得意科目は「運営」です。
試験合格の前後を問わず、「運営が得意」と一言添えると、周囲からホウと一目置かれます。
Aさん:「経営」が得意です
→普段から勉強熱心なのですね。
Bさん:「財務」が得意です
→日頃から数字を扱い慣れているのですね。
Cさん:「運営」が得意です
→考え方が合理的なのですね。
そう、「運営管理」は誰でもムダなく動ける、合理的な標準作業が大好き。だから養成答練の出題も、最初に覚えて欲しい基本用語から順に25マーク出てきます。
そこで今日明日に「運営」養成答練がある方なら、ボケっと受けるのでなく、出題される25マークを予想して受ける。これで手応えが変わってきます。
【運営養成答練】目指せ9割~出題25マーク予想法
1⃣ヤマ掛け養成答練 ~なぜ出題予想をして受ける?
- 単なるヤマ掛けでなく、テストに出る順に出題予想。
- スピ問、過去問、トレーニングは一通り解き終える。
- 次に試験に出る順、重要度順に25マークを予想する。
- 予想通りに当てた問題はこれで記憶完了、復習不要。
- ×問題、予想外の出題は付箋を貼って次回に備える。
「1次」7科目の養成答練を上手に使うコツは、「予想して当てた問題は復習不要」であること。つまり平均60点の周囲に対し、80点なら復習量が1/2、90点なら1/4に。では予想に進みます。
2⃣出題25マークの予想法

TACテキスト・過去問巻末の「出題領域表」が示す通り、「運営」過去問の出題領域別マーク数はほぼ固定です。これを本試験44マーク→答練25マークに圧縮し、少し補正を加える。あとはその領域内の「大事な論点順」に選べばOKです。
領域別マーク数の補正
店舗:法律知識は今出さないので△2マーク
販売流通情報Sys:今は細かすぎるので△1マーク
MD:GMROI辺りを出したいので+1マーク
生産概論・方式:「生産管理」が大事なので各+1マーク
3⃣領域別の出題予想
1生産概論(2) | 用語(3S、4M、5S) PQCDSME |
2生産方式 (3) | SLP P-Q分析 トヨタ生産方式 |
3生産管理 (4) | ジョンソン法 PERT 発注方式(定量/定期) 経済的発注量 |
4生産管理(IE) (3) | 工程図記号 マン・マシンチャート 標準時間 |
5生産業務 (2) | QC7つ道具 設備保全 |
6生産その他 (2) | CAD/CAM/CAE 自動製造システム |
7店舗施設 (2) | 売場レイアウト 照明 |
8MD (3) | 予算計画(GMROI) 品揃え(幅×深さ) ISM |
9物流戦略 (2) | 物流センター(ピッキング) 輸配送管理 |
10販売情報Sys (2) | POSデータ(PI値) 電子タグ |
※「店舗管理」は一般常識で当たるクイズレベルなので、「生産管理」の出題予想が大切。
出題予想のポイントは、①他人の予想を参考に自分なりの予想をすること。そして②ヤマ掛け箇所だけ勉強するのでなく、問題集は一通り解いた上で、予想済の問題なら200%確実に当てること。そこで初めて復習不要のレベルに達し、連鎖的にスコアが伸びます。
今日のまとめ
出題25マークのヤマ掛けをしてまで、なぜ答練では80~92点のハイスコア狙い?
A:自分の学習スタイルの合理性を確認するため。
やってみると分かりますが、養成答練で80点を取るコツを一度掴むと、①次の科目も80点取れる上に ②現時点で本番60点の手応えに相当します。つまり背伸びしてでも80~92点を目指すことは、今話題の「1・2次並行学習」にマストではなくても、ベストの選択です。
「考え方が合理的」なんて言われてみたい。そう、今日明日の「運営」答練はその絶好のチャンスです。
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