K事例Ⅳ

【開始15分で満点】電卓10回で当たる経営分析 / 計算ミス防止で一発退場D回避

泣く子も黙るクソ難しさのNPVに対し、猫でも黙って満点を取る第1問経営分析。その電卓を叩く回数を最小限にして計算ミスを減らすのが、正しい【電卓王】です。

Q
少し気の利く方が「Ⅳ」過去問を見れば、①第1問経営分析を満点にし、②第4問ポエムを書いて、③CVP・NPVの部分点で確実猫60点になるのは一目でわかる。そこにいい年こいて数年かけて59点以下のおベテは本気でウンコ。
A

ではどうせ聞く耳持たないウンコを本気でからかうために、第1問は計算ミスさえなければ満点の仕組みを紹介します。

①複数解OKの経営分析は全員満点

経営分析は、企業の財務状態を理解するための基礎的なスキルであり、診断士試験で問われる最重要論点の1つです。これはすべての受験者が必ず身につけておくべき基本的な知識であり、試験においても複数指標の正解を認め、満点が与えられる認識からスタートします。

②計算ミスのみ減点対象

経営分析の問題は基本的な知識を問うものであり、全員が正解できることが前提です。したがって、計算ミスをした場合にのみ減点することが、最も公平で公正な採点になります。これにより、基礎知識の確認と正確な計算能力がバランスよく評価されます。

③満点期待が促す「正しい学習」

受験者が経営分析で確実に満点が取れると理解することで、正しい学習方法に集中できるようになります。無駄な学習や細かなトリックに惑わされることなく、基本を確実に押さえることで、他の重要な分野への学習時間の効率的な配分が可能になり、全体的な試験対策が向上します。

【開始15分で満点】電卓10回で当たる経営分析 / 計算ミス防止で一発退場D回避

では万年おベテの電卓計算ウンコにならない最大のコツ。それは電卓を叩く回数を極限に減らす、計算ミスの削減な。

経営分析:TACが選んだ13指標

TACが示す経営分析で覚える指標は以下の13個。収益性からどれか1つ、効率性はタナカユウコ、安全性は自己資本比率をデフォにし、「生産性」「成長性」が出たら当日その場のアドリブ対応です。

第1問経営分析で、電卓を叩く回数は最小で10回

計算お馬鹿な万年ベテがⅣ59点以下になるのは、どこかでヘタクソ計算ミスを起こすから。そうでなく電卓叩く回数を以下10個に絞れば、計算ミスのリスクはほぼゼロです。

Step-1収益性:前期(同業他社)比を4回計算

Q
目先や手先のD社ノウハウでなく、年9,000人の受験生が選んで決めた、公正で妥当な収益性の計算手順。それが指標を一々計算せず、前期比を使って1つに決めて最後に計算だ。
A

はい。そもそも売上高総利益率/営業利益率/経常利益率どれを使っても原則満点を与える前提では、この指標選びに手間取る間抜けはベテ確定です。

①各段階利益率の前期比を計算(前期=100)

まず、売上高や利益の各項目(売上総利益、営業利益、経常利益)の前年同期比を計算します。この時、前年の値を「100」として計算することで、全ての数値をパーセンテージ(%)として扱いやすくします。これにより、各項目の伸び率や減少率が一目でわかるため、電卓を叩く回数を減らしながら状況を把握できます。

②収益性指標3つは原則どれも正解

次に、与件文の記述を参考にしながら、売上高総利益率、営業利益率、経常利益率のどれか1つを選びます。与件には、その企業の収益性に特に関わる部分が記載されていることが多いため、その内容に基づいて一番重要な指標を1つ選びます。この段階で、不要な計算を避け、選んだ指標に集中することで、無駄な計算を減らすことができます。

③最後に売上高○○利益率を1回だけ計算

最後に、選んだ売上高○○利益率(売上総利益率、営業利益率、経常利益率のいずれか)を電卓で1回計算します。この計算結果を基に、具体的な60字記述を行う際に参考とします。ポエム的な表現として、「収益性が改善した」や「利益率の向上が確認された」といった簡潔な言い回しで、計算結果を文章に反映させることができます。

Step-2効率性:タナカ・ユウコを4回計算

Q
TACが4つ挙げた効率性指標のうち、「総資本回転率」「売上債権回転率」は現在実務でほぼ使われない。与件根拠を参考に「棚卸資産回転率」「有形固定資産回転率」のどちらかになるはず?
A

D社の在庫に問題があればタナカ、固定資産投資に問題があればユウコになる。ここはショートカットせず2指標×(前期・当期)を実際に4回計算し、特に解答に使う当期だけ必ず検算します。

①在庫の問題を指摘→棚卸資産回転率

「棚卸資産回転率」は、企業が在庫をどれだけ効率的に管理し、回転させているかを評価するための重要な指標です。製造業や流通業では、在庫管理が利益率やキャッシュフローに大きな影響を与えるため、この指標を用いて在庫の過剰や滞留などの問題を見極めることが求められます。試験でも、この効率性指標が企業の健全性を測る上で重要とされています。

②固定資産投資の問題を指摘→有形固定資産回転率

「有形固定資産回転率」は、企業が設備投資をどれだけ効果的に運用し、資産を稼働させているかを評価します。特に製造業などの資本集約型の業界では、固定資産の活用効率が収益性に直結するため、この指標で設備投資の妥当性や効率性を確認することが試験で重視されます。

③下請法施行により、売上債権回転率の問題はほぼ解消

「売上債権回転率」に関連する問題は、下請法による取引条件の改善が進んでいるため、以前よりも問題が顕著ではなくなっています。そのため、試験での問われ方が少なくなっているのです。また、「総資本回転率」は企業全体の資本効率を示す指標ですが、細かな問題の指摘には適さず、ピントが甘くなることから、試験ではより具体的な指標である「棚卸資産回転率」や「有形固定資産回転率」が重視されるようになっています。

Step-3安全性:自己資本比率を2期計算し、問題なければ他の指標

Q
経営分析3兄弟のうち一番地味ながら、企業価値評価のうえで最重要になる安全性指標。つまり診断士には何よりも、貸借対照表BSの理解が大事。
A

安全性指標の選択では自己資本比率を2回(前期・当期)計算し、最初にここの指摘を考える。どうみても自己資本比率に問題がない時のみ、他の指標を検討します。

①BSでは自己資本比率が最重要

自己資本比率は、企業の財務構造や安定性を評価する上で最も基本的で重要な指標です。企業がどれだけ自己資本で資産をまかなっているかを示し、財務の健全性を直接的に表すため、BSを理解するための中心的な指標となります。

②計算が簡単で、試験上のミス・リスクが少ない

自己資本比率は「自己資本 ÷ 総資本 × 100」で簡単に計算できるため、試験で計算ミスのリスクが少なく、正解を確実に出しやすい問題です。複雑な計算が不要なため、確実に満点を狙える指標として試験でよく問われます。

③流動・当座・固定比率は実務で使うものとして学ぶ

「流動比率」「当座比率」「固定比率」なども重要な安全性指標ですが、これらは実務での細かな財務分析において実際に使われることが多い指標です。試験ではこれらの指標よりも簡単に評価できる「自己資本比率」を重視し、まず基本となる正解を出すことが求められますが、実務ではこれらも含めて習得していくことが必要です。

今日のまとめ

Q
ここのサイト調べによると、Ⅳ第1問経営分析は最低で10回電卓叩くと答を出せる。電卓叩く回数が少ないほど計算ミスが減るから、どこかの計算馬鹿に騙されて電卓乱打する所を救っていただき、本当にありがとうございます。
A

そして第1問経営分析は計算ミスさえなければどの指標、どんなポエムを書いても満点。そこで「経営分析は15分使えば満点」とするのが、当サイトの調査結果です。

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