【法務:会話シミュレーション】コントで読み解く作問心理

昨年まで40,000円必要だった「TACの赤本」がより使いやすくなって、乗り換え割引2,600円(税別)の驚きキャプティブ・プライスに。そのベストな使い方を、当サイトがさっさと決めておきました。

キレイな国語路線一択の「Ⅰ〜Ⅲ」のベストな使い方が揃うのは、まだまだこれから。今日からまず「Ⅳ」の週10h×3wで、正しい解答プロセスを身につけます。

「Ⅳ」はどうせ猫でも60点で、かつ70点を狙う上値は重たい。そこで最初に得意化すると、12週の後半は「Ⅰ〜Ⅲ」のキレイな国語に集中できます。 ■■テンプレここまで■■

Q
「経営法務」の直近5年で45マーク出題。つまり年9マーク出る会話形式=コント問題にも作問トレンドの進化が。そんな噂を聞いてこの記事に辿り着きました。
A

ほほう、これは鋭い。ズバリその作問進化とは、①尋ねる知識は定番なのに ②正答率のコントロールが上達したコトな。

設問・選択肢の作りの進化を眺めると、作問心理に「そうか」と気づく
問われる知識はテキストレベルの定番なのに、正答率はB~Dまでキレイにバラける。さらに「正解覚えても当てさせない」は虹作問にも通じる所が。(100字)
会話形式問題の出題メリット

R3第16問は特許の専用⇔通常実施権の違いを聞くためだけに、クソ長い設問を与えて読み手を悩ます。

当初は「実務をイメージさせ」「教育効果が高い」ためと思われたが、そろそろ飽きたのか、①長文を出してベテを悩ませ正答率を適度にバラけさせてコントロールする意向が見え見えに。

正答率コントロール例題:R3第16問 特許法 (1)B (2)Cランク
以下の会話は、X株式会社の代表取締役甲氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
(設問1 )
会話の中の空欄AとBに入る記述の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
AB
×ア御社とY社との契約Y社の許諾なくして実施することができます
×イ御社とY社との契約Y社の許諾なくして実施することはできません
×ウ御社とY社との契約及びそれに基づく専用実施権設定登録Y社の許諾なくして実施することができます
○エ御社とY社との契約及びそれに基づく専用実施権設定登録Y社の許諾なくして実施することはできません
専用実施権は登録必要で、ライセンサーであっても実施には許諾が必要。
(設問2 )
会話の中の空欄CとDに入る記述の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
CD
○ア契約以外の手続は必要ありません認められない
×イ契約以外の手続は必要ありません認められる
×ウ契約に加えて、通常実施権の登録も必要です 認められない
×エ契約に加えて、通常実施権の登録も必要です 認められる
通常実施権はいちいち登録は不要だが、差止請求は不可。

【甲氏】
弊社が特許を取得した包丁の発明について、Y社から、その包丁を製造させて欲しいという申し出がありました。弊社としては、弊社の工場の生産能力にも限界があるので、ライセンス契約を締結しようと考えていますが、ライセンス契約には様々な種類があると聞きました。どのようなライセンス契約が適切でしょうか。

【あなた】
特許権のライセンスとしては、大きく分けて、専用実施権と通常実施権というものがあります。専用実施権は、【A】 により、効力を生じることになります。その場合、設定行為で定めた専用の範囲内については、御社は、【B】 。また、Y社は、その範囲内で、侵害行為者に対して、差止めや損害賠償請求ができるようになります

なるほど。では、通常実施権はどういうものでしょうか。

通常実施権は、御社とY社との契約により効力を生じ、Y社は契約で定めた範囲内で、その発明を実施することができるようになります。

実は、Y社からは、Y社以外の第三者との間ではライセンス契約を締結しないで欲しい、その旨を弊社との間のライセンス契約で定めて欲しいと言われており、弊社としても、検討中なのですが、通常実施権につき、そもそもそのような契約は可能なのでしょうか。

可能です。そして、【C】 。

「そのような契約をした場合、Y社は、侵害行為者に対して、独断で、差止めや損害賠償請求ができるようになるのでしょうか。

独占以外の特約がない場合、特許権者である御社の有する権利の代位行使は除き、固有の権利としては、差止請求は【D】とされており、損害賠償請求は認められるとされています。私の知り合いの弁護士を紹介しますので、相談されてはいかがでしょうか。

ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。

こりゃすごい。テキストレベルのド定番知識を問うのに長文コント?

もはや「教育効果」なる崇高さを投げ捨て、ひたすらお皿回しで答を覚えるゆとりへの嫌がらせとしか思えぬ会話問題。進化前の旧作コント↓も見ておきます。

進化前の旧作コント 海老みそプシュー H27第11問 地域団体商標 (1)(2)ABランク
ふなっしーが今現在テレビから消えた理由がヤバすぎ・・・! 出典:chan-vaz
中小企業診断士のあなたと顧客の経営者X氏との以下の会話を読んで、下記の設問に答えよ。なお、実在するキャラクターや特産品を考慮する必要はない。  
(設問1)
会話の中の空欄①と②に入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
(設問1)
×ア一般社団法人全国
○イ商工会議所近隣都道府県
×ウ中小企業団体中央会近隣市町村
×エ公益社団法人全国8地方区分の同一区分
テキスト知識の〇イ一択。
(設問2)会話の中の空欄③〜⑥に入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
(設問2)
×ア商品化権不正競争防止法商標権意匠権
×イ著作権商標権景品表示法パブリシティ権
○ウ著作権商標権不正競争防止法意匠権
×エ意匠権不正競争防止法商標権商標権
産業財産権+著作権+不正競争防止法の違いを横断的に理解できる。そしてこの知識を問うために、どんなコントをカマしてくるかに注目。

【X氏】
当社の本社はC県のAB市にあり、私は地元の経済団体の役職にも就いているのですが、最近、AB市で盛り上がっているのが、AB市内の漁港で水揚げされた海老のすり身を煎餅せんべいの生地に練り込んで焼いた特産品の『ABせんべい』をもっと全国的に売り出そうという企画なんです。確か、地域の特産品の名称を保護するような商標がありましたよね。

【あなた】
地域団体商標のことですか。正確なことは専門家に聞いた方がいいと思いますが、地域団体商標が認められるには、結構要件が厳しかったはずですよ。権利の主体は、事業協同組合等のほか、平成26年に施行された法改正で新たにNPO法人や【①】等にも広げられました。しかし、『ABせんべい』という名称を使用しているだけでは難しくて、例えば『ああ、あのAB市特産の、海老を原材料にした煎餅だな』と消費者や事業者が広く認識する程度の周知性が必要です。

地域的にどの程度まで周知ならいいのですか。

一般的には、【②】に及ぶ程度の周知性が必要とされています。

なるほど、そう簡単なわけでもなさそうですね。実は、AB市の公募で採用された『ABせん兵衛べえくん』という、いわゆるゆるキャラが『ABせんべい』の知名度向上に一役買っているのですが、最近、地元のイベントで『ABせん兵衛べえくん』の偽物が現れましてね。よく似た着ぐるみを着て、『海老みそブシューッ!』と叫びながらエビ反りになってのたうち回るなんてギャグをやったりして、子供にはうけますが、下品だと言って嫌う人もいます。こういったゆるキャラの権利を知的財産で守るような法律手段はないのでしょうか。

キャラクターのデザインや絵柄の創作を保護するなら、やはり【③】で守るというのが最も素直でしょう。広告宣伝用であれば、平面だけでなく立体的な構成も【④】、あるいは【⑤】で保護が可能ですが、広告宣伝の対象となる商品やサービスを特定する必要がありますし、【④】は登録の手続が、【⑤】は権利行使のために周知性の立証が必要です。また、ぬいぐるみの量産品であれば【⑥】で保護される可能性も出てきますが、一方でそのような物品が【③】による保護の対象になるか、という問題も出てきます。結局、場面に応じた個別的な法的保護の組み合わせでキャラクターの利益を守るしかないのが現状です。

R2第13問 タピオカミルクティー(特許法) Aランク
AB
○ア特許の出願公然の実施に当たる
×イ特許の出願多数に対する実施に当たる
×ウ特許の登録公然の実施に当たる
×エ特許の登録多数に対する実施に当たる
特許は登録まで時間がかかるのでまずアイ(出願時点)の2択に。語感で○アを選べば上出来。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、E株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。
会話の中の空欄AとBに入る記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【あなた】
御社の紙製ストローの販売が好調のようですね。

【甲氏】
おかげさまで、タピオカミルクティー用の紙製ストローが、プラスチック製ストローの代替製品として好評です。しかし、好事魔多しです。おととい、同業者であるF社からこの紙製ストローが同社の最近登録された特許権を侵害するとの警告書が来ました。どうしたらよいでしょうか。

一般的には、①特許発明の技術的範囲に属していないと反論する、②相手の特許権に対抗する正当権限を主張する、③相手の特許権自体を無効にする、④対抗することが難しい場合はライセンス交渉や設計変更を考える、といった選択肢があります。

正当権限とはどのようなものですか。

最も一般的なのは先使用権です。この権利を主張するためには、【A】 の際、現に、日本国内においてその発明の実施である事業をしている者又はその事業の準備をしている者である必要があるので、しっかりした証拠を集めないといけません。

「当社は、ずいぶん前から、大口顧客に試作品を提供して意見を聞いていましたから、証拠はそろえられると思います。ああ、そうだ、このように当社の試作品が早いのですから、相手方の特許発明はすでに新規性がなかったとして特許権を無効とすることはできませんか。

その顧客が店頭で試験的に使用していた可能性もありますね。いずれにしろ、新規性を喪失しているかどうかは、御社試作品の実施の事実が【B】 かどうかが問題となります。

なるほど。

いずれにしろ、警告書に対する回答書を出さなければならないでしょう。よろしければ、特許紛争に強い弁護士を紹介します。

ぜひ、よろしくお願いします。

R2第11問 トルネード(不正競争防止法) Cランク
AB
×ア御社商標が需要者の間に広く認識されていること、及び御社商標と同一若しくは類似の商標を付した相手商品が御社商品と混同を生じさせること需要者に混同を生じさせる
○イ御社商標が需要者の間に広く認識されていること、及び御社商標と同一若しくは類似の商標を付した相手商品が御社商品と混同を生じさせること類似する
×ウ御社商標が著名であること需要者に混同を生じさせる
×エ御社商標が著名であること類似する
【A】不正競争防止法→×混同惹起、【B】商標権→×類似と、細かい違いを聞いています。
以下の会話は、D株式会社の代表取締役甲氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。
会話の中の空欄AとBに入る記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【甲氏】
今年も暑く、ファン付き作業服が好調です。特に、この春に発売した新商品『トルネード』が大ヒットしています。

【あなた】
強力に冷却される感じがして、良いネーミングですね。

困ったことに、ライバルメーカーが早くも『トーネード』なる名前を付けて同種の作業服を売り始めています。なにか対策を考えないといけないと思っています。

まずは商標登録出願すること、そして不正競争防止法2 条1 項1 号に規定する商品等表示の不正競争行為として警告することが考えられますね。

商標登録は登録まで時間がかかりますよね。のんびり待っていられないので、不正競争防止法だけで対策したいと思いますが、どうですか。

今回主張できると考えられる不正競争防止法2 条1 項1 号は、【A】 を自ら立証しなければなりませんから、その労力がとても大きいのです。今回、相手の作業服と御社の作業服は商標法上、同一商品といえるでしょう。そのため、商標権の行使であれば、御社商標「トルネード」と相手商標「トーネード」が【B】 と認められれば侵害になりますから、商標登録して商標権を取得することが賢明だと思います。使用している商標が模倣された場合、商標登録の早期審査を請求できる場合があるようです。

そうなのですか。登録に時間がかからないなら、商標登録も考えてみます。

もしよろしければ、商標を得意とする特許事務所を紹介します。

R2第9問 職務著作(ガリガリザウルス) Cランク
AB
×ア従業者である社員著作者人格権は社員が有しますが、著作権は使用者である会社が有する
×イ従業者である社員著作者人格権は社員が有しますが、著作権は使用者である会社と社員が共有する
○ウ使用者である会社著作者人格権と著作権の両方を会社が有する
×エ使用者である会社著作者人格権は会社が有しますが、著作権は会社と従業者である社員が共有する
当問は当てにくくなっていて、職務著作の著作権は原則使用者に帰属するのでまずウエの2択に。職務著作の著作者人格権など覚えたらキリがないので、語感でふんわりエを×にできれば上出来です。
以下の会話は、C株式会社の代表取締役甲氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。
会話の中の空欄AとBに入る記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【甲氏】
当社が製造販売するアイスキャンディーに使っている恐竜のキャラクター『ガリガリザウルス』をご存じですよね。いま、すごく人気が出ているのですが、このフィギュアやステッカーを作って販促品にしようと思っています。そこで、あらためて、このキャラクターの著作権が誰のものか気になって、相談したいのです。

【あなた】
その『ガリガリザウルス』の絵柄は、どなたが描いたのですか。

当社の商品開発部が考えた商品コンセプトに基づいて、パッケージデザインを担当する宣伝部の若手社員が業務として描き下ろしたものです。

そういうことでしたら、その絵柄は職務著作に該当しそうですね。

その職務著作とやらに該当したら、『ガリガリザウルス』の絵柄の著作権は、誰の権利になるのでしょうか。

社員と会社との間に契約、勤務規則その他に別段の定めがないのでしたら、著作者は【A】となります。権利については【B】ことになります。

なるほど、分かりました。

H30第18問 著作権(職務著作) (1)B (2)Eランク

(設問1)AB
×ア著作権しかも、定めていない場合には、当該ソフトウエアを販売することもできません
×イ著作権ただし、定めていない場合でも、当該ソフトウエアを販売することはできます
×ウ特許権しかも、定めていない場合には、当該ソフトウエアを販売することもできません
○エ特許権ただし、定めていない場合でも、当該ソフトウエアを販売することはできます
職務発明は新聞でよく見るし、自分の会社の就業規則にあるので身近です。まずA=特許権を選び、Bもビジネス常識で選べます。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、X株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
甲 氏:「当社が労務管理のソフトウエアを開発している会社であることはご存知かと思いますが、新たに採用管理のソフトウエアの開発を検討しております。他社にまねをされないよう、どうにかして保護することはできないでしょうか。」
あなた:「ソフトウエアであれば、著作権により保護される可能性があります。また、特許権による保護もあり得ます。」
甲 氏:「著作権とか特許権というのは聞いたことがあります。開発をするのは、当社のソフトウエア開発の部署の従業員なのですが、著作権や特許権は当社に帰属しますか。」
あなた:「そうだとすると、いわゆる職務著作や職務発明に該当する可能性があります。その場合、著作権と特許権では、取り扱いが異なります。【A】を最初から貴社に帰属させるためには、あらかじめ契約、勤務規則その他の定めにおいて、その旨を定めなければなりません。 【B】 。」
甲 氏:「なるほど。ソフトウエアの開発にあたっては、Y株式会社との共同開発も視野に入れているのですが、その場合の権利の帰属はどうなりますか。」
あなた:「Y株式会社とその従業員との契約等によりますが、著作権も特許権も、貴社とY株式会社の共有になる可能性があります。」
甲 氏:「その場合、当社は、当該ソフトウエアを、販売したり、作って販売することを第三者に許諾したり、または、自らの権利の持分を譲渡したりするときに、Y株式会社の承諾が必要になるのでしょうか。」
あなた:「Y株式会社との間で別段の定めをせず、著作権と特許権の双方で保護されることを前提とします。まず、貴社が作って販売することは承諾が 【C 】。次に、作って販売することを第三者に許諾することは承諾が 【D】 。従業員との契約、勤務規則などの資料を持って、弁護士に相談に行きましょう。」
(設問 1 )
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
(設問2)
会話の中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
CD
○アない場合、できません ない場合、できません 
×イない場合、できません なくても可能です
×ウなくても可能ですない場合、できません 
×エなくても可能ですなくても可能です
(設問2)はウを選んだはず。でもそれは「職務発明」の説明で、「職務著作」は自分の実施にも相手の許諾が要ります。つまり著作権はいちいち登録しないので、仲間内で上手くやってください。

❶産業財産権+その他

H29第6問 特許法(分割移転) (1)(2)Dランク
(設問1)AB
×アできますできます
×イできます できません
〇ウできませんできます
×エできませんできません
特許権はダメだが、商標権は分割移転が出来る。ただ再出題はなさそうです。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたとX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
甲氏:「ある会社が有している知的財産権、具体的には、特許権、特許を受ける権利、商標権、著作権の譲渡を受けたいと考えているのですが、分割移転 は可能でしょうか。」
あなた:「分割移転について、まず、特許権を請求項ごとに分割して移転することは【A】 。次に、商標権を指定商品又は指定役務ごとに分割して移転 することは【B】 。」
甲氏:「知的財産権を移転するためには、登録が必要だと聞いたことがあるのですが、その手続はどうすればいいのでしょうか。」
あなた:「特許権、特許を受ける権利、商標権の移転登録は特許庁が、著作権の移転登録は文化庁が扱っています。もっとも、それらの中には、移転登録が効力発生要件となっているものと、対抗要件となっているものがありますので、注意が必要です。具体的には、【C】 については効力発生要件となっています。」
(設問1)
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
(設問2)
会話の中の空欄Cに入る語句として、最も適切なものはどれか。
〇ア 特許権及び商標権
×イ 特許権、特許出願後の特許を受ける権利及び商標権
×ウ 特許権、特許出願前の特許を受ける権利及び商標権
×エ 特許権、特許出願前の特許を受ける権利、特許出願後の特許を受ける権利及び商標権
これも細かすぎ。再出題はないのでスルーでOK。
R1第14問 特許法(先使用権) Bランク
条件1条件2
×ア乙株式会社の商標登録出願前から、御社がどら焼きについて御社商標を使用し、または使用する準備をしているとき
○イ乙株式会社の商標登録出願前から、御社がどら焼きについて御社商標を使用していた結果、乙株式会社の商標登録出願の際、現に御社商標が御社の業務に係るどら焼きを表示するものとして、需要者の間に広く認識されているときは
×ウ乙株式会社の商標登録前から、御社がどら焼きについて御社商標を使用し、または使用する準備をしているとき
×エ乙株式会社の商標登録前から、御社がどら焼きについて御社商標を使用していた結果、乙株式会社の商標登録の際、現に御社商標が御社の業務に係るどら焼きを表示するものとして、需要者の間に広く認識されているときは
○イが正解と知って、×アウエの間違い探しを。先使用権を一発で覚える良問です。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、県内で複数の和菓子店を展開する甲株式会社の代表取締役A氏との間で行われたものである。会話の中の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
A 氏:「おととい、東京にある乙株式会社から警告書が送られてきて驚いています。」
あなた:「どのような内容ですか。」
A 氏:「うちで販売するどら焼きの名前が、昨年、乙株式会社が「菓子・パン」について登録した商標と類似するそうで、直ちに販売を中止しなさい、という内容です。どうしたらいいでしょう。」
あなた:「確か、御社のどら焼きは昭和の時代から販売している名物商品ですよね。それであれば、先使用権を主張できるかもしれませんよ。」
A 氏:「その先使用権とはどういうものですか。」
あなた:「不正競争の目的でなく、、継続してその商標の使用をする権 利を有する、という商標法上の規定です。」
A 氏:「ということは、うちのどら焼きの販売を中止する必要はないのですね。」
あなた:「そうです。知的財産権に詳しい弁護士さんを紹介しますので、相談されてはいかがですか。」
A 氏:「よろしくお願いします。」
H29第9問 意匠法 Aランク
AB
×ア秘密関連
×イ秘密組物の
○ウ部分関連
×エ部分組物の
当問は語感で選べます。部分意匠の増加理由はこちらですが、そんな所は試験に出ません。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたとX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
あなた:「意匠制度には特殊な出願制度があります。下図は 【A】 意匠制度と、 【B】 意匠制度について、全体の意匠出願中の利用率を示した特許庁の統計です。」
甲 氏:「それぞれ、どのような制度なのかな。」
あなた:「 【A】 意匠制度は図面の一部に破線を用いるなどして余分な限定を排除する制度で、 【B】意匠制度は互いに類似する複数の意匠を重ねて登録することでより広い権利範囲を特定する制度です。いずれも、より強い意匠権を獲得できるメリットがあります。」
甲 氏:「 【A】意匠制度は利用率が40 %にも達していて、人気があるようだね。次回、意匠登録出願をする場合は、検討してみよう。」
R1第12問 意匠法 Bランク
AB
×ア国内優先権6 か月
×イ国内優先権1 年
×ウ新規性喪失の例外6 か月
〇エ新規性喪失の例外1 年
語感でウエの2択に。Bは改正論点で、2018年に6か月→1年に延長されたので、知らなきゃ当たりません。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、玩具メーカーのX株式会社の代表取締役甲氏との間で本年8 月に行われたものである。会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
あなた:「先月の業界誌で、御社の新製品が好評との記事を読みました。」
甲 氏:「はい、6 月に大規模展示施設の展示会で発表したのですが、おかげさまで、クリスマス商戦に向けて引き合いがたくさん来ています。」
あなた:「この製品、外観がとてもユニークですが、意匠登録出願はされましたか。」
甲 氏:「実をいうと、こんなに売れるとは思っていなかったので、意匠登録出願に費用をかけなかったんです。こんなに好評なら、模倣品対策のため、発表前に出願しておけばよかったです。」
あなた:「【A】 の規定を用いれば、意匠登録出願することができる場合があ
りますよ。」
甲 氏:「本当ですか。どのくらいの期間認められているのでしょう。」
あなた:「今回の場合は、展示会に出品した日が起算日になると思いますが、その日から【B】間です。」
甲 氏:「よかった、まだ間に合いそうです。急いで特許事務所に相談してみます。」
H29第10問 商標法 Cランク
×ア容器の形状等が創作性を有し需要者が何人かの業務に係る商品であると認識できるに至った
×イ容器の形状等が創作性を有し同業者が何人かの業務に係る商品であると認識できるに至った
○ウ容器を使用した結果、需要者が何人かの業務に係る商品であると認識できるに至った
×エ容器を使用した結果、
○ウを正解として、×アイエの間違い探しを。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたとX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。
会話の中の空欄に入る語句として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「立体商標というものがあると聞きました。うちの商品の容器の形状は他社とは違う独特の形をしていますから、登録を受けられると思うのですが。」
あなた:「通常の商標は、識別性を有していれば登録される可能性があり、これは通常の立体商標も同じです。しかし、商標法は「商品の形状(包装の形状を含む)を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標 」 については、原則として登録を認めないと規定しているので、商品の容器の形状自体を立体商標として登録するのはハードルが高いようです。」
甲 氏:「しかし、ある清涼飲料水や乳酸菌飲料の容器の形状は立体商標として登録されている、と新聞で読みましたよ。」
あなた:「そのようですね。 【 】と認められれば、例外的に登録が認められるようです。おつきあいのある弁理士に相談してみたらどうでしょう。」
甲 氏:「なるほど。それでは、早速担当部署に対応を取らせましょう。」
H30第12問 商標法(立体商標) Dランク
商標登録ができるものは?登録不可の根拠
○アその商品の形状等を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
×イその商品又は役務について慣用されている商標※商標法第3条1項2号
×ウその商品又は役務の普通名称を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標※商標法第3条1項1号
×エ他人の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれがある商標※商標法第4条1項15号
×イウエは例外なく商標登録不可ですが、細かすぎるので暗記不要。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、地元の民芸品を扱う事業協同組合Xの理事である甲氏との間で行われたものである。会話の中の空欄に入る語句として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「うちの民芸品は全国的にも有名だと思うのですが、知的財産権で保護することができないでしょうか。」
あなた:「そうですね。意匠や実用新案は新規性が要求されますから難しいでしょう。でも、商標には立体商標という制度があります。実際、飛騨地方の 『さるぼぼ』や太宰府天満宮の『うそ』が、『キーホルダー』を指定商品とした立体商標として商標登録を受けているんですよ。」
甲 氏:「へぇ、立体の商標ですか。」
あなた:「そうです。【 】の立体商標は、『使用をされた結果需要者が何人か の業務に係る商品又は役務であることを認識することができるもの』なら ば、商標登録を受けることができますから、長年使用されている民芸品は 立体商標の登録を比較的受け易いのです。」
甲 氏:「なるほど。長年使っているからこそ登録を得られる商標があるのですね。」
あなた:「地元の弁理士さんを紹介しますので、相談してみてはいかがでしょう。」
甲 氏:「よろしくお願いします。」
H30第14問 商標法 Dランク
AB
○ア日本の商標登録出願を基礎にできますから、もう利用できますよそもそも、商標を変更することはできません
×イ日本の商標登録出願を基礎にできますから、もう利用できますよただ、同一性のある範囲なら、商標を変更することができます
×ウ日本の商標登録を基礎にしますから、出願中の現在は、まだ利用はできませんそもそも、商標を変更することはできません
×エ日本の商標登録を基礎にしますから、出願中の現在は、まだ利用はできませんただ、同一性のある範囲なら、商標を変更することができます
マドプロ出願=日本の特許庁でワンストップに国際的に商標登録できる仕組み。実務で活用されているか否は、当サイトは専門家ではないのでわかりません。暗記は不要。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、酒造会社X社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「うちの醸造所で、フルーティーな味わいを目指した『本/PPONN』という銘柄を売り出すんですよ。日本での商標登録出願も、このとおり済ませました。」
あなた:「漢字『本』とアルファベット『PPONN』を二段表記した商標ですね。」
甲 氏:「インバウンドの効果もあって日本酒は外国でも人気です。海外販路も開拓したいと思っているので、外国でも商標登録出願を行おうと思っています。」
あなた:「日本の商標を基礎に、多数の国を指定して日本の特許庁に一括して商標登録出願ができる、マドリッド協定による国際商標登録出願、いわゆるマドプロ出願という制度があるようですよ。」
甲 氏:「そのマドプロ出願は、今すぐ使えるのでしょうか。」
あなた:「マドプロ出願は、【A】。」
甲 氏:「なるほど。それと、商標に漢字が入ったままで大丈夫でしょうか。」
あなた:「漢字が入っていても出願できます。【B】。」
R3第12問 商標法 Dランク
以下の会話は、地方都市であるA市の経済団体の理事であるX氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。この会話の中の空欄①と②に入る記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、実在する特産品を考慮する必要はない。
X 氏:「私が住むA市内のA漁港で水揚げされるマグロは、身がぷりぷりしていて、脂ものっていてとてもおいしいです。地元の旅館や飲食店でお客さんに大好評で、地元のスーパーでもこの刺身のコーナーが設けられているほどです。ここ10 年くらいは隣接他県でも知られており、わざわざ隣の県から買いに来る人もいます。
 しかしそれでも地方都市なものですから、全国的に知られているということはなく、リサーチして遠隔地の消費者に聞いてみたのですが、このマグロを知らないという回答がほとんどでした。地域活性化のためにも、『Aまぐろ』というブランドで全国的に知らしめて売り出したいです。地域ブランドを商標登録する方法があると聞いたのですが、詳しく教えていただけませんか。」
あなた:「地域団体商標のことですね。登録が認められるには要件がいろいろとあるようですが。」
X 氏:「『名産』の文字を付して、『A名産まぐろ』という文字からなる地域団体商標は登録可能ですか。」
あなた:「① 。」
・・・ 中略 ・・・
X 氏:「実は、A市には、マグロの他にもわかめ、魚の缶詰、漬物など特産物がたくさんあり、今後、様々な商品に『A』の名前を付けて売り出していくつもりです。まだ、どのような商品に付するか未定です。『A』の文字からなる商標を地域団体商標として登録することは可能ですか。」
あなた:「② 。」
・・・ 中略 ・・・
あなた:「近いうちに地元の弁理士さんをご紹介しますよ。」
×アいいえ、『名産』の文字を付すると、地域団体商標としての登録は認められなくなります。『Aまぐろ』という文字からなる地域団体商標であれば登録可能ですいいえ、地域の名称のみからなる商標は、地域団体商標として登録を受けることができません
×イいいえ、『名産』の文字を付すると、地域団体商標としての登録は認められなくなります。『Aまぐろ』という文字からなる地域団体商標であれば登録可能ですはい、地域の名称のみからなる商標も、地域団体商標として登録を受けることができます
〇ウはい、制度的には登録可能ですいいえ、地域の名称のみからなる商標は、地域団体商標として登録を受けることができません
×エはい、制度的には登録可能ですはい、地域の名称のみからなる商標も、地域団体商標として登録を受けることができます
当問はひっかけで、設問文が長くもっとらしい①の×アイを選びたくなる。知識上の重要性は低です。
R3第13問 商標法 Aランク
×→○
×アイ商標が登録される前から商標登録出願前から
×イエさえいれば
いない
していた結果
いる
先使用権のテキスト知識。会話文よりも、選択肢の長さで悩ませるタイプの設問です。
次の文章を読んで、問題に答えよ。
株式会社甲(以下「甲社」という。)は、商標「〇〇〇」を付した洋菓子Aを製造販売している。
ところが、甲社は昨日、株式会社乙(以下「乙社」という。)から、次の趣旨の警告書を受け取った。
*************************************
貴社の製造販売する洋菓子Aの商標「〇〇〇」は、弊社が指定商品「洋菓子」について商標登録を受けた商標と類似である。直ちに商標「〇〇〇」を付した洋菓子の製造販売を中止するように。
*************************************
この警告書を受けて甲社から、中小企業診断士のあなたは相談を受けた。
あなたは、甲社が商標「〇〇〇」について先使用権を主張できる可能性があると考え、この旨を甲社に告げた。
先使用権に関する以下のあなたの説明の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
あなた:日本国内において不正競争の目的でなく、【 】、御社は継続して洋菓子Aについて御社商標「〇〇〇」の使用をする権利を有します。この権利は先使用権と呼ばれ、商標法に規定されています。
×ア 乙社の商標登録出願後であってもその商標が登録される前から、御社が洋菓子Aについて御社商標「〇〇〇」を使用していた結果、乙社の商標登録の際、現に御社商標「〇〇〇」が御社の業務に係る洋菓子Aを表示するものとして、需要者の間に広く認識されているときは
×イ 乙社の商標登録出願後であってもその商標が登録される前から、御社が洋菓子Aについて御社商標「〇〇〇」を使用してさえいれば、乙社の商標登録の際、現に御社商標「〇〇〇」が御社の業務に係る洋菓子Aを表示するものとして、需要者の間に広く認識されていないときでも
○ウ 乙社の商標登録出願前から、御社が洋菓子Aについて御社商標「〇〇〇」を使用していた結果、乙社の商標登録出願の際、現に御社商標「〇〇〇」が御社の業務に係る洋菓子Aを表示するものとして、需要者の間に広く認識されているときは
×エ 乙社の商標登録出願前から、御社が洋菓子Aについて御社商標「〇〇〇」を使用してさえいれば、乙社の商標登録出願の際、現に御社商標「〇〇〇」が御社の業務に係る洋菓子Aを表示するものとして、需要者の間に広く認識されていないときでも
H29第11問 著作権 Aランク
AB
○ア著作著作者人格
×イ著作著作隣接
×ウ著作者人格著作
×エ著作者人格著作隣接
まずアイの2択に。乙先生本人が持つのは「隣接権」でなく「人格権」なので〇ア一択です。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたとX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。
会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「漫画家の乙先生に依頼して、企業キャラクターを作ってもらう予定です。」
あなた:「著作権の処理は適切に行いましたか。」
甲 氏:「報酬を払うのですから、当然、著作権はうちのものでしょう。」
あなた:「いいえ、乙先生はそれをライセンス料と思っているかもしれませんよ。キャラクターの絵柄について、その著作者である乙先生は、著作権法上【 A】権と 【B】権の2つの権利を有しますから、それぞれの処理が必要になります。」
甲 氏:「知りませんでした。」
あなた:「【A】権は契約によって譲り受けることができます。一方、【B】権は譲り受けられませんから、異なった権利処理をする必要があります。注意してください。」
甲 氏:「ありがとうございます。早速、顧問弁護士に相談するようにします。」
R1第9問 著作権 (1) C (2)Aランク
(設問1)×→○
×ア著作権著作者人格権
×イ第28 第26
×ウ第21第26
×イウの条文番号を直させるのは、嫌がらせ。
(設問2)×→○
×ア
×イ
できますできません
×ウできる任意規定できない強行規定
こちらはテキスト知識+文脈で○エ一択。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、X株式会社の代表取締役a 氏との間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
a  氏:「今度、人気マンガ家のYさんに、当社の企業キャラクターを創ってもらうことになりました。将来的には着ぐるみやアニメを作って活用する予定です。Yさんからその著作権の譲渡を受けるために、次の契約書を作ってみたのですがどうでしょうか。」
Y(以下「甲」という。)とX株式会社(以下「乙」という。)とは、キャラクターの絵柄作成業務の委託に関し、以下のとおり契約を締結する。
第1 条 (委託)
乙は、甲に対し、以下をテーマとするキャラクターの絵柄(以下「本著作物」という。)の作成を委託し、甲はこれを受託した。
テーマ:乙が広告に使用するマスコットキャラクター
第2 条 (納入)
⑴  甲は乙に対し、本著作物をJPEG データの形式により、2019 年10 月末日までに納入する。
⑵  乙は、前項の納入を受けた後速やかに納入物を検査し、納入物が契約内容に適合しない場合や乙の企画意図に合致しない場合はその旨甲に通知し、当該通知を受けた甲は速やかに乙の指示に従った対応をする。
第3 条 (著作権の帰属)
本著作物の著作権は、対価の完済により乙に移転する。
第4 条 (著作者人格権の帰属)
本著作物の著作者人格権は、対価の完済により乙に移転する。

第5 条 (保証)
甲は、乙に対し、本著作物が第三者の著作権を侵害しないものであることを保証する。
第6 条 (対価)
乙は甲に対し、本著作物の著作権譲渡の対価、その他本契約に基づく一切の対価として、金1,500,000 円(消費税別途)を、2019 年11 月末日までに支払う。
本契約締結の証として、本契約書2 通を作成し、甲乙記名押印の上、各自1 通を保持する。
2019 年  月  日
甲 Y     印
乙 X株式会社代表取締役  a   印
あなた:「そうですね。まず第3 条についてはA 、検討が必要です。また、第4 条についてはB 。詳細は弁護士に確認した方がよいと思いますので、もしよろしければ、著作権に詳しい弁護士を紹介しますよ。」
a  氏:「著作権の契約はなかなか難しいですね。よろしくお願いします。」
(設問1 )
会話の中の空欄Aに入る記述として、最も適切なものはどれか。
なお、著作権法の第21 条、第27 条及び第28 条において規定される権利は次のとおりである。
第21 条:複製権
第27 条:翻訳、翻案等する権利
第28 条:二次的著作物の利用に関する原著作者の権利
×ア 著作権は著作者の一身に専属し、譲渡することができませんから
×イ 著作権法第21 条から第28 条の権利は、そもそも対価を支払った者に自動的に移転しますから
×ウ 著作権法第21 条から第28 条の全ての権利を特掲しないと、特掲されなかった権利は譲渡した者に留保されたと推定されますから
〇エ 著作権法第27 条と第28 条の権利は特掲しないと、これらの権利は譲渡した者に留保されたと推定されますから
(設問2 )
会話の中の空欄Bに入る記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 著作者人格権は移転できますが、職務著作の場合に限られますから修正が必要です
×イ 著作者人格権は移転できますが、著作者が法人である場合に限られますから修正が必要です
×ウ 著作者人格権は移転できませんが、特約があれば移転についてはオーバーライドすることができる任意規定ですから、このままでよいでしょう
〇エ 著作者人格権は移転できませんし、特約があっても移転についてはオーバーライドできない強行規定ですから、修正が必要です
H30第23問 消費者保護 Cランク
×→○
×ア得ておかなくても得るなど3つの要件を満たすことで
広告メールを送るには、①事前に承諾を取る。②送信者の表示義務がある。③送信停止のやり方を明示する。こんなトコまで法律で決めています。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、X株式会社の代表取締役である甲氏との間で行われたものである。この会話の中の空欄に入る記述として、最も不適切なものを下記の解答群から選べ
甲 氏:「販売促進のために、弊社の商品を紹介する電子メールを配信しようと考えています。」
あなた:「広告宣伝を目的とした電子メールの送信には法規制があるのをご存知ですか。」
甲 氏:「何という法律ですか。」
あなた:「『特定電子メールの送信の適正化等に関する法律』と『特定商取引に関する法律』です。」
甲 氏:「どのようなルールになっていますか。」
あなた:「『特定電子メールの送信の適正化等に関する法律』では、【 】。詳しいことは、この分野に詳しい弁護士に相談するとよいと思います。」
甲 氏:「分かりました。ありがとうございます。」
×ア 自己の電子メールアドレスをインターネットで公表している消費者には、あらかじめ同意を得ておかなくても送信することができます
○イ 電子メールに、受信拒否の通知ができる旨を表示しなければなりません
○ウ 電子メールの送信について請求・承諾があったことを証する記録を保存しなければなりません
○エ 同意があっても、その後、受信拒否の通知があった場合には、送信することはできません。ただし、広告宣伝以外の目的で受信者の意思に基づき送信される電子メールに付随的に広告宣伝を記載することはできます

❷会社法

R1第6問 (1)(2) 会社法(機関) Cランク
X株式会社(以下「X社」という。)は、取締役会及び監査役会を設置している会社(公開会社ではなく、かつ大会社ではない)である。
中小企業診断士であるあなたは、2019 年1 月に、今年(2019 年)の株主総会のスケジュール等について、X社の株主総会担当者の甲氏から相談を受けた。以下の会話は、その相談の際のものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
甲 氏:「当社の事業年度は、4 月1 日から翌年3 月31 日までです。2019 年は6 月27 日(木)に株主総会を開催したいと考えています。株主総会の招集通知はいつまでに発送すればよいですか。」
あなた:「御社では、株主総会に出席しない株主に、書面による議決権の行使や、電磁的方法による議決権の行使を認める制度を設けていますか。」
甲 氏:「いいえ。設けていません。」
あなた:「そうすると、御社は、取締役会を設置している会社ですが、公開会社ではありませんし、また、書面による議決権の行使や、電磁的方法による議決権の行使を認める制度を設けていないので、【A】 までに招集通知を発送する必要があります。」
甲 氏:「分かりました。ところで、今回の株主総会でも、昨年と同様、3 年前まで当社の取締役であった乙氏が、「自分を取締役に選任しろ」という議案を株主提案として提出してくると聞いています。どのような点に注意した方がよいでしょうか。」
あなた:「御社では、定款で株主提案に関する何らかの規定は設けていますか。」
甲 氏:「いいえ。定款では特に規定は設けていません。」
あなた:「【B】 」
(設問1 )
会話の中の空欄Aに入る記述として、最も適切なものはどれか。
〇ア 株主総会の日の1 週間前
×イ 株主総会の日の2 週間前
×ウ 原則として株主総会の日の1 週間前ですが、定款で1 週間を下回る期間を定めた場合にはその期間の前
×エ 原則として株主総会の日の2 週間前ですが、定款で2 週間を下回る期間を定めた場合にはその期間の前
正解〇アですが、イウエももっともらしいのでCランクに。
(設問2 )
会話の中の空欄Bに入る記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 御社の場合、株主が、株主提案について、議案の要領を株主に通知することを求めるには、株主総会の日の6 週間前までに請求することが必要です。このため、乙氏が株主提案をしてきた場合は、この要件を満たしているのかを確認してください。
×イ 御社の場合、株主が、株主提案について、議案の要領を株主に通知することを求めるには、総株主の議決権の100 分の3 以上の議決権又は300 個以上の議決権を、6 か月前から引き続き有していることが要件となります。このため、乙氏が株主提案をしてきた場合は、この要件を満たしているかを確認してください。
〇ウ 株主の提案する議案が、実質的に同一の議案につき株主総会において総株主の議決権の10 分の1 以上の賛成を得られなかった日から3 年を経過していない場合は、会社は、その株主提案を拒絶することができます。乙氏は、昨年の株主総会でも同様の株主提案をしてきたとのことですので、乙氏が株主提案をしてきた場合は、まず昨年の賛否の状況を確認してください。
×エ 株主の提案する議案が、法令や定款に違反する議案の場合であっても、株主提案は、株主の基本的な権利ですので、議案の要領を株主に通知する必要があります。このため、乙氏が株主提案をしてきた場合は、その提案が法令に違反するものであっても、必ず、議案の要領を株主に通知してください。
×エは「必ず」がOUT。アは×6→8、イは×100分の3→〇100分の1ですが、やや細かいので誤答でもOK。
R2第6問 (1)(2) 会社法(機関) Cランク
以下の会話は、X株式会社(以下「X社」という。)の取締役甲氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
なお、X社は、会社法上の大会社ではなく、かつ公開会社ではない。
甲 氏:「X社は、これまで、私一人が取締役として事業を行っていましたが、今後、会社を大きくしたいので、まず手始めに取締役の人数を増やしたいと思っています。株式会社の機関設計には、いろいろな組み合わせがあると聞いて悩んでいます。どうしたらよいでしょうか。」
あなた:「取締役会を設置するかについては、どのように考えていますか。」
甲 氏:「取締役会を設置したいと考えています。」
あなた:「そうすると、X社では、取締役会を設置するということなので、【A】 。監査役については、何か考えていますか。」
甲 氏:「まだ、どうしたらいいのか決めていません。どうすればよいですか。」
あなた:「会計参与や会計監査人を置くことは考えていますか。」
甲 氏:「いいえ。知り合いの会社でも会計参与や会計監査人は置いていないと聞きましたので、X社でも、置かないこととしたいです。」
あなた:「現在、X社の定款では、全ての株式の譲渡には株主総会の承認を必要とすると定めていますが、これを変更することは考えていますか。」
甲 氏:「取締役会を設ける予定のため、全ての株式の譲渡制限については、取締役会の承認を必要とするという定款の定めに変更しようと思っています。」
あなた:「これまでのお話をまとめると、今後、X社は、取締役会を設置する、会計参与や会計監査人は設置しない、定款で全ての株式に譲渡制限に関する定めを置くという会社にするということでよいですか。」
甲 氏:「はい、そうです。」
あなた:「そうすると、X社では、【B】 。」
(設問1 )
会話の中の空欄Aに入る記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 甲氏以外の取締役を選任する場合、取締役は法人でも構いません
×イ 取締役の人数については、甲氏を含めて2 人いればよく、3 人までは必要ありません
○ウ 取締役の人数については、甲氏を含めて3 人以上必要になります
×エ 取締役の人数については、甲氏を含めて4 人以上必要になり、そのうち1 人は社外取締役でなければなりません
取締役会は3人以上必要な理由は、2人だと喧嘩するからです。エもちゃんと×の理由がありますが、語感で落とせます。
(設問2 )
会話の中の空欄Bに入る記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 監査役会を設置しない場合、定款の定めにより、監査役の権限を会計監査に関する事項に限定することができます
×イ 監査役会を設置する場合には、監査役は3 人以上必要ですが、社外監査役を置く必要はありません
×ウ 監査役を置く代わりに、指名委員会等設置会社にして監査委員を置いたり、監査等委員会設置会社にして監査等委員を置くことができます
×エ 監査役を設置しないこともできます
会社の規模が大きくなるにつれ、取締役1名→監査役会設置までのルールが変わります。×エは取締役会を設置しない場合、×イは大会社かつ公開会社の場合(で社外監査役1名)。×ウはさすがにそこまで不要です。
H29第3問 会社法(設立) (1)D (2)Eランク
(設問1)ABC
×ア行使価額払込金額高く
×イ行使価額払込金額安く
〇ウ払込金額行使価額高く
×エ払込金額行使価額安く
ストックオプションに詳しくなりたければ、「法務」より簿記が良いです。制度はどんどん改正されるので、捨ててOK。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、上場を目指しているベンチャー企業であるX株式会社(以下「X社」という。)の代表取締役甲氏との間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。なお、X社の定款には特段の定めがないものとする。
甲氏:「優秀な人材が会社に定着してくれなくて困っています。何かよい方法はないですか。」
あなた:「御社は上場を目指していましたよね。ストック・オプションを従業員に発行するのはどうでしょうか。」
甲氏:「どういうことですか。」
あなた:「会社法では、新株予約権と呼ばれているものなのですが、会社に対して行使することにより株式の交付を受けることができる権利のことをいいます。」
甲氏:「それをどう使うのですか。」
あなた:「まず、言葉の意味について説明しますね。新株予約権の付与を受けた時点で付与を受けた者が会社に払う金額を『払込金額 』 といい、その後新株予約権を行使して株式の交付を受ける時点で新株予約権者が会社に払う金額を『行使価額 』 といいます。また、新株予約権者が新株予約権を行使できる期間を『行使期間 』 といい、新株予約権者が新株予約権を行使する際に満たしていなければならない条件を『行使条件 』 といいます。」
甲氏:「それで?」
あなた:「そこで、例えば、新株予約権の内容を
・【A】 を無償とすること
・【B 】について、現在のX社の株価と一致させるか、又は現在のX社の株価より【C】すること
・行使期間を、新株予約権の付与を受けた日後2年経過した日以降とする こと
・新株予約権行使時までX社の役員又は従業員の地位を維持していること
を行使条件とすることにすれば、御社の業績を今よりも向上させようという気持ちを従業員に持たせることができると思います。」
甲氏:「なるほど、その仕組みなら少なくとも2年間は定着して頑張ってくれそうですね。従業員にストック・オプションを付与するに当たって注意しな ければならないことはありますか。」
あなた:「【D】 。専門家の協力を得ないまま、ストック・オプションを発行することは難しいと思います。詳しい方を紹介しますから、一緒に相談に行ってみませんか。」
甲氏:「ぜひお願いします。」
(設問1)
会話の中の空欄A〜Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
(設問2)
会話の中の空欄Dに入る記述として、最も適切なものはどれか。
×ア株価が値下がりした場合のリスクを従業員に負わせることになります
×イ株主総会において、議決権を行使することができる株主の半数以上であっ て、当該株主の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって、募集事項を決定 する必要があります
〇ウ従業員だけでなく、社外のコンサルタント等にもストック・オプションの取得を勧誘する場合には、有価証券届出書の提出が義務付けられることがあります
×エ 租税特別措置法に定める要件を満たしていない場合、株式売却時に売却価格と行使価額の差額部分について譲渡所得として課税されてしまいます
×アは「財務」のオプション同様に放棄すれば良いのでリスクなし。×イウは細かすぎるのと度々改正されるため、逆に覚えてはいけない知識。
H29第4問 会社法(設立) (1)(2)Bランク
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、新株発行による資金調達を行おうとしているX株式会社の代表取締役甲氏との間で行われたものである。この会話を読んで、下記の設問に答えよ。
甲氏:「新株発行により3,000万円を調達しようと考えています。株式の発行に際して払い込まれた金額は、資本金か資本準備金かのどちらかに計上しなければならないと聞きましたが、具体的にいくらにすればいいのでしょうか。」
あなた:「会社法上の規定により、3,000 万円のうち、少なくとも【A】 円は、資本金として計上しなければならないので、残りのB 円についていくらを資本金にするのかが問題になります。資本金の額が許認可の要件となっている事業を行う場合などを除き、一般的には資本金に計上する金額を少なくした方が有利なことが多いように思います。」
甲氏:「資本金を増やす特別な理由がないのであれば、資本金に計上する金額は少なくした方がいいみたいですね。今回は、【B】 円を資本準備金の金額としておきます。」
(設問1)
会話の中の空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
AB
×ア12,999万9,999
×イ300万2,700万
×ウ1,000万2,000万
〇エ1,500万1,500万
〇エ一択。ごく初歩の簿記知識です。
(設問2)
会話の中の下線部に関連し、最も適切なものはどれか。
×ア 資本金の金額によって、監査役設置会社において会計監査人を設置しなければならないかどうかが影響を受けることはない
〇イ 資本金の金額によって、個人情報の保護に関する法律に定める個人情報取扱事業者に該当するかどうかが影響を受けることはない。
×ウ 資本金の金額によって、下請代金支払遅延等防止法によって保護される下請事業者に該当するかどうかが影響を受けることはない
×エ 増える資本金の額が多くなっても、資本金の額の変更に係る登記に要する登録免許税の金額が増えることはない
×アウは明らかに結論あべこべ。×エも語感で落とせる。
H30第6問 会社法(設立) Dランク
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたと、ベンチャー企業であるX株式会社の普通株主であり、かつ、代表取締役である、甲氏との間で行われたものである。会話の中の空欄に入る記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「今、あるベンチャーキャピタルが当社に対して優先株式による出資をしてくれるという話がありまして、その交渉をしています。ベンチャーキャピタル側からいろいろと条件を提示されているのですが、耳慣れない用語
が多くて困っています。この条件は私にとって有利なのでしょうか。」
あなた:「【 】。これは、甲さんにとって有利です。」
甲 氏:「なるほど。具体的にどういうことですか。」
あなた:「概要なら私から説明できますが、契約交渉は投資契約の実務に詳しい弁護士のアドバイスを受けた方がよいと思います。ちょうど知っている方がいますから、紹介しますよ。」
甲 氏:「ぜひお願いします。」
×ア 株主間契約において、みなし清算条項を定めるという条件ですね
×イ 投資契約において、優先株主にドラッグ・アロング・ライトを認めるという条件ですね
×ウ 優先株式の配当方式を参加型にするという条件ですね
〇エ 優先株式の配当方式を非累積型にするという条件ですね
優先株式の話は、会計的には「純資産会計」と呼び、専門的な深い論点になります。
H29第2問 会社法(組織再編) Bランク
ABC
○アY社に承継させる債務に係る債権者と分割の効力発生日前からY社の債権者であった者Z社に承継させる債務に係る債権者Z社に承継させる債務に係る債権者だけでなく、Z社に承継されない債務に係る債権者
×イY社に承継させる債務に係る債権者と分割の効力発生日前からY社の債権者であった者Z社に承継させる債務に係る債権者だけでなく、Z社に承継されない債務に係る債権者Z社に承継させる債務に係る債権者
×ウY社に承継されない債務に係る債権者とY社に承継させる債務に係る債権者と分割の効力発生日前からY社の債権者であった者Z社に承継させる債務に係る債権者Z社に承継させる債務に係る債権者だけでなく、Z社に承継されない債務に係る債権者
×エY社に承継されない債務に係る債権者とY社に承継させる債務に係る債権者と分割の効力発生日前からY社の債権者であった者Z社に承継させる債務に係る債権者だけでなく、Z社に承継されない債務に係る債権者Z社に承継させる債務に係る債権者
当問はH28第3問→H29第2問と続くシリーズで、同論点が繰り返し出題される、「法務」では珍しいサービス問題です。
以下の会話は、中小企業診断士であるあなたとX株式会社(以下「X社」という。)の代表取締役甲氏との間で行われたものである。甲氏は、X社の発行済株式の全てを保有している。会話の中の空欄A〜Cに入る記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲 氏:「会社分割の手続を利用して、当社の α 事業を、Y株式会社(以下「Y社」という。)に売却しようと考えているのですが、債権者異議手続の対象となる債権者の範囲を教えてください。まず、吸収分割により α 事業に係る権利義務をY社に直接承継させ、その対価としてX社がY社から現金を受け取る場合にはどうなりますか。」
あなた:「売却ということで、X社は、分割後、α 事業に対する支配権を手放すということでしょうから、分割契約において、Y社に承継させる債務に係る債権者は、もうX社に債務の履行を請求できないと定めることになりますよね。そうすると、【 A 】が債権者異議手続の対象になります。」
甲 氏:「では、新設分割により α 事業に係る権利義務を新たに設立したZ株式会社(以下「Z社」という。)に承継させた上で、Z社の株式をY社に譲渡する場合にはどうなりますか。」
あなた:「Z社の株式の譲渡の対価をX社が受け取りたい場合には、新設分割と同時にZ社の株式をX社が保有する物的分割になります。また、分割計画において、Z社に承継させる債務に係る債権者は、やはり、もうX社に債務の履行を請求できないと定めることになりますよね。そうすると、【 B 】が債権者異議手続の対象になります。
他方、Z社の株式の譲渡の対価を甲さんが個人で受け取りたい場合には、新設分割と同時にZ社の株式を甲さん個人が保有する人的分割になるでしょう。その場合には、【 C 】が債権者異議手続の対象になります。
事業の売却ということであれば、いろいろな専門家のアドバイスも必要になってくると思いますし、よい方を紹介しますから、一緒に相談に行ってみませんか。」

今日のまとめ

作問技術進化は、受験技術を超える日進月歩に
つまり試験に滞留する多年度ベテが年々増えると、作問心理上重箱の隅知識は使わせたくない。加えて与件の長文化や見た目がわかりにくい、国語の試験化するのも当たり前。(100字)
Q
そうか、過去問十数年分の答を覚えるベテは死んでも受からせない、いやそれどころかわざと誤答に誘導して嫌がらせ。こりゃ10月の新作虹の作問進化が楽しみだ。
A

そう、「法務」会話問題の進化を見ると、イマ当試験が重視するのは知識<<国語力。正答率コントロールを上達させる狙いは、答を覚えるベテを必ず落とすです。

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最新の都市伝説=近年AAAAや270、280点超えの高スコア合格が爆増し、その共通点はキレイな国語。そこで今年最初に事例を解くときは、あえてWord打ち+推敲のキレイな書き方に時間を割きます(詳細後日)。
あの一言多いクセを改め、短文で発信するとなんだか上手く行く。それは読み手の時間を取らせず、単位あたり情報発信量が高まるからです。