K事例Ⅳ

【もしR7「Ⅳ」が同傾向なら】Ⅳで確実70点 / このテキスト+問題集で確実卒業

今日私が紹介するテキスト+問題集を使えば「Ⅳ」は必ず70点になる。でもそれは「R7Ⅳも前年と同傾向なら」の条件付きです。

Q
俗にベテふぞと呼ばれる、試験合格を目的化したノロマ相手の課金に夢中な隣のEBAや同友館。それがムキになるほど試験委員に翻弄されるのは、やることなすこと年単位の周回遅れだから?
A

先端を行きすぎて誰もついてこないEBAですが、それは「Ⅰ~Ⅲ」に限った話で「Ⅳ」についてはD社同様業界ビリレベル。その証拠に、R7「Ⅳ」がその直近3年と同傾向になる確率は5割以下です。

①R4~R6で1級意思決定会計誘導②R7は試験本来の多様性確保へ③過去問の傾向からわざと変える
R6「Ⅳ」で1級意思決定会計が決定的な点差を生み、多くの受験者(特に合格期待値が低いボーダーライン受験者)がこの論点に絞った対策を実施してきます。すでに学習面での偏りが現れ、同一論点への依存が顕在化している状況です。試験本来の趣旨である幅広い知識・応用力を促すため、試験委員は試験対策の一極集中への対抗策を考えます。つまりあえて全く異なる論点を出し、試験全体のバランスを保つでしょう。過去の傾向から見て、試験委員はある論点の教育が一巡したとみると、その知識の出題を急に止めることがあります。このことから見て、R7「Ⅳ」がR6までと同傾向になる確率は5割以下と見るのが安全です。

【もしR7「Ⅳ」が同傾向なら】Ⅳで確実70点 / このテキスト+問題集で確実卒業

つまり試験委員は、R7「Ⅳ」で9,000人が簿記1級意思決定対策に殺到すると見越した上で、その教育効果が一巡したとみるやすかさず出題を変える。であれば今年取るべき「Ⅳ」対策は明確です。

Step-1:過去問のエクセル解答

Q
自他が認めるⅣの業界最強たるこのサイト。その強みは試験の狭い箱庭でなく、リアルな会計ビジネスのド先端を試験に持ち込む点?
A

電帳法が一巡した会計の世界では、クラウド・ペーパーレスが当然で、AIやBI活用で脱エクセル・脱メールの流れが止まらない。その中であえてエクセルで「Ⅳ」を解くのは、それが「最も正しく」「洗練された解き方」のため。

①過去問偏重の弊害

過去問の解答指導に依存することで、受験生は柔軟な思考力や問題本質への理解を深める機会を失いがちです。結果として、最新の会計ビジネスに対応するための幅広い知識が育まれず、パターン暗記に終始するリスクがあります。これでは、試験の本来の趣旨である論理的な思考力や応用力が適切に評価されない可能性があります。

②関数を駆使して1つの正解へ

Excelは計算過程を明示的に示せるため、解答の再現性と透明性を確保できます。さらに、ミス防止や論理可視化が可能で、正しい解法に導く唯一のツールとして機能します。これにより、採点者が基準に沿って評価しやすくなるほか、受験生も解答に自信を持てる環境を提供します。

③計算のムダや重複を全面カット

事例Ⅳの計算問題では、複数のアプローチを許容するよりも、採点基準に沿った一意の解法が求められます。Excelは正確な計算と論理構築を可能にするため、正しい解答手段として標準化されるべきです。これにより、試験と実務のギャップを埋めると同時に、透明で公平な採点が実現します。

サイト特典:解法エクセルダウンロード
「Ⅳ」過去問計算問題エクセル

R2から連続難化を続ける「事例Ⅳ」は、経営分析とポエムが易化、NPVが超難化、CVPで点差が付く傾向が年々明確に。計算の手間を全面カットしたエクセルを使い、その進化を確認します。

TAC 事例Ⅳの解き方 全エクセル解説

2022/7月発売の「Ⅳの解き方」が大幅改訂され、2024/4月に第2版として発売。第2版から買えばそれが最新で、第1版をお持ちなら比較してどこが最新かが一目でわかる。それをエクセルで納得するのが最新で先端の「最も正しい解き方」です。

マンガでわかる管理会計~エクセル解説

会計の苦手解消のためせっかくマンガを買っても、どうしても表や説明が長くてうんざり?そんな不便を解消すべく、全設例をエクセルに収録しました。これまでに見たこともない新傾向例題付きの余裕ある方なら見逃せない一冊です。

Step-2:テキスト~みんなが欲しかった簿記1級(3)

Q
過去問の後追いばかりすると「Ⅳ」に振り回されるのは、隙あらば簿記1のどこからでも出題するから。そして確実スト合格する上位5%が「Ⅳ」に強いのは、予め出題論点の全体像を押さえ、そこから体系的に論点をつぶしてくるから。
A

本来は良書であるイケカコが「Ⅳ」作問で避けられるのは、アレを問題集として使ってしまう計算お馬鹿が多いため。そこで本来の簿記1テキストを選ぶと、こうまで見事に変わります。

①テキスト粗読みで全体像を知る

まずはテキスト全体を1回通読し、目次や章立てを確認して体系図を頭に入れます。これにより、どの論点がどの章で解説されているのか、全体の流れや構造を理解し、後の学習の土台を作ります。

②計算問題を解いたら戻って解説代わり

次に、各章の計算問題を実際に解いてみます。問題に取り組んだ後、テキストに戻って解説や計算手順をじっくり確認し、参考書として何度も見返すことで、正確な解法や論点の整理方法を身につけます。

③再び通読して知識の全体感を掴む

最後に、テキスト全体を再び通読します。これにより、簿記や会計の計算問題が複数の論点を順番に積み上げて作問されている仕組みを理解し、全体像を掴む大切さを実感できます。体系的な知識が身につくことで、応用力が向上し、試験対策に自信が持てるようになります。

Step-3:簡易問題集:スッキリわかる日商簿記1級 (ⅢCVP)(Ⅳ意思決定)

Q
「Ⅳ」のこの3年でどうみても「1級意思決定会計」の出題が続くから、どうみても過去問&ノウハウ偏重の診断士勉を捨て、テキスト→計算問題集回転→再びテキストで知識確定の、簿記の正しい学習法に戻すのが勝ち筋。さて、具体的にはどーする?
A

R1から突如「1次」を易化させ、過去マス→ノウハウで一見合格できる油断を誘うのが、当試験が闇と沼と言われる所以。「Ⅳ」を過去問ファーストで入るとふぞになるので、テキスト→良問題集→再びテキストの正しい簿記サイクルを確立しましょう。

①通読するテキストとしては「みんなが欲しかった」

まず、『みんなが欲しかった簿記1級』をテキストとして使用し、計算問題にこだわらず、意思決定会計やCVP分析を含む知識全体の構造と体系を把握することに注力します。これにより、論点間のつながりを理解し、基礎を固めます。

②スッキリ1級のテキスト部分は捨て、簡易問題集として

次に、『スッキリわかる日商簿記1級』のテキスト部分はあえて無視し、計算問題集として活用します。この段階で、診断士試験「事例Ⅳ」に必要な計算力が身につき、現実的なスキルアップが可能となります。

③興味が沸けばより高度な1級計算問題集へ

最後に、興味が湧けば日商簿記1級の高度な計算問題集に挑戦します。簿記では必ず1つの正しい解き方が存在するため、学習量を増やしても解法が偏るリスクは低く、事例Ⅳのスコアを安定して高められます。

今日のまとめ

Q
「もしR7Ⅳが前年までと同傾向なら」、分冊化されて扱いやすい簿記1級意思決定会計のテキスト+問題集を使えば勝ち筋。その上で今年再出題される確率は5割以下であり、次の変化に備えよと説くこのサイトのイキりっぷりが好き。
A

R4→R5と続いた1級意思決定出題に正しく備えた人に、ビッグボーナスを与えたR6の「Ⅳ」。であればそこの確実70点を固めた上で、次はまた別な出題?と備える人に再びビッグチャンスが到来するでしょう。

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