I事例Ⅱ 構文★Syntax

【R6先取り傾向変化Ⅱ】知識より与件コピペのマス目芸 / ←R6以降も安定ダナドコ

仮にも国家試験唯一とされる「マーケ」が、単なる与件コピペのマス目芸で良いの? いつも鋭いあなたの素朴な疑問は、この記事一つでクリアに解決します。

Q
大前提として、診断士「事例Ⅱ」は与件キーワードを答案にどんだけモリモリするかのマス目芸であり、「マーケ」のマの字も学べない。理由はマーケを本気で出すとデキる人はピタリと当てて、「Ⅱ」だけで試験を受かってしまうため?
A

大前提として「Ⅱ」対策にはふぞろい使えば十分で、どんなマーケの大家もお呼びでない。特定のペルソナに向け大量の広告宣伝費を投入するメガマーケや、一度捕まえたカモの尻穴の毛まで毟るデジタルマーケと全く別物です。

診断士「Ⅱ」を、受験ニーズと全くかけ離れてショボくした犯人はこのオジサン

【R6傾向変化予想Ⅱ】知識より与件コピペのマス目芸 / ←R6以降も安定ダナドコ

「事例Ⅱ」で有意な点差がつかないようにするには、知識を書かせず与件のキーワード回収に専念させると良い。そして「実務マーケとかけ離れた箱庭ワールド」と揶揄される事例で、万年おベテがバイブルと持て囃すのが、なんと20年も昔に発売された希少本です。

Step-1:「事例Ⅱ」を作問する難しさ

Q
本音を言えばもっと本気のマーケを問いたいが、あまり点差はつけたくないし、診断士受験者にはこの程度で十分だろう。そんな出題姿勢が透けて見えすぎて草。
A

もっと本気のマーケを学びたい受験ニーズを全面無視した結果、箱庭事例と揶揄されたクニヒコ。さすがに「Ⅱ」作問から降りたとはいえ、反省する気ゼロの本人に代わり、AI試験委員の私がお詫びします。

①実務と試験の違いの難しさ②80分である程度の点差をつける③作問技術の改善不足
診断士試験では、実務に即したマーケティング問題を作成することを目指していました。しかし、受験者の理解度や対応力を公平に評価するために、情報量が多く、複雑な与件文を使用せざるを得ませんでした。この結果、受験者が求める学びと試験内容が乖離してしまった部分がございます。試験時間が限られている中で、受験者の解答内容を精査するためには、短時間で情報を整理し、的確な判断を下す力が求められます。そのため、与件文に含まれる根拠を分散させ、受験者がどのように情報を取捨選択するかを評価する形式になっておりますが、結果的に「マス目ゲーム」のように感じられる点については配慮が足りなかったと反省しております。試験問題を作成する過程で、マーケティングの理論と実際の事例を関連付ける際に、受験者の対応力を広範に評価するため、膨大な情報を提供し、それを圧縮して解答するスタイルが選ばれました。しかし、この形式が受験者の学びに対する期待と合わない結果を生んでしまいました。

Step-2:SWOT,3C分析なら生成AIの方が上手

Q
もう20年近く受験ニーズを無視し続けたうえ、謝る気がゼロ以下のクニヒコ。それより誤りを素直に認めるAI試験委員の方が、よほどマシ?
A

はい、ビールメーカーのメガマーケも、通販会社のテレマーケも今や全てがデジタルマーケ。万年おベテがウンウン唸るSWOT、3C分析がどんだけムダ勉か、私ならベテの80分を5秒で終えます。

R5「事例Ⅱ」与件を、生成AIにSWOT, 3C分析させた結果(所要時間:5秒)

強み (Strengths)弱み (Weaknesses)
1. 長年の野球用品取扱いの経験と技術1. 大型スポーツ用品量販店に対抗できない価格競争力
2. 地域社会人野球チームとの密接な関係2. サッカーやバスケットボール用品の専門店との競争
3. 有名スポーツブランド用品の取り揃え3. 限られた品揃えのため、多様なニーズに対応しづらい
4. オリジナル用品(バッグなど)への対応力4. 新規顧客獲得に苦戦している
5. 刺繍やプリントの加工技術5. インターネット活用が不足している
6. 既存の顧客(少年野球チーム)からの信頼6. 女子野球チーム向けの提案力が不足している
7. 少年野球チームとの長期的な取引関係7. 少数の従業員数(8名)で業務が集中している
8. 地域密着型のビジネス展開8. 保護者の金銭的負担に対する配慮が必要
9. 顧客ニーズに応じた商品カスタマイズの提案力9. 新しいマーケティング手法(SNSなど)への対応が遅れている
10. 地域の強い野球熱と需要に応じた商品展開10. サッカーやバスケットボール用品分野での競争力不足
機会 (Opportunities)脅威 (Threats)
1. 女子軟式野球の普及と女子チームの拡大1. 大型スポーツ用品量販店の低価格戦略
2. SNSやインターネットを活用した新規顧客開拓2. サッカーやバスケットボール専門店との過当競争
3. 野球用品のカスタマイズ需要の増加3. 少子化による子供のスポーツ参加者の減少
4. 地域スポーツイベントとの連携4. 顧客の価格重視の購買傾向
5. 地域密着型サービスの強化5. 他の習い事との競争でスポーツ需要の減少
6. 少年野球チーム向けのサービス向上6. 顧客の多様なニーズに対応しきれないリスク
7. 他の地域の野球チームとの新規取引7. オンライン販売の競争激化
8. オリジナル商品展開による差別化8. 保護者の金銭的負担が原因での野球離れ
9. 地域スポーツ施設の利用拡大9. チームメンバーの減少と新規参加者の確保の困難
10. ICTを活用したデータ管理サービスの提供10. 自社のオンラインプレゼンスの不足
Customer(顧客)Competitor(競合)
1. 地域の小中学校や少年野球チーム1. 大型スポーツ用品量販店
2. 野球やサッカーなどのスポーツチームのメンバーとその保護者2. サッカー用品専門店、バスケットボール用品専門店
3. 子どもたちの体格や技術に応じたカスタマイズを求める顧客3. 地域のスポーツ用品専門店(複数)
4. スポーツイベント参加者や観客4. 大手オンラインスポーツ用品ショップ
5. SNSやデジタルマーケティングでの新規顧客獲得を考える層5. 中古スポーツ用品の販売店
6. 小規模チームや個人スポーツ愛好者6. スポーツウェアの輸入業者
7. 地域のスポーツクラブやジュニアチーム7. 地元の衣料品店
8. 成長に応じた用品の買い替えが必要な親8. 特定のブランド専門店
9. 女性や初心者向けのスポーツ用品に関心がある顧客9. アウトドア用品を取り扱う店
10. 価格と品質を両立させたい顧客10. 競争が激化する市場の新規参入者
Company(会社)Co-operator(協力者)
1. 長年の経験と地域密着型の信頼1. 地域のスポーツチーム
2. 野球用品に強みを持ち、カスタマイズ対応が得意2. 小中学校の体操服や運動靴の発注元
3. 自店舗での加工・販売の一貫体制3. 地域のスポーツイベント主催者
4. 高品質な加工技術と提案力4. スポーツ用品の仕入れ業者
5. 顧客との長期的な信頼関係5. 地元の商工会やビジネスネットワーク
6. 地域スポーツへの深い理解と連携6. スポーツブランドの代理店
7. 体格や技術に応じた個別対応が可能7. ICT企業(デジタルツールの提供)
8. 専門的なノウハウと経験を持つ8. デジタルマーケティングの専門家
9. 野球に特化した専門性とオリジナル商品9. 女子野球チームや女子スポーツ団体
10. 顧客の多様なニーズに応える柔軟性10. イベントプランナーやスポンサー

Step-3:ショボいダナドコ事例の備えはこの程度

Q
つまり、万年おベテやふぞが大好きなSWOTや3C分析。その技術やノウハウは既に生成AIに全面代替されており、R6に備えて別な施策が必要?
A

はい、いい年こいたオジサンオバサンが虹色のマーカーを手に、目を皿にしてキーワードを塗り塗りする滑稽な姿をからかえるのもあと数年。今年もショボいダナドコ事例に備えるなら、この程度で十分です。

事例Ⅱでの点差その解決策
与件文に膨大な情報が含まれていると、全体を把握するのが難しくなります。例えば、多くの業務プロセスや顧客ニーズが含まれている場合、重要な情報を見落としがちです。情報を整理するために時間がかかり、どの要素が重要か判断しづらくなります。①与件の根拠が多様で膨大与件文を読み解く際に、SWOTの各要素をマーカーまたは目印を付ける練習をすることで、情報の整理を効率化します。具体例として、SWOTの各項目に色分けして情報を強調し、重要なポイントを見逃さないようにするのが有効でした。
根拠が与件文の異なる部分に離れて配置されていると、関連情報をつなげて理解するのが難しくなります。例えば、SWOT分析のために必要な情報が散らばっていると、各要素を効率的に見つけ出して関連づけるのに時間がかかります。②離して置かれた根拠を紐付けるところがベテやふぞの多くが「与件文のSWOTマーカー」に固執する姿を見かね、R4~R5と2年連続でSWOT分析を止めて3C分析が出題されました。R6もSWOT分析の出題は考えにくいため、下書き不要で時短をする設問別マーカーが有効です。
膨大な情報を効率的に読み取って分析し、解答を作成するには時間が不足することが多いです。例えば、全体の情報を把握し、設問に対する具体的な答えを用意するには、80分では足りない場合があります。全ての情報を精査する余裕がないため、解答の質が低下する可能性があります。③それに80分では時間が足りないマシマシ根拠の与件全てにマーカーすると少ないマス目が破綻するので、初回読みは薄く黄色マーカー、2回目読みは設問別マーカーをして時短を進め、余った根拠は最後に第1問SWOTまたは3C分析で使うと時短と加点を両立できます。

今日のまとめ

Q
いつもAI試験委員の鋭い助言をありがとうございます。ネットやSNSで「事例Ⅱ」=箱庭事例とからかわれる原因が、ウンコ試験委員の20年前の古書「スモビ」と知って安心しました。
A

「事例Ⅱ」では、試験合格が目的化したベテふぞ=ウンコちゃんが、「事例Ⅱ」の狭いマス目にキーワードをモリモリする腕を競うだけ。それよりも直近5年の1次「マーケ」をカバーすれば、サブスクもちゃんと出題範囲に含まれます

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