生成AIが5秒でふぞを追い抜く時代に、これからのミライを教えてくれる。それが組織論の利点で、ふぞろい程度の国語力では歯が立たない点も魅力です。
ふぞろいの並列列挙なクソ答案+ウンコな情報発信を見て、アレにマネジメントを任せる企業はゼロ以下でしょう。そして試験の作問採点が毎年変わり、ミライが求めるスキルはふぞの真逆へ進化します。
- 毎年変わる作問採点に備えるには、まず変化に適応できる組織文化の構築を目指します。組織は敏捷性を高め、変化に対応できるようにプロセスや構造を調整する必要があります。
- チームや個人のスキルと能力を向上させ、迅速な意思決定と行動が可能なリーダーシップを育成します。
- データと情報を活用し、作問採点傾向の変化や今年は誰が2次を受けるのかをリアルタイムでモニタリングし、使う知識や解答記述を迅速に調整します。
- 作問採点基準が毎年変わる筆記試験では、その年ごとの革新的なアイデアとアプローチを採用することが不可欠です。常に新しい方法で問題にアプローチし、競争力を維持します。
- 前年2次試験や今年の1次試験の動向に合わせて知識やマス目の書き方を迅速に調整し、今年最新の合格スタイルを模索します。
- 今年最新かどうかを検証するために学習仲間を募り、古いノウハウを持ち込まないよう互いに注意しあうことで、今年の試験に最適の学習組織を構築できます。
- ここでの変化のカギがリーダーシップです。リーダーはビジョンを持ち、組織を変化に導く役割を果たす必要がありますが、特定の解答手順に引きずられて全員ショボンの結果にならないよう、試験対策上のリーダーは持ち回り制にすることが効果的です。
- 今年の解答戦略の柔軟性を高め、9,000人の動向に応じて適切な調整を行います。ビジネスで活躍する長期的な目標を設定しつつも、作問採点の凶悪な変化に備える短期的な対応も行います。
- 動画やSNSの情報発信を常にチェックし、視野が狭くなった特定出版社のヨイショは狙い撃たれると想定することで、今年の2次試験に【勝ち確】で臨むことができます。
【勝ち確】作問採点変化に備える3条件 / 解き直しR5「組織論」
業界で常にふぞがからかわれるのは、その情報発信がまるでダメだから。その原因が、国語が弱い→組織論が苦手→同友館の顔色を常に窺う指示待ち体質です。
年 | 問 | 小問 | 領域 | 章 | 論点 | 予想正答率 |
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R5 | 14 | 組織論 | 2A組織構造論 | 5戦略と組織設計 | B | |
R5 | 15 | 組織論 | 2A組織構造論 | 7環境不確実性 | D | |
R5 | 21 | 組織論 | 2A組織構造論 | 7環境不確実性 | A | |
R5 | 22 | 組織論 | 2A組織構造論 | 7環境不確実性 | A | |
R5 | 16 | 組織論 | 2B組織行動論 | 1モチベ理論 | A | |
R5 | 17 | 組織論 | 2B組織行動論 | 1モチベ理論 | B | |
R5 | 18 | 組織論 | 2B組織行動論 | 2リーダーシップ | A | |
R5 | 19 | 組織論 | 2B組織行動論 | 3同調圧力 | E | |
R5 | 23 | 組織論 | 2B組織行動論 | 6組織文化 | B | |
R5 | 11 | 組織論 | 2B組織行動論 | 7組織学習 | A | |
R5 | 20 | 組織論 | 2B組織行動論 | 7組織学習 | D |
事例Ⅰ 中位レイヤー組織論~組織構造・行動
レイヤー2A 組織構造論
× | →○ | |
×ア | 機能別 | 事業部制(下線部あべこべ) |
×イ | にかかわらず | が限定的であれば |
×エ | できるため しやすい | しにくいため しにくい |
×オ | されやすい | する利点は少ない |
R4事例Ⅰ出題で注目を集めた機能別⇔事業部制の元ネタ。環境がVUCAなイマは、権限移譲→事業部制→後継者育成を選びます。
主要な組織形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 機能別組織では、機能別部門の管理をそれぞれの部門の長に任せることから、事業部制組織よりも次世代経営者の育成を行いやすい。 ×イ 機能別組織では、知識の蓄積が容易であるため、事業の内容や範囲にかかわらず経営者は意思決定を迅速に行いやすい。 ○ウ 事業部制組織では、各事業部が自律的に判断できるために、事業部間で重複する投資が生じやすい。 ×エ 事業部制組織では、各事業部が素早く有機的に連携できるため、機能別組織よりも事業横断的なシナジーを創出しやすい。 ×オ マトリックス組織は、複数の命令系統があることで組織運営が難しいため、不確実性が低い環境において採用されやすい。 |
× | →○ | |
×イ | 機械的 | 有機的(下線部あべこべ) |
×ウ | 抽象的 | 具体的 |
×エオ | 有機的 | 機械的(下線部あべこべ) |
○アを「服従」とあえて強い表現にし、誤答×ウを選ばせるひっかけ問題です。有機的→タスクが具体的になる説明はR2第16問を参照。
T.バーンズとG. M.ストーカーは、外部環境の安定性の程度と組織内部の管理システムの関係性を検討し、「機械的管理システム」と「有機的管理システム」という2 つの管理システムのモデルを提唱した。 これらのモデルの対比に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 機械的管理システムでは、有機的管理システムよりも上司への服従が強調される。 ×イ 機械的管理システムでは、有機的管理システムよりも水平的なコミュニケーションによる助言や相談がよくなされる。 ×ウ 有機的管理システムでは、機械的管理システムよりも個々のタスクは抽象的な性質を帯びている。 ×エ 有機的管理システムでは、機械的管理システムよりもその組織に特有な知識やスキルが重要視される。 ×オ 有機的管理システムでは、機械的管理システムよりも役割に関する責任が詳細に定められる。 |
× | →○ | |
×イ | がある | はまずない |
組織論の迷論点、資源依存モデルの問題です。一般常識Aランクですが、「パースペクティブ」のようにふぞろいが知らないカタカナを与え、苦手意識を植え付ける工夫に感心します。
資源依存パースペクティブでは、組織がさまざまな資源をステークホルダー(利害関係者)に依存していることに注目している。 メーカーであるA社が、事業活動に必要な原料Xを、Xのみを製造販売しているB社から継続的に購買している場合に、両社間に生じうるパワー関係に関する記述として、資源依存パースペクティブの観点から、最も不適切なものはどれか。 |
○ア A社がB社以外の他社から原料Xをどの程度購買しているかどうかが、両社間のパワー関係に大きな影響を与える可能性がある。 ×イ A社が保有している機械設備の資産評価額が、B社が保有する機械設備の資産評価額よりも相対的に大きいことが、両社間のパワー関係に大きな影響を与える可能性がある。 ○ウ B社の販売量全体におけるA社向けの販売量が占める比率が、両社間のパワー関係に大きな影響を与える可能性がある。 ○エ 原料Xの販売についてのB社の自由裁量に関して法律などによる制約があるかどうかが、両社間のパワー関係に大きな影響を与える可能性がある。 ○オ 原料Xを入手できなくてもさほど大きな問題が生じずにA社が事業活動を営むことができるかどうかが、両社間のパワー関係に大きな影響を与える可能性がある。 |

× | →○ | |
×ア | 採用しなければ~ 強制的 | 採用することが有利であるため 模倣的 |
×イ | 模倣的 | 規範的 |
×ウ | 制度的環境からの~ 模倣的 | (下線部削除) 強制的 |
×オ | 規範的 | 模倣的 |
同じ業界の企業は、同じような規模の似たような戦略でドングリ競争をすることが多い。その説明が制度的同型化ですが、国語で解けるので暗記不要。
組織における制度的同型化に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア ある組織形態が社会的に高い評価を得ている場合には、その組織形態を採用しなければ取引関係にある組織から批判されることから、強制的同型化が生じやすくなる。 ×イ 環境が安定的であり、どのようにすれば社会から評価されるかが明確であれば、模倣的同型化が生じやすくなる。 ×ウ 政府が特定の組織形態を採用することを求める規制を行えば、制度的環境からの期待が明示的になって競争が緩和されるため、模倣的同型化が生じやすくなる。 ○エ 専門家団体のような組織横断的な専門家ネットワークが発達することにより、規範的同型化が生じやすくなる。 ×オ 取引関係にある組織同士は、資源を相互に依存しあっているために、それらの組織間では規範的同型化が生じやすくなる。 |
レイヤー2B 組織行動論

× | →○ | |
×イ | 従業員の心理状態 | 中核的な職務特性(下線部あべこべ) |
×ウ | 低い | 高い(下線部あべこべ) |
×エ | タスク完結性 | 自律性 |
×オ | タスク重要性 | タスク完結性 |
正解○アで一択。残る×イウエオは何を言っているかわからないので、復習して納得します。2次でここまで書く必要はないので暗記不要。
職務に対する従業員のモチベーションは、組織から与えられる報酬だけではなく、担当する職務の特性それ自体からも影響を受ける。 J. R.ハックマンとG. R.オルダムによって提唱された職務特性モデルに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 技能多様性、タスク完結性、タスク重要性の度合いが高いほど、従業員はその仕事に価値や意義を見出すようになる。 ×イ 職務特性モデルでは、従業員の心理状態が中核的な職務特性を介して従業員の仕事の成果に影響を及ぼすと考える。 ×ウ 成長欲求の程度が低い従業員は、その程度が高い従業員と比べて、自律性の高い仕事を与えられた場合に、仕事の結果への責任感をより強く感じる傾向がある。 ×エ タスク完結性とは、仕事のスケジュールや手順を決めるにあたって、担当者が自己完結的にそれらを自由に決められる程度を指す。 ×オ 幅広い工程を一貫して担当することが求められるタスクは、細分化された1 つの工程を担当するタスクよりもタスク重要性が高い。 |

× | →○ | |
×ア | ある 自分の能力を過信しない | ない 自己効力感を高める |
×イ | 達成に多くの努力を要する 容易に達成できる | 現実的に達成困難な 達成に多くの努力を要する |
×エ | 阻害 知られることのない | 向上 共有できる |
×オ | 低下 を設定した | 向上 は避けると良い。 |
×アの自己効力感とは、「オレはやればできる」です。
E. A.ロックとG. P.レイサムらが提唱した目標設定理論に則した管理者の判断と行動に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 自分には目標を達成できる能力があるという信念を持つ人ほど、達成が困難な状況になると目標を断念する傾向があるため、自分の能力を過信しないように部下に伝えた。 ×イ 達成に多くの努力を要する目標は、達成できる見込みが立てづらく部下からの反発や抵抗が予想されるため、容易に達成できる業績目標を設定した。 ○ウ 達成の難易度が高い目標を設定するにあたっては、部下にその目標を受容させることが重要であるため、その目標が公正で妥当であることを強調して部下に伝えた。 ×エ 一人ひとりの目標の内容が職場で公表されると、目標に対するコミットメントが阻害されるため、各自の目標が互いに知られることのないように配慮した。 ×オ 明確な数値目標を設定すると、目標達成に対する心理的プレッシャーが高まり、部下の達成意欲が低下するため、自由に解釈できる定性的な目標を設定した。 |
× | →○ | |
×イ | 部下のタスクが曖昧 | 高度に構造化されている(下線部あべこべ) |
×ウ | 高い | 低い |
×エ | 低い | 高い(下線部あべこべ) |
×オ | 自らの性格的な特性 | 部下の成長段階 |
パス・ゴール⇔状況適応型リーダーシップのちょっとした違いは、ここで覚えます。
リーダーシップの条件適合理論の1 つであるパス・ゴール理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 自分の行動とその結果を自分自身が統制していると考える部下は、リーダーから意思決定に関して相談されたり提案を求められたりすることに強い満足を得る傾向がある。 ×イ タスクの内容と達成方法を具体的に指示するリーダーシップは、部下のタスクが曖昧な場合よりも高度に構造化されている場合の方が、部下の満足度を高めやすい。 ×ウ タスクを遂行する自らの能力が高いと認識する部下ほど、タスクの内容や達成方法を具体的に指示するリーダーシップに対する満足度が高くなる。 ×エ 部下の感情面への配慮を示すリーダーシップは、タスクを遂行すること自体から得られる部下の満足度が低い場合よりも高い場合の方が、部下の満足度を高めやすい。 ×オ リーダーは、自らの性格的な特性に応じて、指示型、支援型、参加型、達成志向型のいずれかの行動スタイルをとることで部下の満足度を高められる。 |
× | →○ | |
×ア | するため | していれば |
×イ | 極端な | 中立的な(下線部あべこべ) |
×ウ | でも は することはない | では でも してしまう |
×エ | も奨励する | を排除する |
グループや組織学習の利点は目標一致+仲間同士の助け合いですが、ふぞろいのようにオツムが少々弱いと、同調圧力やグループシンクの欠点ばかりが目立ちます。
集団の中にいる人間の意思決定や行動は集団から影響を受ける。集団の機能と集団内の人間行動に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア 「凝集性」が高い集団では、集団内の規範と組織全体の業績目標とが一致するため、集団内の個人の生産性が高まりやすい。 ×イ 「グループシフト」とは、集団のメンバーが個人として当初有していた極端な態度や意見が、集団で討議した結果、より中立的な方向に収束する現象を指す。 ×ウ 「集団圧力」を受けやすい状況下でも、正しい答えが明白な課題に取り組む場合は、個人が多数派の意見に同調して誤った答えを選択することはない。 ×エ 全体の和を重んじる集団では、意思決定に際して多数派の意見だけではなく少数派からの異論も奨励する「グループシンク」が促進されやすい。 ○オ 人が集団の中で働くときに単独で働くときほど努力しない「社会的手抜き」という現象は、個人の貢献と集団の成果との関係が曖昧な場合に生じやすい。 |
× | →○ | |
×ウ | 組織の心理的安全性 | 組織の安全性 |
ゆで蛙同士で手を組んで、変革に反対する理由シリーズです。
組織には、環境変化とそれに伴う組織変革に対して抵抗を示す側面がある。組織において変化や変革に対する抵抗が生じる理由に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 |
○ア 業務プロセスを変革したとしても、それと整合するように組織構造や業績評価システムといった他のサブシステムも併せて変革しない限り、変革を元に戻す組織的な作用が働きやすいから。 ○イ 現状の資源配分パターンから最も大きな利益を得ている部門は、環境変化に伴う資源配分パターンの変革を脅威と見なし抵抗する傾向があるから。 ×ウ 支援的な組織風土によって組織の心理的安全性を高めに維持しようとする構造的慣性が組織には存在するから。 ○エ 従業員が所属する集団の規範が、変革に対する従業員の前向きな考えや行動を抑制するように作用する可能性があるから。 ○オ 従業員の思考や行動を同質化する組織社会化のプロセスが、組織の革新性を阻害する可能性があるから。 |
× | →○ | |
×ア | 手法的技能としての | 共同化段階における |
×イ | 容易 | 困難 |
×エ | 唯一の | 一つの |
×オ | 行わない | 行う |
1次・2次でしつこく出して、いかにもこれがパラダイム! そう強制してくるのがSECIモデルです。
野中郁次郎が提唱した組織的知識創造理論における中核的な概念の1 つである暗黙知に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
×ア ある時代や分野において支配的規範となる物の見方や捉え方であるパラダイムは、手法的技能としての暗黙知である。 ×イ 暗黙知は言語化が困難な主観的知識を意味し、そのまま組織的に共有させることが容易である。 ○ウ 経験は意識的な分析や言語化によっても促進されるため、暗黙知が形式知化されると新たな暗黙知を醸成する。 ×エ 知識創造の過程は暗黙知と形式知の相互変換であり、集団における暗黙知の共有や一致が知識創造の唯一の出発点である。 ×オ 豊かな暗黙知の醸成には、経験を積み重ねることが重要で、形式知化を行わないことが推奨される。 |

× | →○ | |
×イエ | 傍観者的学習 | 役割制約学習(下線部の主語あべこべ) |
×ウ | 自身 さらに組織の行動の変化も~ | 組織 環境に何の変化も与えない |
×オ | 個人の行動→組織の行動→個人の信念 | 個人の信念→個人の行動→組織の行動 |
オルセンの不完全な組織学習サイクルとは、上図に挙げた4段階のどこかが切れていること。ふぞろいがキーワード採点を絶叫するほどホンモノ採点基準がその真逆に動くため、「迷信的学習」になります。
J. G.マーチとJ. P.オルセンが示した組織学習サイクル・モデルにおける不完全な学習サイクルに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ア 「曖昧さのもとでの学習」とは、組織の行動がもたらした環境の変化を適切に解釈できず、個人の信念が修正されないことを指す。 ×イ 「傍観者的学習」とは、個人が、環境の変化について傍から観察しているかのように、自らの行動を変化させないことを指す。 ×ウ 「迷信的学習」とは、個人が自ら確信している迷信に従って、自身の行動を変化させ、さらに組織の行動の変化も導こうとすることを指す。 ×エ 「役割制約的学習」とは、環境の変化によって自らの信念が変化した個人がその行動を変化させるものの、そうした変化が自らの役割の範囲内のみにとどまっていることを指す。 ×オ 不完全な学習サイクルとは、「環境の変化→個人の行動→組織の行動→個人の信念」という連結サイクルのいずれかが切断されていることを指す。 |
他科目のマルバツと異なり、組織論の誤答訂正は異様に難しい。そして①正しい知識を前提に→②一定以上の国語力の発揮が欠かせません。
今日のまとめ
作問採点変化に備える3条件
①作問採点が毎年変わる試験のコツを生成AIに訊くと適応+変革+リーダーシップとなり、②確実スト合格者なら余裕で超えるが、③当試験は合格多様化を図るのでふぞの負け残りも選択可能に。(100字)
必要スキルがふぞろいなふぞでも2割で受かる課金ガチャ。そして試験は今年もベテから狙い撃つので、ふぞで負け残りを選ぶ目も2割でアリです。