これまでのアナログを、これからのデジタルに。試験のイノベーションが加速します。

ミライを読み解くカコ問ドリル【戦略論:①主語 ②目的語】

バツをマルにするんだぜ?

画像:サンリオ

嘘つき4択をグッと睨みつけ、間違いパターンを国語で想定読みし、快刀乱麻にバツをマルに直すドリルを始めよう。

ほう。①試験評論歴12年のクソベテが、②実際に5年分×4択×6科目を全てマルにした上で、③こんな大見得切りやがる。こりゃ相当自信アリって奴な。

えっへん。そのコツは、①D社過去問完全マスターの10年分でなくTAC5年に絞り、②その分回転数を2倍にすることで、③採点係45名のオトウサン好みの文章因果構成力まで鍛え、④「2次」の国語に強くなるコトです。(100字)

そう。年7,000人が確率2割でサイコロ転がす「2次」対策で、たまたまノウハウを読み漁るから8割ショボンに。違うよ、世の全てを100字の因→果で表す勢いで、暗記+国語をWで鍛える。これからのデジタルシフトはそっちです。(100字)

ミライを読み解くカコ問ドリル【戦略論:①主語 ②目的語】

「2次」の死命を制す「想定読み」。鍛えるパターンは5つだけ

①主語(用語入れ替え)
②目的語(用語入れ替え)
③述語(結論あべこべ)
④形容詞エラー
⑤長文の因→果ズレ

1月「戦略論」「組織論」「マーケ」バツマルドリル掲載予定

いいか野郎共。240点ボーダーをうろうろする茹で蛙な次代のれんバトンが「2次」ゴーカクの思い出に浸っている1~3月。ここが今年の抜け駆けチャンスな。

そして、ネイリストの顔より下品なこのサイトが、なぜ素知らぬ顔でホワイトサイト? その理由も嘘つき4択知識が教えてくれます。

例題:R2第13問 デファクトスタンダード ABランク

デファクト・スタンダードやネットワーク外部性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア デファクト・スタンダードの確立には、ISO のような国際的な標準化機関が重要な役割を果たすことから、これらの機関での調整や協議を進めることが、デファクト・スタンダードの獲得に向けた中心的な方策となる。
×イ デファクト・スタンダードは、パーソナルコンピュータやスマートフォンのOS(基本ソフト)のようなソフトウェアにおいて重要な役割を果たすものであり、情報技術が関わらない領域では生じない
×ウ デファクト・スタンダードは製品市場における顧客の選択を通じて確立するために、競合する製品や規格の中で、基本性能が最も高いものが、デファクト・スタンダードとしての地位を獲得する。
×エ 当該製品のユーザー数の増加に伴って、当該製品において補完財の多様性が増大したり価格が低下したりすることで得られる便益は、ネットワーク外部性の直接的効果と呼ばれ、間接的効果と区分される。
○オ ネットワーク外部性を利用して競争優位を獲得するためには、ユーザー数を競合する製品や規格よりも早期に増やすことが、有効な方策となる
カコ問バツマルドリル~世界で一番簡単な過去問解説

ウは×基本性能→○利用者数、×エは下線部があべこべ、イは×生じない→○生じる。アは×デファクト→○デジュールの用語の違いを図↓で覚えます。

画像:日本弁理士会

ほう、イマドキのれんバトン弄りの底辺争いな個人商店ではミライがないと知り、素知らぬ顔でデファクトスタンダードへ。こりゃ【200人プロジェクト】はいよいよ本気な。

1⃣競争戦略

H28第7問 競争地位別戦略 ABランク
業界での競争地位によって、企業はリーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーに分類できる。そのなかで、チャレンジャーとニッチャーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア チャレンジャーは、業界で生き残ることを目標に、購買の動機として価格を重視するセグメントをターゲットにし、徹底的なコストダウンを行い、代替品を低価格で提供していく戦略を採る。
×イ チャレンジャーは、市場全体をターゲットとするフル・カバレッジにより、リーダーの製品を模倣していく戦略を採る。
×ウ チャレンジャーは、リーダーに対する価格・製品・プレイス・プロモーションという4Pの差別化よりも、ドメインの差別化を行う。
○エ ニッチャーは、狭いターゲットに対して、業界の価格競争には巻き込まれないように閉鎖型の販売チャネルを採用して、媒体を絞り込んだプロモーションを展開する。
×オ ニッチャーは、自社が属する業界のライフサイクルの導入期に活動が活発になり、他社の行動を追随する同質化を推進し、市場全体の規模を広げる役割を担っている。

アウの×チャレンジャーはそれぞれ○フォロワー、ニッチャーに、オは×ニッチャー→○リリーダーです。イは2か所のWボケになっていて、×ターゲットとするフルカバレッジ→○ターゲットをやや絞り込むセミフルカバレッジ、×模倣→○差別化です。

2⃣成長戦略

H28第1問 ドメイン Cランク ※エーベルの3次元枠組み
ドメインの定義、および企業ドメインと事業ドメインの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 事業ドメインに関する企業内の関係者間での合意を「ドメイン・コンセンサス」と呼び、その形成には、トップマネジメントが周年記念の場などで、企業のあり方を簡潔に情報発信する必要がある。
×イ 多角化している企業では、企業ドメインの決定は、競争戦略として差別化の方針を提供し、日常のオペレーションに直接関連する。
〇ウ 多角化せずに単一の事業を営む企業では、企業ドメインと事業ドメインは同義であり、全社戦略と競争戦略は一体化して策定できる。
×エ ドメインの定義における機能的定義は、エーベルの3次元の顧客層に相当する顧客ニーズと、それに対して自社の提供するサービス内容で定義する方法である。
×オ ドメインの定義における物理的定義は、エーベルの3次元の技術ではなく、物理的存在である製品によってドメインを定義する。

×アイは企業⇔事業があべこべ。それとアの×企業内→○企業内外です。オは×製品によって→○製品や(非物理的な)サービスに。エは○自社サービス内容を顧客ニーズで再定義するので、下線部の順序があべこべ。

物理、機能的定義? 難しく考えず、実例のイメージで。
画像:NIコンサルティング

H29第1問 ドメイン ABランク
多角化した企業のドメインと事業ポートフォリオの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 多角化した企業の経営者にとって、事業ドメインの決定は、企業の基本的性格を決めてアイデンティティを確立するという問題である。
×イ 多角化した企業の経営者にとって、事業ドメインの決定は、現在の活動領域や製品分野との関連性を示し、将来の企業のあるべき姿や方向性を明示した展開領域を示す。
×ウ 多角化した事業間の関連性を考える経営者にとって、企業ドメインの決定は、多角化の広がりの程度と個別事業の競争力とを決める問題である。
×エ 多角化した事業間の関連性を考える経営者にとって、事業ドメインの決定は、全社戦略の策定と企業アイデンティティ確立のための指針として、外部の多様な利害関係者との間のさまざまな相互作用を規定する。
〇オ 多角化を一層進めようとする経営者は、事業間の関連性パターンが集約型の場合、範囲の経済を重視した資源の有効利用を考える。
当問はド定番の入れ替えひっかけ。企業⇔事業があべこべです。

H30第1問 ドメイン ABランク
企業の多角化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〇ア 外的な成長誘引は、企業を新たな事業へと参入させる外部環境の条件であるが、主要な既存事業の市場の需要低下という脅威は、新規事業への参入の誘引となりうる。
×イ 企業の多角化による効果には、特定の事業の組み合わせで発生する相補効果と、各製品市場分野での需要変動や資源制約に対応し、費用の低下に結びつく相乗効果がある。
×ウ 企業の本業や既存事業の市場が成熟・衰退期に入って何らかの新規事業を進める場合、非関連型の多角化は、本業や既存事業の技術が新規事業に適合すると判断した場合に行われる。
×エ 事業拡大への誘引と障害は、企業の多角化の形態や将来の収益性の基盤にまで影響するが、非関連型の多角化では、既存事業の市場シェアが新規事業の市場シェアに大きく影響する。
×オ 内的な成長誘引は、企業を多角化へと向かわせる企業内部の条件であり、既存事業の資源を最大限転用して相乗効果を期待したいという非関連型多角化に対する希求から生じることが多い。
当問は、×イが相乗⇔相補効果の入れ替え、ウエオは×非関連多角化→〇関連多角化に直せばOK。これで5つの知識(セオリー)をイタダキで、そのまま「2次」で使えます。

画像:handbook bizsci

R1第1問 ドメイン ABランク
多角化して複数の事業を営む企業の企業ドメインと事業ドメインの決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 企業ドメインの決定は、個々の事業の定義を足し合わせるのではなく、外部の利害関係者との間のさまざまな相互作用の範囲を反映し、事業の定義を見直す契機となる。
×イ 企業ドメインの決定は、新規事業進出分野の中心となる顧客セグメント選択の判断に影響し、競争戦略策定の出発点として差別化の基本方針を提供する。
×ウ 事業ドメインの決定は、将来手がける事業をどう定義するかの決定であり、日常のオペレーションに直接関連し、全社戦略策定の第一歩として競争戦略に結び付ける役割を果たす。
×エ 事業ドメインの決定は、多角化の広がりの程度を決め、部門横断的な活動や製品・事業分野との関連性とともに、将来の企業のあるべき姿や経営理念を包含している存続領域を示す。
×オ 事業ドメインの決定は、特定市場での競争戦略に影響を受け、将来の事業領域の範囲をどう定義するかについて、企業が自らの相互作用の対象として選択した事業ポートフォリオの決定である。
易問中の易問、企業⇔事業ドメインをひっくり返すだけのサービス問題です。やや悩ましいウは×事業ドメイン、直接関連し→○企業ドメイン、直接関連しないが、の2か所をマルに直します。
H28第2問 PPM Cランク

PPMド定番ひっかけ②
花形⇔金のなる木、問題児⇔負け犬の入れ替えひっかけも頻出。

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。
【ド定番ひっかけ①】
×エ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、事業への資金の投入量は自社の相対的な市場シェアで決まると考える。
【ド定番ひっかけ②】
×イ 市場成長率の高い「花形商品」事業からの大きな余剰資金と「問題児」事業の売却で得た資金は、衰退期に入った業界の「金のなる木」事業に集中的に投入して市場地位を維持することが重要である。
×ウ 市場成長率の高い「花形商品」事業の生み出す余剰資金は大きいので、その資金を「問題児」事業に分散して投入を図ることが重要である。
○ア 競争優位性のある「金のなる木」事業は、分野の将来性に大きな魅力はなく、さらなる資金投下には資金効率からの判断が必要である。
×オ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントは、キャッシュフローの観点から企業の事業戦略の方向性を示し、事業間のキャッシュフローのアンバランスを許容している

イウの×市場成長率の高い花形→○資金流入量の多い金のなる木に。さらにイは×問題児→○負け犬、×衰退期の金のなる木→○成長率の高い負け犬に直します。オは×許容している→是正するです。

ド定番ひっかけ①のアは×自社の相対的な市場シェア→○自社市場シェアと市場成長率です。

画像:起業.tv

H29第2問 PPM Cランク

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
【ド定番①】
×ウ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入は自社事業の成長率と市場の成長率、資金の流出は自社事業の競争上の地位(相対的な市場シェア)で決まる。
【ド定番②】
×ア 衰退期に入った業界の「金のなる木」事業と「負け犬」事業は可及的速やかに撤退し、成長率の鈍化した業界の「花形商品」事業の再活性化に多くのキャッシュを投入することが重要である。
〇イ 成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選択と、競争優位性を期待できないが資金流出の小さい「負け犬」事業の中で市場成長率が低くとも高収益事業を選別することは重要である。
×エ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、事業間のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮して、複数事業に対して財務面を重視した資金の再配分のガイドラインとなる。
×オ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、自社技術開発、外部技術の導入、外部資金の再配分により、範囲の経済を達成して競争優位性を構築する業界に適用できる。
×ウはまとめて○資金の流入・流出を決めるのはPLC。×アの金の卵を産むガチョウは活かさず殺さずで延命化を図ります。エオはまとめて、×シナジー/範囲の経済を考慮する→○しない。
R1第2問 PPM Cランク
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、自社の事業の成長率と相対的な市場シェアとを基準として事業を分類し、戦略事業単位が他の戦略事業単位と製品や市場について相互に関連した統合的な戦略を持つ。
×イ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、成長市場で市場シェアを維持するために必要な再投資を大きく上回るキャッシュフローをもたらし、資金の投入によって競争優位を維持する「花形」よりも、資金の流出を削減して競争優位を獲得できる「問題児」の選択が重要である。
×ウ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントでは、「花形」は分野の将来性に大きな魅力があり、特定の事業に対する集中的な投資の主要な資金供給源としても重要であり、「負け犬」からの撤退を支える役割を果たす。
○エ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントは、事業間のマーケティングや技術に関するシナジーが考慮されていないが、外部技術の導入によって規模の経済を達成することで優位性を構築する事業にも適用できる。
×オ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントは、全社的な資源配分の論理の1 つとして位置づけられ、成長率の鈍化した業界の「花形」事業の大きな余剰資金と「負け犬」を売却して得た資金を「金のなる木」に集中的に投入して競争優位を維持する。
アは×関連した統合的な→○相互に非関連な。ウは×花形→金のなる木、×オは花形、金のなる木→金のなる木、問題児に入れ替えます。イは長くなりますが、下線部を○資金投入が少ない「金のなる木」、問題時にすると正解知識です。
H29第6問 成長戦略 ABランク
オーナー社長が経営する企業の事業承継の方法としてMBO(management buy-out)がある。MBOに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア オーナー社長は、外部の投資ファンドに株式を売却して、役員を刷新して経営を引き継がせる。
×イ オーナー社長は、勤務経験が長いベテランで役員ではない企画部長と営業課長に株式を売却して、経営を引き継がせる。
×ウ オーナー社長は、社外の第三者に株式を売却して、役員ではない従業員に経営を引き継がせる。
○エ 財務担当役員と同僚の役員は、投資ファンドの支援を受けることなどを通じてオーナー社長から株式を買い取り経営を引き継ぐ。
×オ 役員ではない企画部長と営業課長は、金融機関から融資を受けてオーナー社長から株式を買い取り、役員と従業員を刷新して経営を引き継ぐ。
MBOってのは、会社の経営陣(役員)が外部資金調達して独立するんだよな。×アイウオは・・、おい、俺たち役員が馘かいっ。

MBO

Management Buyoutの略称でM&Aの手法のひとつ。会社の経営陣が、金融支援(=買収をしようとする企業の資産や将来のキャッシュフローを担保として投資ファンド等からの出資・金融機関からの借入れなどをおこなうこと)を受けることによって、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法のこと。

出典:野村證券
H30第4問 成長戦略 DEランク ※難問
企業の事業再編と買収の戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 企業の一部門を買収するタイプの買収は、通常、狭義のレバレッジド・バイアウトと呼ばれ、もともとは経営資源の拡大を意図したが、マネジメント・バイアウトやエンプロイー・バイアウトとは異なる範疇の手法である。
×イ 事業規模の縮小は、通常、売却、企業の一部門の分離独立であるスピンオフ、企業の中核事業に関連しない部門の廃止などの手法を指し、事業ポートフォリオを変えて短期的には負債の削減につながる。
×ウ 事業範囲の縮小は、企業買収によって期待した価値を実現できない際の買収見直しに用いられ、通常、従業員数や事業部門数の削減を伴い、事業規模の縮小と同様に事業ポートフォリオを変えることになる
○エ 自社資産を担保に調達した資金によって、オーナーではない経営者が自社を買収するタイプの買収は広義のレバレッジド・バイアウトの一形態であり、通常、買収後には経営の自由裁量の確保や敵対的買収に対する防衛などのために株式を非公開とする。
×オ プライベート・エクイテイ投資会社が、企業の資産の大部分を買い取って当該企業を非上場化するレバレッジド・バイアウトでは、通常、当該企業の業務を維持し、資産の売却は長期的な計画の下で行う。
当問はM&Aに関する難問で、知識そのものよりひっかけ方の確認のみでOK。×イウは事業規模⇔事業範囲があべこべ、アは×呼ばれ→○異なり、オは×PE投資会社が~LBO→○会社の経営陣が→MBOなら正解です。プライベートエクイティ(PE)に興味がある方はこちらを。

3⃣技術経営

H28第10問 デファクトスタンダード ABランク
技術志向の企業では、企業価値に占める無形資産の割合が有形資産のそれを大きく上回る企業が多く見られ、知的資産の戦略的経営が注目されている。特に特許は守るだけでなく、企業価値を高めるべくそれを他社と相互に活用したりすることも重要になっている。特許の戦略的運用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア ①特許をオープンライセンスすることは、②ライセンスを許諾することによって自社技術基盤の上に他社製品をのせて、③他社の代替技術開発のモチベーションを下げる効果を期待できるが、❹ロイヤルティ収入は期待できなくなる
×イ ①プロパテント戦略は特許侵害に対応すべく、❷訴訟に訴えて差止請求権や損害賠償請求権などの法的手段で特許を守る戦略であり、③知財戦略の基本をなすものである。
×ウ ①包括クロスライセンス契約では、②特定分野についてリスト化された特許の範囲で特許の相互利用が許されるが、❸その後成立した特定分野の特許についてはリストに加えることは法的に許されていない
○エ 包括クロスライセンス契約を結ぶのは、主として企業間で特許を相互に幅広く利用するためであり、契約提携企業間での金銭の授受を伴うこともある。
長文選択肢では、●をつけた文節を意識してツッコミ。アは×できなくなる→○できる、イは×訴訟に訴えて~→○政府による知財保護=特許重視の政策、ウは×許されていない→○定められていない。
H30第7問 アーキテクチャ DEランク
部品の開発や生産をめぐる完成品メーカーと部品メーカーの取引関係は多様である。そのような取引関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 委託図方式では、部品メーカーが部品の詳細設計を行うので、図面の所有権は部品メーカーに帰属し、部品の品質保証責任は完成品メーカーが負うことになる。
×イ 承認図方式では、発注側が準備した部品の詳細設計に基づいて製造できる能力やコストを評価して部品外注先が選ばれる。
〇ウ 承認図方式や委託図方式では、部品メーカーには製造能力ばかりでなく設計開発能力が要求される。
×エ 貸与図方式では、発注側が提示した部品の基本的な要求仕様に対して、部品メーカーは部品の詳細設計を行い、部品を試作し性能評価をすることになる。
×オ デザインインでは、部品メーカーは当該部品の開発段階の参加と発注側作成の詳細設計に基づく生産能力が求められるが、設計の外注が発生しないのでコスト負担は軽減される。
アを×委託図→〇承認図、イを×承認図→〇貸与図、エを×貸与図→〇委託図に入れ替えると正解に。こんな知識は本来不要ですが、今後「Ⅲ」の出題可能性があるので、この際に覚えます。
画像:JMA
R2第7問 アーキテクチャ ABランク
次の文章の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
⑴ 現代の企業は、商品ライフサイクルの短縮化によって、多様な商品を低コストで連続的に開発することが求められている。商品開発に関する市場や技術の不確実性を低くするためには、開発の初期段階での活動によって多くの曖昧な情報を精査して、アイデアを徐々に絞り込む【A 】を実施することが効果的である。
⑵ 商品開発戦略では、個々の商品開発におけるコスト削減やリードタイムの短縮が求められ、商品ライン間の技術的な共通化を戦略的かつシステマティックに実行し、複数の商品開発プロジェクトを統合的に取り扱う戦略とマネジメントが重要となる。その戦略やマネジメントでは、さまざまな技術や部品の担当部門を横断的に組織化したプロジェクト・チームを先導する【B】 を設けることは必ずしも有効ではなく、複数の商品開発プロジェクトを統括して管理する【C 】の設置が効果的である。
⑶ 技術開発や商品開発のプロセスにおいて、開発期間短縮と開発効率の向上および品質向上を同時に実現するという目標の達成には、各機能部門が業務を終了してから次の機能部門へ引き渡すのではなく、各機能業務を並行させて商品開発を進める【D 】が必要である。
ABCD
×アコンカレント・エンジニアリング重量級プロダクト・マネジャープラットフォーム、・マネジャーステージ・ゲート
×イコンカレント・エンジニアリングプラットフォーム、・マネジャーステージ・ゲート重量級プロダクト・マネジャー
×ウ重量級プロダクト・マネジャーステージ・ゲートプラットフォーム、・マネジャーコンカレント・エンジニアリング
○エステージ・ゲート重量級プロダクト・マネジャープラットフォーム、・マネジャーコンカレント・エンジニアリング
×オステージ・ゲートプラットフォーム、・マネジャーコンカレント・エンジニアリング重量級プロダクト・マネジャー
このタイプの問題は、知識でなく国語的に「当てはめて」考え、正解を知った後で知識を覚えます。まずは【D】=コンカレント・エンジニアリングが決まる。するとウエの2択になるので、ここは古語的に○エ一択になります。当てさせるためのサービス問題。
H30第12問 ダーウィンの海シリーズ ABランク
技術開発型ベンチャー企業が起業から事業展開で直面する障壁には、通常、以下の【A欄】にあるダーウィンの海、デビルリバー(魔の川)、デスバレー(死の谷)と呼ばれるものがある。これらの障壁は【B欄】のように説明できるが、その回避には【C欄】に例示したような対応策が求められる。
【A欄】のa〜cに示された障壁名、【B欄】の①〜③に示された障壁の内容、【C欄】のⅰ〜ⅲに示された対応策の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【A:障壁名】
a ダーウィンの海
b デビルリバー
c デスバレー
【B:障壁の内容】
① 応用研究と商品開発ないし事業化との間に存在する資金や人材の不足などという障壁
② 開発商品を事業化して軌道に乗せる際、既存商品や他企業との激烈な競争に直面するという障壁
③ 技術シーズ志向の研究のような基礎研究からニーズ志向の応用(開発)研究に至る際の障壁
【C:対応策】
ⅰ 大手企業とのアライアンスやファブレス生産に取り組み、生産、販売、マーケティング、アフターサービスが一体となった体制などによって回避を試みる。
ⅱ 基礎技術や高い要素技術を必要とする領域は大学に任せ、TLO を活用して連携を積極的に行うことなどによって回避を試みる。
ⅲ 所有している特許権や意匠権などの知的所有権のうち、一部の専用実施権を第三者企業に付与することや、社内プロジェクトメンバーについての担当の入れ替え、メンバーの権限付与の見直しなどによって回避を試みる。
〔解答群〕
×ア a-①-ⅱ  b-②-ⅲ  c-③-ⅰ
〇イ a-②-ⅰ  b-③-ⅱ  c-①-ⅲ
×ウ a-②-ⅲ  b-①-ⅱ  c-③-ⅰ
×エ a-③-ⅱ  b-①-ⅰ  c-②-ⅲ
×オ a-③-ⅲ  b-②-ⅰ  c-①-ⅱ
当問は一見面倒ですが、cデスバレー→①、aダーウィンの海→②の定義を選べば正解〇イ一択になるサービス問題です。さらに【c対応策】までテキスト替わりに教えてくれるサービスぶり。
H29第9問 ベンチャー DEランク
成長をめざす中小企業にとって外部資金の獲得は欠かせない。中小企業への資金提供に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
〇ア 中小企業へ投資する投資事業有限責任組合では、業務執行を伴わない組合員は、その出資額を限度として組合の債務を弁済する責任を負う。
×イ 中小企業へ投資する投資事業有限責任組合では、組合の業務を執行する者は有限責任組合員である。
〇ウ ベンチャーキャピタルは、株式を公開していない経営課題を抱える中小企業に対して、新株と引き換えに事業成長のための資金を潤沢に提供することを通じて中小企業の企業価値を高める。
〇エ ベンチャーキャピタルは、役員派遣や経営のモニタリングをすることによって、有望な中小企業に投資した資金を、新規株式公開や M&A を通じて回収する可能性を高める。
〇オ ベンチャーキャピタルは、有望な中小企業に対して、本体や他のベンチャーキャピタルが運用するファンドを通じた投資と本体の自己資金を原資とした投資のスタイルで、中小企業の企業価値を高める。
当問は当てさせないための「D」ランクで、投資事業有限責任組合なんて細かすぎ、「法務」で出しても当たりません。イを×有限→〇無限で正解ですが、リンク先参照とし、解説も省略。

画像:悠和会計事務所

R1第12問 ベンチャー Cランク ※新傾向
S.G.ブランクが構築した「顧客開発」モデルは、顧客ニーズの把握が不十分、かつ顧客の特定化が困難な場合に、仮説の検証を素早く繰り返すことによって、学習を通して、新しいビジネスの成功率を高めようとするモデルであり、それを発展させたものが、E.リースによって提唱された「リーン・スタートアップ」モデルである。
「リーン・スタートアップ」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア リーン・スタートアップでは、戦略を検証する実験によって、その実験段階の製品やサービスが失敗に終わった場合、ビジョンを実現するためには、それまでの開発コストが無駄になっても、戦略の方向転換(ピボット)が必要であるとしている。
×イ リーン・スタートアップでは、不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出すスタートアップのプロセスを、戦略を検証する実験の連続と捉えており、その実験回数をあらかじめ制限しておくことが、成功の鍵と捉えている。
×ウ リーン・スタートアップは、①顧客ニーズにかかる「仮説」を立てること、②顧客ニーズを満たすアイデアを「製品化」すること、③製品化したものを消費者に「提供」すること、④新たな顧客を次々に「開拓」することの4 つのプロセスを直線的に進めていくものである。
×エ リーン・スタートアップは、新規事業の製品やサービス、対象となる顧客、販売方法などが詳細に記述されたビジネス・プランを構築し、そのビジネス・プランに従って新規事業を進めていくプロセスである。
リーン・スタートアップは賛否両論あるので、再出題があるまで暗記不要でOK。イは×しておく→○しない、ウエは×リーン・スタートアップ→顧客開発モデル一般的な新規事業開発、あたりでしょうか。
画像:REVOLT MARK
R2第8問 イノベーション ABランク
以下のA欄の①~④に示す新製品開発やイノベーションを推進するための取り組みと、B欄のa~dに示すこれらの取り組みに当てはまる名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【A 取り組みの内容】
① 新興国で開発された製品や技術を先進国に導入すること
② 新製品に関わる各部門が、外部環境における関連する領域と卓越した連携を持つこと
③ 製品の構造を分析し、動作原理、製造方法、設計図の仕様、ソースコードを調査し、学習すること
④ 職務よりもプロセスを重視した、事業プロセスの大きな設計変更を伴う職務横断的な取り組み
【B 取り組みの名称】
a リバース・エンジニアリング
b リエンジニアリング
c バウンダリー・スパンニング
d リバース・イノベーション
×アabcd
×イadcb
×ウbdac
○エdcab
×オdcba
当問も当てさせサービス問題で、○エを選ぶには、まず③-aで決まり、次に①か④で選べます。バウンダリー・スパンニングはH30第8問からの再出題、つまり重要知識なので、後日併せて解説します。

4⃣その他論点

H30第11問スリーサークルモデル DEランク ※注目
創業家とその一族によって所有、経営されるファミリービジネスの中小企業は多い。ファミリービジネスのシステムを、互いに重なり合う部分を持つ「オーナーシップ」「ビジネス」「ファミリー」の 3 つのサブシステムで表すスリー・サークル・モデルに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
〇ア スリー・サークル・モデルは、経営理念の核となる家訓の維持を重視するファミリービジネスに適用でき、ファミリービジネスの限界が何に起因するのかを知るなど、個々のファミリービジネスで異なる経営の問題解決に有用である。
〇イ スリー・サークル・モデルは、直系血族の経営から従兄弟などを含む広い意味でのファミリービジネスへ変化していくようなファミリービジネスの時間による変化について、オーナーシップ、ビジネス、ファミリーの 3 次元から分類するモデルへと展開できる。
〇ウ スリー・サークル・モデルは、ファミリービジネスの 3 つのサブシステムに対する利害関係者の関わり方を表し、ファミリービジネスの中小企業に関わるすべての個人は、自らを 3 つのサブシステムの組み合わせからなるセクターのいずれか 1 つに位置づけて問題解決に関わる。
×エ スリー・サークル・モデルは、ファミリービジネスの合理的経営のための戦略計画とファミリー固有のビジョンや目標との間の適合を図り、コンフリクト回避のためにファミリーメンバーの継続的関与と戦略を並行的に計画させるモデルである。
〇オ スリー・サークル・モデルは、ファミリービジネスの中小企業に内在する複雑な相互作用の分析の助けとなり、企業内外の人間関係における対立、役割上の困難な問題を理解する際に、それらが何に起因するのかを知るのに役立つ。

初見知識は落ち着ていて鉛筆コロコロ。ただし前年誤答選択肢は翌年再出題するケースがあるので、最低限で暗記します。

画像:日本FBMコンサルティング

R2第11問 スリーサークルモデル Cランク ※注目
次の文章を読んで、問題に答えよ。
企業Aは、前社長のBが30 年前に設立した株式会社であるが、Bが高齢化のため、すでに10 年前から同社の役員を務めていた長男Cが社長に就任し、Bは会長に就任した。会長としても、毎日出社して仕事は継続する。CはBが所有する株式をすべて買い取り、Cの持株比率は5 %から60 %になり、Bの持株比率はゼロになった。Bの妻Dも所有する株式すべてを長女Eに譲り、Eの持株比率は10 %から20 %になった。DもEも、社長の交代前も後も企業Aの役員や従業員ではない。また、Bとともに企業Aを支えていた家族以外の役員5 人も退社し、所有していた20 %の持株すべてを子供たち10 人に譲った。
ファミリービジネスのシステムを、「オーナーシップ(所有)」「ビジネス(事業)」「ファミリー(家族)」の3 つのサブシステムから成るスリー・サークル・モデル(下図参照)で表した場合、企業Aの社長交代前と交代後のB、C、Eのスリー・サークルにおける位置の変化を示す最も適切なものを下記の解答群から選べ。

正解=○エ
当問はH30第11問からの再出題なので、当てなきゃいけないCランク。計算問題としては「法務」より簡単なので、ここで知識をしっかりインプットします。

H29第12問 一般常識 Cランク
自然災害や大事故などの突発的な不測の事態の発生に対応することは、企業にとって戦略的な経営課題であり、停滞のない企業活動の継続は企業の社会的責任の一環をなしている。そのような事態への対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア カフェテリア・プランは、多くの場合、ポイント制によって福利厚生メニューを自主的に、また公平に選択できるようにしているので、突発的な災害などの支援に活用できるメニューは盛り込めない
×イ クライシス・マネジメントは、想定される危機的事象を予測し、事前にその発生抑止や防止策を検討して危機への対応を図ろうとするものである。
×ウ コンティンジェンシー・プランでは、不測の事態や最悪の事態を想定して、その事態が与える業務間の影響を測るべく、事業インパクト分析を重視して危機対応の計画を策定するのが一般的な方法である。
○エ 事業継続計画(BCP)では、事業停止の影響度を評価分析して、業務の中断が許される許容期限を把握して業務の復旧優先順位を導くために事業インパクト分析の実施が行われる。
×オ 事業継続計画(BCP)は、災害時のロジスティクスの確保を重視した企業間ネットワークの構築を目指すものとして策定されている。
アは×盛り込めない→○盛り込める、×イウはクライシス~⇔コンティンジェンシー~があべこべ。オは物流に限ったものではなく、×BCP→○災害ロジスティクス(テキスト外)に直す。当問の様な一般常識問題では、事前対策は不要です。

今日のまとめ

ほう。確かに(正解を覚えた上で)誤答選択肢のバツをマルに直すだけなら、市販過去問集の解説なんて要らない子。でもなぜそれで「2次の国語に強くなる」?

そりゃ国語力=①基礎の語彙力+②それを当てはめて文を構成する思考力。「1次」知識が薄っぺらなのれんバトンがムキになるほど、「2次」でツルツル良く滑る理由がまっる分かりだ。

文章をしっかり読み解き、正しく答えるために欠かせないのが国語力です。国語の成績がよくないと、算数、英語、社会、理科など、その他の科目にも影響が出てしまいます。

出典:伸芽’sクラブ

例えばな、R2「Ⅰ」爺ちゃんのグループビジョンで配点こそなかったスリーサークルモデル。それを全痴低ノウ丸暗記⇔「1次」誤答選択肢を使って理解では、同じ人類と思えない雲泥の差な。

ベテを蹴落とし若手を優遇したい「2次」作問係は、必ず「1次」直近5年出題範囲内の知識で点差をつけてくる。合格が目的化したのれんバトン⇔デジタルシフトの判断が、同じ人類と思えないほど違う理由がココです。(100字)

そう。単に「1次」通過狙いなら、分厚い10年分と格闘するのも一手。「でもR3『2次』で使う知識は直近5年出題済の範囲内」のはず。同じ人類とは思えない着眼の差を活かし、のれんバトン弄りは今月一杯続くのです。(100字)

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たまたま受かったあの合格自慢は要らない子。これまでのやり方では努力するほど8割落ちると当確した試験で、最低5割で勝ち上がるこれからのスタイルとは何か。
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