筆記・口述の出題傾向を見れば、この試験の要求が【難しいことでもわかりやすく説明】する一択とわかる。そこで超絶!イケカコ!と何でも小難しくするベテふぞ類と、真逆の道を用意しました。
理由も何も、ここ2年のⅣ作問の簿記シフトを否定する、あるいは気づかないのは超絶ベテを多数信者に抱える同業D社位です。あの間抜けが分からない程度に分かりやすく、図解しました。
診断士事例Ⅰ~Ⅲにおける問題解決では、具体的な状況から抽象的な原則へ、そして再び具体的な具体例への論理的思考が欠かせません。そしてこの特性上、過去問の答えを単に暗記するだけでは、スコアが下がっていきます。事例Ⅰ~Ⅲでは一見同じような出題でも、過去問に出たキーワードを並べるのではなく抽象化する対応が求められるため、いわゆるベテ専スクールで横行しているお勉強は避ける方が無難です。
簿記2級の学習では、具体的な解き方を先に覚え、その後で理論を補完していくことで、その学習効果を最大限に引き出すことができます。このアプローチは「手を動かして体で覚える」とされ、具体的な問題において手を動かして解き方を覚え、その後に理論的な裏付けを足すことで、なぜその解き方が望ましいかを自分の言葉で説明できるようになります。これはしかし、超絶系ベテ専スクールのような理論偏重になると、口先ばかりで手がさっぱり動かず、試験におけるローパフォーマーとされるベテを大量に生み出すことになります。
そこで診断士受験2年目以降では、簿記2級の取得により学習習慣を維持しつつ、どこまで理論に踏み込めるかの順で挑みます。その上で事例Ⅰ~Ⅲ対策に戻ると論理的で合理的な答案を構築しやすくなるのは、簿記2級に限れば、具体的な解き方を覚えてから理論的な理解を深める手順が有効であるためです。学習のステップを具体的な事例からスタートし、抽象的な理論に至るまで一貫してこなすことで、総合的なスキルを発展させることができるのです。
事例Ⅰ~Ⅲ⇔Ⅳの望ましい学習手順は逆だから、両者を組み合わせることで不合格リスクがダダ下がる。具体的にはⅣ安定60点の会計男子なら、事例Ⅰ~Ⅲは国語のテストな。
【100h★チャレンジ】簿記を問わない試験で簿記2級? / 2年目の学習習慣維持に
診断士受験2年目以降は、ムキになって答を覚えるベテほどスコアが下がる。そこで学習習慣維持が狙いの【100h★チャレンジ】は3~5月実施とし、一足早く先行受付開始です。
そして同業D社所属のベテふぞが一生知らない簿記2の利点。それはどこを当てて、どこを後回しにするかの攻略セオリーが確立していることです。
今日のまとめ
診断士受験のグループ学習はなぜうまく行かない?
その理由は「事例Ⅰ~Ⅲの答は一つではない」ため。そこにマイノウハウを振りかざすお受験ベテを混ぜると、つかみ合いして罵りあうので、ちっとも成果が上がりません。
おぉ、よくぞそこに気が付いた。この試験では【互いに教えあうチーム学習】が有効であり、そこで【常に正解が一つに決まる】簿記スタートが好適なのです。