調達計画 DEランク
× | →○ | |
×ア | 回帰直線 | 重回帰分析(難) |
需要量の予測に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
×ア 季節変動を説明するモデルには回帰直線を利用する方法がある。 〇イ 景気変動などのように周期が固定されない変動は循環変動と呼ばれる。 〇ウ 傾向変動を説明するモデルにはロジスティック曲線を利用する方法がある。 〇エ 産業連関モデルでは、最終部門に生じた需要の変動が生産部門に及ぼす波及効果が表現される。 |
R2第13問 調達計画 ABランク
× | →○ | |
×イ | 定期的 | 定量的 |
×ウ | 2 | 1 |
×エ | 発注点方式 | 定期発注方式 |
発注方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
〇ア あらかじめ定めた一定量を発注する方式は定量発注方式と呼ばれる。 ×イ 定期的に発注する方式は適用が容易であり、ABC 分析におけるC品目でよく用いられる。 ×ウ 毎回の発注量を2 ロット(ビン)ずつに固定する発注方式はダブルビン方式と呼ばれる。 ×エ 毎月第1 月曜日に発注するなど発注する時点が固定される発注方式は発注点方式と呼ばれる。 |
R1第12問 工数計画(IE 工程分析) ABランク
× | →○ | |
×イ | 距離情報のみ | 他にも重さや形状など |
×ウ | ベルトコンベア | フォークリフト |
×エ | フォークリフト | ベルトコンベア |
工場内の運搬に関する施策として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 工程間の運搬頻度を考慮してレイアウトを見直した。 ×イ 工程間の距離情報のみを用いて運搬手段を選択した。 ×ウ 離れた工程間を時折運搬する手段としてベルトコンベアを採用した。 ×エ 隣接した工程へ頻繁に物を運搬するためにフォークリフトを導入した。 |
R1第16問 工程分析 (IE 時間研究) DEランク
× | →○ | |
×ア | 含めて | 除いて |
×ウ | 要素作業 | 基本作業 |
×エ | 余裕時間 | 正味時間 |
PTS(Predetermined-Time Standard)法に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 機械によってコントロールされる時間および躊躇や判断を必要とする作業時間も含めて、ほとんどの作業時間を算出することができる。 ○イ 個人的判断によらない正確かつ公平な時間値を設定する方法である。 ×ウ 人の行う全ての作業を、それを構成する要素作業に分解し、その要素作業の性質と条件に応じて、前もって定められた時間値を当てはめる手法である。 ×エ 標準時間を構成する余裕時間を算出する方法である。 |
R3第15問 時間研究 Dランク
標準時間に関する以下の文章において、空欄①と②に入る記述a~eの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
標準時間は、正味時間と余裕時間の合計で表される。【①】 時間は正味時間で、 【 ②】 時間は余裕時間である。 |
a 部品や材料に直接加工を行うために必要な b ロットごとまたは始業の直後・終業の直前に発生する作業のために必要な c 規則的・周期的に繰り返される作業のために必要な d 作業を遂行するために必要と認められる遅れの e 目的とする生産に直接関係ない作業により生ずる遅れの |
① | ② | |
×ア | a | b |
×イ | a | e |
×ウ | b | d |
×エ | c | b |
○オ | c | d |
R1第18問 設備保全 DEランク
× | →○ | |
×ア | 偶発故障期 | 摩耗故障期 |
×ウ | 増加 減少 | 減少 増加 |
×エ | 初期故障期 | 摩耗故障期 |
生産保全の観点から見た保全活動の実施に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 偶発故障期にある設備の保全体制として、部品の寿命が来る前に部品を交換し、故障の未然防止を図る必要があるため、予知保全体制を確立することが重要である。 ○イ 初期故障期にある設備では、設計ミスや潜在的な欠陥による故障が発生する可能性が高く、調整・修復を目的とした予防保全を実施する。 ×ウ 設備の故障率は使用開始直後に徐々に増加し、ある期間が過ぎると一定となり、その後劣化の進行とともに故障率は減少する。 ×エ 定期保全とは、従来の故障記録などから周期を決めて周期ごとに行う保全方式で、初期故障期にある設備に対して実施される。 |
R1第20問 設備保全 DEランク
× | →○ | |
×a | 製品 | 設備 |
×c | (主語入れ替え)TPM | QC活動 |
TPM に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 |
×a 製品のライフサイクル全体を対象とし、災害ロス・不良ロス・故障ロス等あらゆるロスを未然に防止するしくみを構築する。 ○b 設備効率化を阻害している7 大ロスを時間的ロスの面から検討し、設備の使用率の度合いを表した指標が設備総合効率である。 ×c 経営トップから現場の作業員まで全員参加の重複小集団活動を行うことが特徴で、職制にとらわれない自主的なサークル活動である。 ○d ロスを発生させないために行う活動の1 つが計画保全活動で、設備が停止した場合の損失影響度を複数の角度から設備評価基準に基づいて評価し、最適保全方式を決める。 |

a | b | c | d | |
×ア | × | ○ | ||
×イ | × | × | ||
×ウ | × | ○ | ||
×エ | ○ | × | ||
○ア | ○ | ○ |
R3第21問 環境 Bランク
× | →○ | |
×イ | 消費者の手に渡るまで | 消費者の手に渡ってから、廃棄・再利用まで |
循環型社会形成のための事業者が取り組む施策に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
○ア 循環型サプライチェーンによって3 R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進することは、新たな製品や部品・素材を加工するためのエネルギーの削減とCO2 削減に寄与すると期待されている。 ×イ 循環型社会形成推進基本法により、自ら生産する製品等について販売後、消費者の手に渡るまで一定の責任を負う「拡大生産者責任」の一般原則が確立された。 ○ ウ 製造段階では、使用済みの製品を回収して新しい製品の生産に活用する循環型生産システムの構築が要請されている。 ○エ 調達段階における企業の取り組みとして、環境負荷が少ない製品を優先的に購入するグリーン調達の推進が推奨されている。 ○オ 販売・流通段階では環境負荷の少ない輸配送システムの整備や販売方法の見直しに加えて、顧客を巻き込んだ販売・流通システムの構築も必要とされている。 |
H29第8問 FA/CIM Cランク
H29第3問 VA/VE DEランク
× | →○ | |
×ア | バリューエンジニアリング | フロントローディング |
製品開発・製品設計に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
×ア 下流工程での問題を可能な限り上流で防止し、短い設計納期を実現するために、バリューエンジニアリングを取り入れることが有効である。 〇イ 試作品製作は製品開発プロセスの中でも重要な位置を占めており、試作時の製作方法や加工条件から、量産時の工程編成における重要な情報を得ることが可能である。 〇ウ 新製品の設計段階でデザインレビューを活用する際には、設計構造の矛盾や誤りを排除することに重点がおかれるため、設計の熟練者がレビューアとなることが有効である。 〇エ モジュール設計の考え方を取り入れると、生産工程の合理化・簡素化が期待できるが、設計に問題が発生した場合にその影響が大きいというデメリットもある。 |
❸応用:順序の変更
H29第5問 レイアウト DEランク
A | B | C | |
×ア | 機能 | アクティビティ | 加重総移動距離 |
○イ | 機能 | 相互関係 | 加重総移動距離 |
×ウ | 設備 | アクティビティ | スループット |
×エ | 設備 | 相互関係 | スループット |
工場レイアウトに関する次の文中の空欄A〜C に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
工場レイアウトとはあらゆる施設におけるA の配置問題である。 代表的なレイアウト技法としてMutherによって開発されたSLPがある。SLPでは、B ・面積・調整の つの基本的重要項目が提起され、それらを段階的に精査することでレイアウト案が作成される。SLPは直感的でわかりやすい反面、主観的評価に依存しているという課題がある。 他方、コンピュータを活用したレイアウトのためのヒューリスティック技法が開発されている。そこでは評価関数として、一般的にC が用いられている。 |

R2第3問 レイアウト Bランク
1 | 2 | 3 | 4 | |
×ア | 調整 | 分析 | 分析 | 作成 |
×イ | 調整 | 作成 | 分析 | 分析 |
×ウ | 分析 | 調整 | 分析 | 作成 |
○エ | 分析 | 分析 | 調整 | 作成 |
×オ | 分析 | 作成 | 調整 | 分析 |
工場レイアウトの設計における体系的な進め方として、システマティックレイアウトプランニング(SLP)が知られている。 以下のa~dは、SLP の各ステップで実施する事項である。SLP の実施手順として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
a (調整)必要スペースと使用可能スペースの調整を行う。 b (分析)生産品目と生産数量との関係を分析する。 c (作成)実施上の制約を考慮して調整を行い、複数のレイアウト案を作成する。 d (分析)物の流れとアクティビティを分析し、各部門間の関連性を把握する。 |
×ア a→b→d→c ×イ a→c→b→d ×ウ b→a→d→c 〇エ b→d→a→c ×オ d→c→a→b |
R1第17問 合理化・改善用語(5S) ABランク
以下のa~eの記述は、職場管理における5 S の各内容を示している。5 S を実施する手順として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
a 問題を問題であると認めることができ、それを自主的に解決できるように指導する。 b 必要なものが決められた場所に置かれ、使える状態にする。 c 必要なものと不必要なものを区分する。 d 隅々まで掃除を行い、職場のきれいさを保つことにより、問題点を顕在化させる。 e 職場の汚れを取り除き、発生した問題がすぐ分かるようにする。 |
×ア a→b→c→d→e ×イ b→e→d→c→a ○ウ c→b→d→e→a ×エ d→b→c→a→e |
R2第18問 工数計画(IE総合問題) DEランク
× | →○ | |
×ア | 組立 | 停滞 |
×イ | 【3】や【4】 | 【2】や【3】(難) |
×ウ | 動作要素 | 両手動作分析 |
下表は、作業分析手法に対応した作業の分割区分に基づいて「旋盤を用いてワークを切削する」作業を展開したものである。 この表に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |

×ア 工程分析の対象となるのは分割区分【1 】で、各作業を加工・組立・検査・運搬の4 つに大別して記号化する。 ×イ 時間分析の対象となるのは分割区分【3 】や【4 】で、各作業を遂行するのに要する時間を、ストップウオッチを用いて直接測定する。 ×ウ 動作要素は分割区分【4 】で、作業を行う身体部位として手と腕を対象とし、その動きに着目して分析することで、より少ない無駄のない動きに改善することを目的としている。 〇エ 分割区分【1 】に対応する分析手法には、対象が作業者の場合と物の場合があり、それによって図記号が表す意味が異なる。 |
❹応用上級:2論点コンボ
H30第3問 レイアウト(+IE工程記号) Bランク
× | →○ | |
×ア | タイプⅠ | 多品種工程図表 |
×イ | タイプⅠ | 流れ線図 |
○ウ | タイプⅡ | 多品種工程図表 |
×エ | タイプⅡ | 流れ線図 |
ある工場のレイアウト改善に関する次の文章の空欄AとBに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 |
この工場では複数の設備を用いて製品の加工を行っており、各設備を製品ごとに直線に配置したレイアウトをとっている。最近、製品の種類が多様化してきたため加工方法が複雑になり、工程間の搬送の手間が増えてきたという問題点を抱えていた。 そこで、ものの流れに関する問題点の発見のために PQ 分析を行った。その結果が下図の 【A 】であったので、【 B】 を作成した。それに基づいて工程編成を見直し、設備のレイアウトをジョブショップ型レイアウトに変更した。 |


R1第2問 レイアウト(+日程計画) Bランク
❺新傾向:正誤判定の組み合わせ
R3第13問 調達計画 Eランク
R3第14問 工程分析 Dランク
× | →○ | |
×a | 累積量 | 経過時間 |
×b | 経過時間 | 累積量 |
流動数分析に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
×a 流動数図表では、横軸は累積量である。 ×b 流動数図表では、縦軸は経過時間である。 ○c 累積流入量は常に累積流出量以上である。 ○d 流動数分析は見込生産と受注生産のいずれでも使える。 |
a | b | c | d | |
×ア | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
×イ | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
×ウ | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
○エ | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
×オ | 誤 | 誤 | 正 | 誤 |
今日のまとめ
9,000人を夜も眠れる悪夢で苦しめた、超難問R3「Ⅲ」の第4問を解くカギは職務設計。試験のミライが求める答は、カコ問の中に必ず埋めてあります。
注目論点:「運営」R3第16問 職務設計 Bランク

出典:WORK STORY AWARD
設問と解説
× | →○ | |
×イ | 仕事に人を合わせる | 仕事を人に合わせる |
×ウ | 低下 | 向上 |
×エ | 図られる | 制約される |
職務設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 職務設計においては、高生産性と同時に作業者のモラールの向上が実現されるように、作業者に分担させる仕事の内容を計画しなければならない。 ×イ 職務設計においては、作業者の心理的要因を十分考慮し、「仕事を人に合わせる」という考え方ではなく「仕事に人を合わせる」というアプローチが必要とされる。 ×ウ 多工程持ちは変種変量生産への対応において効果的な方策であるが、作業者には負担感が大きく、モラールを低下させる1 つの要因となる。 ×エ フォードシステムを導入することにより、流れ作業と分業化によって作業の効率化が進められると同時に、職務拡大や職務充実が図られる。 |
Q
こらこら。R3「Ⅲ」といえば、百貨店直営出店の夢を叶える「Ⅱ」モドキのマーケ戦略。そこに「Ⅰ」組織論まで持ちだされては、オイラにゃお手上げ?
A
作問係の主張がバウンダリー・スパンニング(経営H30第8問)=タコ壺化した部門の壁を壊せと思い直して、選択肢アイに注目。これからミライの作問トレンドとは、他科目知識に土足で踏み込む(またはコラボの)クロスオーバーな。
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