早い方で12月、遅い方では5月頃。
合格を意識するのは何月頃から? そんな疑問を抱いたら、合格体験記を探すと答えがすぐ見つかります。でも、1つ違いがあるので気を付けて。
早い方:12月から「2次」合格を意識した学習
遅い方:5月から「1次」に合格するための学習
- でも、そのどちらでも
- どの位置からでも
- いつでも誰でも
合格チャンスがある多様性。それが当試験の特徴。つまり、
「1次」:知識や暗記を主に問い、学習努力が素直に結果に。
「2次」:中庸性が求められ、高実力者はむしろ合格しにくい。
そうか、この試験は面白いコト考える奴がいるな。では週末はほっこり、こんなデータを眺めてみましょう。
1⃣ 合格率順・合格スタイルの紹介
特定の合格スタイルに集中させない。どのやり方でも合格できる。
△:ノウハウで合格できる珍しい国家試験。
○:そうはさせじと、ノウハウ組を8割落とす難度設定。
例えば、大型書店の資格本コーナーに行くと。
- 医師国家試験の合格ノウハウ!は皆無。そんな医者ではおっかない。
- 診断士試験の合格ノウハウ!は百花繚乱。それで別に実害はない。
だから合格/学習スタイルは自分の好きに選んでOK。だから、スタイルごとの違いだけ知っておく。
○メリット:過去問を先に解き、不明点をテキストに戻る。この繰り返しで最速で知識が向上。 |
×デメリット:テストで点を取る嗅覚=試験慣れが前提。「財務」「経済」など理数的科目を苦にしないことが必要です。 |
○:体系的な「1次」知識はビジネススキルに直結。周囲と手を組み組織学習をすると、効果抜群。 |
×:講義時間が長く、手短に合格したい方には不向き。「2次」対策分まで前払いさせられ、「1次」不合格でも強制的に「2次」対策に付き合わされます。 |
○:コスパ。参入コストが低い分、撤退もしやすい。 |
×:特にデメリットがないことも強み。 |
○:大手校通学と同内容ながら、時間の自由が利く。 |
×:コスパが悪い。 |
○:気軽にいつでもスタート可能。 |
×:学習効率が悪い。 |
2⃣ 「1次」試験の合格率
異説:実は「2次」より「1次」合格が難しい。
あらゆる試験ブログの隅から隅まで見ても。100人中100人が「1次より2次が難しい」と思っているのがこの試験。でもね。そこに工夫の余地があって。
「2次」が難しいことは確か。でも「1次」の難しさを侮らない。
http://fuxin24.net/2017/09/24/post-6770/
「1次」合格率=20%とは、ウソ? ホント?
http://fuxin24.net/2016/09/06/post-740/
3⃣「2次」試験の合格率
スト合格者限定の通説:運ゲーでこそないけど、くじ引き試験。
極論:「2次」=確率20%のくじ引きならば、5年以内に合格しない方が難しい。
http://fuxin24.net/2017/11/08/post-8133/
今日のまとめ
データをふんわり眺めると、何か違いが見えたでしょうか? でもそこで結論を急いだり、誰かに教えを乞う必要などなくって。
- 最新体験記を見ると、ついガンバらなきゃと焦りがち。
- そうでなく、「2次」合否=くじ引きなら合格スタイルは多様。
- 合格をいつ意識するかより、自分が合格を意識した時期に近い体験記を参考に。
当サイトの記事、平日はガッツリ、休日はふんわり。目を三角に吊り上げひたすらガリ勉より、そんな緩急をつけてみる。今後はそこが大事になるかも知れません。
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