答練は出題を予想して受ける。
養成答練は目標80点。当サイトに目を通す初学スト生なら、そう聞いたことは一度や二度ではないでしょう。
それはね。答練80点を取る「手段」「効果」が既に明確だから。
- 過去問、スピ問をそれぞれ1回転。
- 配布レジュメを参考に、出題25マークを予想。
- 25マークを意識しながら、スピ問をもう1回転。
養成答練とは単なる抜き打ちテストと違い、「最初に覚えておく大事な順から」25マーク出題します。つまりこの25マークを予想して当てる力。ここが学習効率の差です。
3回連続して正解した問題は、記憶完了。
資格試験における問題集の回し方として有名な○×△法。養成答練80点の効果とは、この「3回連続正解=記憶完了」のことです。
- 大事な問題を見極めるため、まず正解○1回目。
- 養成答練出題を予想するため、正解○2回目。
- 養成答練でズバリ出題され、正解○3回目。
もし出題を予想せず、手ぶらで受けて答練50点。そこから問題集を2回転させるのと、養成答練時点で記憶完了の状態。スト合格にどちらが有利かは、説明する必要すらないですね。
ふうん、そんな勝ち方があるのか。では学習スタイルを見ておきましょう。
1⃣養成答練80点の学習スタイル
- 養成答練80点=5月完成答練70点・7月1次模試60点に相当。
- 通学クラス受講生の上位5%、「2次」合格者平均に相当します。
- ★1科目、答練80点を取るコツを掴むと、次の科目もラクラク80点。
- 近年の受験/暗記技術の発展により、2~4月は時間の余裕が。
- 「1次」合格を確実にすると、12月から順次「2次」対策を開始するイマドキ。
- その結果スト生⇔経験者の「2次」合格力差は縮小し、より乱戦模様に。
- 養成答練80点=この時点本試験60点クリアであり、学習スタイルも明確です。
- 問題集をどんどん解き進むOUTPUT学習を中心にし、
- 学習時間は週20hクリア。
- スピ問・過去問を2周回し、出題25マークを予想すると、
- 養成答練は本当に見覚えのある問題ばかり。
- それが養成答練80点の学習スタイルです。
注意したいのは、
△出題を予想し3回連続で当てた問題は復習不要。
○養成答練の復習は当日中に終え、次科目の予習へ。
養成答練80点や7月「1次模試」420点をクリア。外発的要因(試験に合格することが目的)だと、なぜかマイ答案をためつすがめつ眺めて満足し、次の学習スタートに出遅れる。そんな方が毎年必ずいるので気を付けて。
2⃣養成答練80点からの今後
では自分の合格所要年数を予想するもう1つの要素、今後の学習スタイルをどうするかも考えましょう。
ア. 当面このまま、現状維持。
イ. 学習量を増やす。
ウ. 学習効率を上げる。
もう余計なお節介は要らないですね。養成答練とは、自分で考え、自分で行動したからこそのハイスコア。
次に問題点が見つかるまでは、今のオレのやり方が正しい。
自信を持ってそう1年走り抜ける・それが養成答練80点のメリットです。
今日のまとめ
なんだ、養成答練80点が有利過ぎるぞ!
いえ、そうでなく。4択マークの「1次」と違い、「2次」に進むと「暗記やお勉強以外の何か」が合格要素に絡みます。すると合格者の分布はこんな姿に。
このグラフが正ではないですが。
養成答練60点、70点、80点のいずれでも、 その人に合ったやり方が合格に一番近い。 |
だから「診断士は誰でも合格できる」。すると試験勉強のヤル気がUPです。
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