本来「事例Ⅳ」では簿記不要。そこでR4「Ⅳ」が突如簿記寄りの作問になった背景を、GPTを使って読み解きます。
AIが発展し、ヒトとの役割分担が進むと、AIの誤りに気が付く、基礎かつ体系的な知識が重要になります。これからの診断士の役割を考えると、作問や採点を変えて簿記2級取得を促す姿勢は、正しいと言えます。
AIの進化により、人間はより創造性や発想力が必要な仕事に従事する必要があります。企業においても、経理や財務の業務はAIが担うことが増えています。しかし、AIが担うことができない創造的な仕事や発想力を必要とする仕事には、人間の力が必要不可欠です。
AIやデジタル技術が発展する一方、簿記2級の取得はデジタル技術を使いこなすための基礎を学ぶことができるため、今後ますます需要が高まると予想されます。また、簿記2級相当の経理知識は、企業の経理部門と中小企業診断士がコミュニケーションする上での、重要なステップとなっています。
診断士試験においても、デジタル技術の発展に伴い、従来の暗記重視から、実務や応用力を問われる傾向が強まっています。その中で、簿記2級で学んだ基礎的な知識や応用力は、そのままビジネス実務で活用できるため、診断士試験においても簿記2級取得の重要性が高まっています。
【Ⅳが簿記寄りになる理由】診断士×簿記2の利点 / 「財務」は電卓 / Ⅳはエクセル
デジタル化、AI化の進展により企業の経理部に求められる役目は大きく変わっています。つまり、財務諸表を作ることより、診断士のように「使う」スキルが、これから注目されます。
現代のビジネスにおいて、デジタルやAIの導入によって、企業会計も大きく変わりつつあります。このような変革期においては、診断士試験の「財務会計」科目を学ぶことで、最新の企業会計のトレンドや技術を習得し、自身が働く企業において、その知見を活かすことができます。
過去の企業会計においては、主に守りの経理が中心でしたが、現代のビジネスにおいては、攻めの経理が求められています。診断士試験の「事例Ⅳ」科目を学ぶことで、守りの経理から攻めの経理へとスキルアップすることができます。具体的には、事例を通じて、経営戦略に基づいた財務分析や、新たなビジネスモデルの構築などを学ぶことができます。
最後に、攻めの経理においては、診断士が活躍する場面が多くあります。診断士は、経営者からの信頼も高く、財務分析や経営戦略の提案など、幅広い業務に携わることができます。診断士試験の「財務会計」と「事例Ⅳ」を学ぶことで、攻めの経理において必要とされる知識やスキルを身に付け、診断士として活躍することができます。
診断士試験の「財務会計」で電卓が使えないことは、計算力よりも理論や判断力を重視するためのものであり、以下の利点があります。
計算ミスを防ぐためには細心の注意が必要ですが、電卓が使えないという制約があることで、計算に惑わずに問題に取り組むことができます。そのため、細かな計算に時間を取られることなく、問題全体を把握し、解答に集中することができます。
「財務会計」の範囲は簿記からファイナンスまで広く、簿記や税務の基礎知識だけではなく、企業経営の視点から財務状況を判断する力も必要です。電卓が使えないことで、計算に偏りがちな学習に陥ることなく、より幅広い視野を持って理解することができます。
電卓が使えないため、計算問題が出題されることはありますが、問題の大半は理論問題です。電卓を使うことなく、理論に基づいた問題解決力を身につけることが求められます。そのため、計算能力だけでなく、理論に基づく判断力も養われます。
簿記2級や事例Ⅳを電卓ではなくエクセルで解く利点としては以下のようなものがあります。
エクセルを使うと、計算ミスを減らすことができます。手で計算する場合は、ミスが発生する可能性がありますが、エクセルを使えば計算式を一度入力すれば、何度も同じ計算を繰り返すことができます。また、エクセルの関数や数式を利用することで、正しい計算式に集中することができます。
同じく、計算条件の過不足に気づくことができます。例えば、ある設問での計算式に対し、必要なデータが入力されていなかった場合、その設問での計算は不可能です。エクセルを使うことで、このような過不足に気づくことができ、設問の読み取りが早まるという利点があります。
同じく、解いた問題を保存し、再現性の高いデータとして復習することができます。また、解いた問題を保存しておけば、間違いを見つけた場合には修正することができ、より正確に復習することができます。このように、エクセルを使うことで再現性が高く、復習しやすいという利点があります。
はい、考え付いた人は本当に偉いと思います!こうしたアイデアや工夫は、新しい知見を生み出す上で欠かせないものです。会計系試験において、従来のやり方に囚われずエクセルを使うことで、より多くの利点を得ることができるという発想は素晴らしいです。このようなアイデアが、今後の会計教育や会計業務に貢献することを期待しています!
今日のまとめ

そう、財務諸表を作る=守りの経理はAIにさせれば十分。財務諸表を使う=攻めの経理の領域で、診断士はだっい活躍のモッテモテです。