全員が同じ参考書・同じ過去問を使って同じ答案を目指すから、8割落ちて当たり前。そこで初年度ワンチャン2割狙いならふぞで良いけれど、AI解答・AI作問でふぞろい要らずな予告3部作を用意しました。

K事例Ⅳ

【Ⅳマイスタークラス】R7試験はⅣで当確 / 8月からメンバーシップ開始

前年R6超ボーナスで「Ⅳ」有利が確定したのに、受験産業が示し合わせて全く言及しない。その謎と闇を解き明かし、今年R7で当確を決めるあなたに素敵なお知らせです。

Q
試験の評論一筋16年、完全無料を貫くこのサイトが、8月から有料メンバーシップ(5,000円/月)を始めると聞きました。詳しく教えてくれますか?
A

R4~6の1級意思決定会計連続出題で確定したのは、「Ⅳ」は簿記で解くのが最も正しい。ファイナンスや数字に強い方が誤って広める自己流を避け、誰が解いても「解き方はいつもひとつ」です。

①8月中にⅣ70点に到達

早期学習を推進し、本試験までに計画的な演習量を確保。8月末までに「計算+理論」の70点を安定得点する水準に引き上げます。

②簿記を使った正しい解き方

数字に強い人達のわがまま自己流を全否定し、簿記の仕訳・勘定・決算フローに沿った標準プロセスを。誰が解いても同じ答案構造・同じ数値に至る手順を確立します。

③「TACの解き方」で週イチ相互説明

週イチzoomとSlackでメンバーが自由にコラボレーション。説明する側・聞く側双方の視点で理解を深めます。

④説明し、教えることが正しい学習

学んだ内容をメンバー内で共有するサイクルで教育効果を最大化。教えるプロセスで自分の理解を言語化し、論理的思考を強化します。

【Ⅳマイスタークラス】R7試験はⅣで当確 / 8月からメンバーシップ開始

試験の評論一筋16年、一切無課金のここのサイトが有料メンバーシップ? それには時流と技術の変化の裏と狙いがちゃんとあります。

×試験を課金の手段でなく、○課金することで試験のレベルUPに。試験委員がこの手の逆発想を好むのは当然として、ウチが収益化する利点はないので全額「合格お祝い金」として還元します。

Step-1:R6Ⅳ90点乱発大ボーナスの意味

①R4から3年連続1級意思決定会計を出題

R4から3年連続で1級意思決定会計を出題し、さらにR6は経営分析・CVP・NPV・理論設問を例年以上に当てやすい構成とし、実際に90~100点までの高得点を連発した。

「事例Ⅰ~Ⅲ」を努力量や経験に関わらず60点前後で差が付けない一方、Ⅳの計算を当てると大差がつくため、合格者の分布は従来層から初学層へと大幅な入れ替えが起きたとされる。これは試験委員が「簿記的正解を再現できる思考」を重視し、経験年数より再現性に優れた論理型人材を優先した結果と言えよう。

一方、受験産業は継続課金モデルの慣性から教材を刷新することなく、「Ⅳ」が1級意思決定会計にシフトすることへの情報発信が全くなかった。結果としてスクール依存組は得点を伸ばし切れず、R6に限っていえばむしろ独学で何らかの1級意思決定会計対策をした方がスコアを伸ばす結果になった。

②想定される事情

合格者層入れ替え説

簿記とは必ず正しい1つの答と、それに向けた最も望ましい1つの解き方に収斂する実務手順であり、誰が解いても必ず同じ答になる。2次ベテが良くやらかすように解答結果で周囲と差別化するより、解答へのアプローチやプロセスの正確さを競えとの、メッセージと解釈できる。

ベテ専課金スクールを戒める説

本来の合格実力からほど遠いおベテにわずかな期待を持たせて顧客生涯価値最大化を狙う業界に警告を与え、年30万円課金してもその合格期待値はふぞと大差ない、スクールの残念ぶりを明らかにした。

③簿記が不要な試験で簿記重視

前述の通り簿記の正解は必ず1つに決まり、多くの方がその正解を目指して正しい手順を積み上げることで、身勝手なノウハウや恣意的な解釈なく、最も正しい1つの解き方に収斂するようになっている。

診断士試験で簿記履修を実質義務づけてしまうとその門戸を狭めてしまうため、簿記を選べば短時間で当確、そうでなければ何度でもワンチャン狙いとの、受験者に常に複数の選択肢を与える狙いが考えられる。

名探偵コナン顔負けの伏線が常に仕込まれ、実際に「真実はいつもひとつ」と示す「事例Ⅳ」。今年の勝負は、ここから次のⅣの難度を推論することです。

Step-2:再び難化するR7は、70点を狙って取る

①R7「Ⅳ」がどう難化するかを推論

「Ⅳ」を毎年大ボーナスにすると試験としての公正さを損なうため、R7も再び90~100点連発にすると考える人は、今のところ一人も見られない。

そしてR7ではどうみても80分では解けない超難問に再び回帰し、具体的には①与件内に複数前提を混在させ選択ミスを誘う、②中間計算値を後段に連鎖させ誤差を拡大させる、③理論設問で会計基準の概念を要求し言語運用力を測る、順に意地悪されるとのAI予想が出ている。

②従来と異なる部分点~狙って当てる70点

狙って70点モデル

経営分析・CVP・セグメント業績評価など、簿記2級クラスの出題論点は計算ミスなく満点でクリア。限界利益概念を応用する1級意思決定会計や、公認会計士でも苦手にする取替投資など難しすぎるNPV出題では、「簿記履修でないと解けない+10点」を取りにいくことで、「狙って当てる70点」が可能になる。

事例Ⅳ×AIコラボでPDCA

演習→AI添削→再構成を1日単位で回転。特に「数値→要約→経営解釈」の言語化フェーズをAIに伴走させ、表現のヌケモレを即時修正することで答案品質を底上げする。

+10点の計算練習(例)

ステップ1:過去10年分の計算設問を簿記的フローで再演習し、ワンミス修正表を作成。
ステップ2:AIに模範解説を生成させ、自答案と突合し論点漏れを抽出。
ステップ3:70点モデルに沿って優先順位を付けた個別弱点ドリルを1週間サイクルで消化。
到達目標は「①試験開始15分で計算論点を全配置、②残45分で理論記述を精緻化、③検算10分確保」の時間管理型解法である。

生成AIの間違いを直す簿記上級

2025年6月現在の生成AIは、まだまだ簿記や会計の計算結果を当てることを不得意とし、実際に解かせるとしばしば間違う。「Ⅳ」の60点で我慢する人には全く縁のないレベルの取組例として、生成AIにわざと間違えさせて、どこで間違うかを指摘して正しい答に導く、本来の簿記1級レベルの高度な学習を手軽に経験することができる。

作問やや易化→高得点ボーナスで1級意思決定会計の伏線を回収したR6と異なり、R7は再びおベテ泣かせの難問に。しかし「計算問題の答はいつもひとつ」なため、70点を狙って取れます。

Step-3:簿記履修が正解でその他は別解

①簿記を無視した計算偏重の末路

複雑化する事例Ⅳでは、与件の前提や数値条件が細かく入り組むため、単なる暗算やパターン暗記だけでは高得点を安定して狙えません。数学に自信のある受験生ほど、自己流の数式トリックに依存してしまいがちですが、その手法は小さな条件の変化で対応力を失い、再現性に欠ける結果を招いています。

これに対し、簿記的な根本原理を理解している受験生は、設問の意図を把握して論点を筋道立てることで、誰もが同じ論理構造を再現できる答案を作成しています。この差が、本試験で評価される「再現性ある論理的思考」の本質を示しています。

②簿記の原則:迷ったら仕訳に戻って応用自在

ここで重要なのは、「簿記を最初から学び直せ」という意味ではありません。むしろ、簿記の基本原則──発生主義や費用収益対応など──を心得ていれば、無数の解法パターンを暗記せずとも、設問の本質に立ち返る柔軟性が得られると仮定します。

この基本回帰があれば、新たな応用問題に直面しても迷わず核心に迫ることができ、数学偏重の自己流ノウハウではなし得ない高い再現性を発揮できるはずです。

③誰もが同じ手順の一つの答で「Ⅰ~Ⅲ」安定

理想的な学習行動とは、与件文の読み取りと数値の因果検証を一体化し、「何を」「なぜ」「どのように活用するか」を言語化しながら答案を構築するプロセスを習慣化することです。

具体的だからと見掛け倒しのノウハウに飛びつく愚を避け、常に「簿記の考え方──数字が経営判断の根拠」と捉え、計算条件→数値算出→経営示唆の3段階を意識して正解を導く。これにより、誰もが同じ思考フレームで答案を再現し、これが「Ⅰ~Ⅲ」でも論理的かつ批判的思考な安定A答案につながるのです。

④具体性・再現性・実行可能性を高める「事例Ⅳ」

簿記本来の原則を学習者の「思考の拠り所」として取り入れることで、複雑な問題にも一貫した思考パターンを再現する認知スキーマが形成されます。

教育工学では、こうしたスキーマが応用力の基盤となり、学習者に自信と余裕をもたらすことが知られています。数学テクニックや解法パターンの暗記に頼り切らず、本質に即した学習行動を選ぶことこそが、全事例での安定高得点を可能にする最善のアプローチです。

常に出た所勝負のふぞろいでなく、簿記の思考ステップの爪痕を残すのが正しい部分点。さらに計算を鍛えるより、計算ステップを減らす工夫でミスを減らすのが、簿記本来の正しい解き方です。

今日のまとめ

Q
例え「事例Ⅰ~Ⅲ」を何年やっても、「Ⅳ」は上達どころか過去問の答を覚えて年々ヘタクソ化。それより簿記本来の「Ⅳ」を上達すれば「Ⅰ~Ⅲ」は短期で安定A答案とは、さすがわずかな因→果(順序)の違いで明暗が決まる当試験?
A

今年のⅣで90~100点の大ボーナスはないだろう、しかし70点なら狙って取れるだろう。月5,000円で8月から始まるメンバーシップでは、「Ⅳの当確」で4か月2万円の元が取れる。奮ってのご参加お待ちしております。

■■ここからテンプレ■■

-K事例Ⅳ

PAGE TOP